東京さくらだグランプリが決定！スペイン産ホラー「ロスト・ボディ」に栄冠

［映画.com ニュース］40年以上の歴史を誇るホラー映画の祭典「シッチェス映画祭」の厳選6タイトルを一挙上映する「シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション2013」の開催を前に、10月25日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷でPRイベントが行われた。「あやまんJAPAN」の元メンバー、ファンタジスタさくらだが出席し、同日閉幕する東京国際映画祭の東京サクラグランプリに便乗し、東京さくらだグランプリを発表。スペイン産ホラー「ロスト・ボディ」が栄冠に輝いた。

シッチェス映画祭は1968年にスタートし、毎年10月にスペイン・バルセロナ近郊のリゾート地シッチェスで開催されている。SFやホラー、サスペンスといったジャンル映画に特化しており、過去には「狼の血族」（84）や「ブルーベルベット」（86）、中田秀夫監督の「リング」（98）も最優秀作品賞を受賞している。

同映画祭の公認イベントでもある「シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション2013」では、さくらだ一押しの「ロスト・ボディ」をはじめ、「道化死てるぜ！」「アフターショック」「人類滅亡計画書」「バーバリアン怪奇映画特殊音響効果製作所」「恐怖ノ黒洋館」の6本をラインナップ。ヒューマントラストシネマ渋谷をメイン館に、大阪・梅田ガーデンシネマ、名古屋・シネマスコーレ、福岡・KBCシネマで開催される。

さくらだは「ふだん、血が出たり、痛そうな映画は苦手」だといい、死体安置所から失踪した死体の謎を描いた「ロスト・ボディ」を「ファンタスティックという言葉がふさわしい脚本に心をつかまれた。本当によくできていて、面白い」と絶賛。この日は本場シッチェスの名物となっている“ゾンビウォーク”も行われ、ゾンビメイクを施した10数人が、渋谷の町を闊歩していた。

「シッチェス映画祭ファンタスティックセレクション2013」は10月26日から、ヒューマントラストシネマ渋谷で開催。