猿の惑星:新世紀(ライジング)のレビュー・感想・評価
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ずっと考えさせられる内容。前作は未鑑賞、昔(子供の頃テレビで見ていた)の話のストーリーは、ほぼ記憶の彼方に行き、断片的な映像の記憶が僅かに残る程度。
鑑賞開始時刻で鑑賞を決めた程度で、特に観たいということは無かった。でも、話が進むと考えさせられる部分が随所に出てきて、このあと人類との全面戦争となるのは悲しい限り。次も観たくなった。
続編はいつ位ですかね
普通に楽しめる内容です。猿がメインの映画ではありますが、人間(の役)が殆ど印象に残らなかったです。3Dで観ましたが、あまりその効果を体感することはなかったのが、やや残念でした。続編はいつ位に公開されるのですかね。
猿達の表情が豊かな事…見事です!
猿の惑星、ヒトの世紀が終わろうとしている…さてそうでしょうか?? 作品としてはとても面白く、猿にも人間にも感情移入出来る脚本になっています。シーザーを始め猿達の演技?表情、感情表現が見事です。あのエンディングからどう次に繋げるのだろう?楽しみに待つしか有りません。。
お前はエイプじゃない!
印象に残ったシーンは、主人公と言って良いのかどうか解りませんが、(猿のリーダーの)主人公のシーザーから、悪い猿のコバが、革命を起こしてリーダーの座を奪おうとします。
最後はシーザーに負けるんですが、命乞いをする時、「エイプ(猿)は仲間を殺さないんじゃなかったのか?」と言います。
すると、シーザーは、「お前は、エイプじゃない!」と答えます。
あまり、ピンと来ない表現だと思ったんですが、よく考えると良いセリフだて思えて来ました。
エイプを人間に置き換えると、意味が良く解ります。
つまり、「お前は、人間じゃない!」です。
これで、悪いエイプを助けなかった気持ちがよく伝わりました。
もう一点印象に残ったのは、人間に詳しいコバが人間を油断させるために、わざと猿らしい演技をして笑わせていたシーンです。
普段、動物園とかで見慣れた本物の猿が、突然、「演技は終わりだ!」とか言って機関銃とかで打ちまくり出したら怖いと思いました。
映画の中では、そこまでのセリフはありませんでしたが、言って欲しかったです。
共存とはなにか。
猿の惑星シリーズでは1番
猿側をフューチャーしてたと思いますね!
シーザー率いる猿側と
猿インフルで免疫を持って生き延びた
人類の差異ある考え方が
戦争に繋がるのか否かがこの映画のメインストーリーです。
映像が特に綺麗で3Dで見れば良かったと後悔してます。
シーザーとシーザーの息子ブルーアイズは共に共存について人間のように悩み苦しみ
そして生き延びようとします。
その姿を見て感動しました。
是非劇場でご覧下さい!
ハズレ続きの中で見ましたけど、悪くないと思う。
序盤で熊が息子を襲わなければ、どれが息子か分からないし、かと言って最初から引っ掻き傷あると何であんな傷あるの?、って見てる人思うし人間なら顔でわかるけど、サルのかとなんてどれも一緒だし。でいろいろ考えてるな〜と思った。
共存の難しさ。
前作「創世記」から10年後の設定。 シーザー(アンディ・サーキス)を中心に一大コミュニティを築き上げているエイプたち。 冒頭はエイプたちの視点からスタートし、人間たちは滅びてしまったのか、と言わせてから、おもむろに人間が登場する。 実験の対象とされていたコバは、人間に対して憎悪しかなく、久しぶりに現れた人間に対してその憎悪を増幅させていく。 それが高じてシーザーと対立することになる。 違う種と共存することがかくも難しいのは、人の営みを見ていればわかることだが、それでも本作の展開は悲しい。 わからないから排除する。 生き物の本能かもしれない。 マット・リーブス監督は演出の腕を相当あげていると感じた。 エイプたちの個体識別が容易だったのも演出のなせるワザである。 骨太なストーリーと豪快な演出があいまって、見応えのある作品になっていた。 3作目があれば期待したい。
信じることの難しさ
他者を信じることの難しさと尊さを改めて考えさせられる映画だった。 「相手100%心の底から信じる」なんてシチュエーションは、相手が考えていることを全て把握することができない以上ありえないのだと思う。 だからこそ、相手に自分の考えや気持ちを伝えようとするスキルと誠意、そして100%と信頼できるとは言えない中で相手のことを信じようと決断する意志と決断力が大切なのだと感じた。 シーザーやマルコムがカッコイイのは言うまでもないが、コバやドレイファスも非常に魅力的なキャラクター。 本作には完全な悪として捉えられる登場人物はいないと思う。みんながみんな、それぞれが信じるもののために行動する。 信じること、わかりあうことの難しさを描いた映画だと思った。
猿を超え過ぎると「ただの毛深い人種」に見えちゃう。
前作がとても良かったのでハードル上げ過ぎたのかもしれないですけれど、ちょっと物足りない印象でした。
猿軍団の知性と社会性、あそこまで進んでしまうと、もう“猿である必要性”を感じません。単に“異人種”と捉えるなら、いわゆる「白人酋長モノ」ということで、ありきたりな映画になってきちゃうわけです。
それでもシーザーの“モテ上司”っぷりに萌える楽しみはあるのですが、そのへんは前作を超えてない感がありますね。
でもいちばん物足りなかったのは、やっぱりコバの行動原理だったのではないでしょうか。とにかく人間に復讐したかったのか、シーザーへの嫉妬や逆恨みが暴走してしまったのか、もしくは自分が汚れ役を引き受けたという解釈ができなくもない場面もあったりします。
「乗馬二丁マシンガンでヒャッハー」とか「戦車奪取ヒーハー」とか「バカ猿のフリしてババン」とかアツいシーンがたくさんあるわりに、見てて燃えなかったのは、観客としてコバに対する姿勢を決めかねちゃったからじゃないかなと思いました。
この好対照がガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシーのアライグマですね。
誰か入ってんの??ww
平日の夕方からだったけどガラガラだった・・。 前作は見てません。 人間に育てられたボス猿シーザー 戦争になったら仲間も人間達も死ぬ 危機が迫っても 自分の感情よりも常に仲間、全体を見通し考えられる 温かいハートを持つこのボスの器量は凄い!! もう一度人間を信じて見ようとしたシーザー だけど 人間にも猿にも ろくでなし・・クズ野郎がいる。 共存を望んだシーザーと主人公の友情に ウルッとしました。 猿たちの目の動きが凄い!! 中に誰か入ってんの??(笑) 本当の猿のように見えるCG映像は圧巻です。 でもこの終わり方はなんとも・・・消化不良w 全体的に良い映画でした。 ただこれを3Dと言うのはいかがなものかと・・ 3Dメガネをずらして見てもほぼ変わらない程の 鼻糞3D映像でした。これなら2Dでも良かった。 3D 吹替 劇場鑑賞
人間の愚かさを思い知らされた
シーザーとコバ。
現代の人間に例えると誰と誰になるのでしょうか?
そんな事を考えさせられました。
人間は嘘をつく
シーザーは人間に愛された経験があり
コバはおそらく実験などで虐待されたと思われ、人間を憎む心があった
言葉を話し、高い知性と知能を持つ、シーザーに果たして人類はどう向かうのか?
この続きは第1作の猿の惑星へと続くのだろうか?
重厚なドラマの娯楽作
よくありきたりという表現が使われている通り、ストーリーはありきたり。 だけど描き方は久々に濃いドラマのある作品を見ました。 娯楽作品でありながら本当にドラマが濃い。 そして、深い。 特に、猿のコバの部分に関しては「人間への憎しみから学んだ猿」というシーザーが言ったセリフは妙に響いてしまった。 やはり、いじめもそうだが、いじめ側がしたことは忘れても、いじめられる側は忘れないというのと同じ。 コバはそれほど人間を憎んでいる。自分たちの生活が脅かそうとも指導者であるシーザーに反対されても復讐心はどうしても消えない。 つまり、復讐という憎しみは知性を持った猿でも人間となんら変わらない生き物になってしまう。 だから、共存の道を開けなくなってしまう。 これは、ある意味、人間の“世界”を表している作品。 戦争になれば憎しみが産まれて、日本と韓国の関係も同じで韓国の方が強いけど憎しみがある。 だから、昔の世界でもあり、今の世界でもある、実に深い作品と言えるのだ。 と、まあ評論家ぶるような文になってしまったけど、見終わってそんなことを考えさせられたほど深い余韻が残った作品でした。 前作ほどの興奮はなく、スッキリする娯楽作品ではないし、複雑な気持ちで見ることになるかもしれない。 旧シリーズの1作目はもっと深いから越えてない。 だけど、今作は猿を通して、エンタメとして伝えた見事な娯楽作品。 劇場での鑑賞をオススメします。
傑作!といいたいけど……
良く練られた脚本とオーソドックスな演出な印象。
家族がいるエイプのシーザーと同じ立場の人間のマルコムは“未来を見る者”で、昔に付けられた痕を身体に残すエイプのコバとタブレット端末のフォトで涙する人間のドレイファスは同じ“過去を引きずる者”として描かれる。前者が共存を望むが後者はそれを阻む。
ようするに、これは“紛争”を描いた作品であるということ。結末が分かっていても、それをどうしても止められない“業”を描いた映画だ。本来なら社会派的なつくりになるのが、本作ではきれいにエンタメとして落とし込んでいる。見事だとしかいいようがない。
だけどなぁ、やっぱり猿インフルエンザで「人類は衰退しました」はない。リアリティをだしたつもりなのかもしれないが、インフルエンザがどうゆうものであるかを理解できていない。そして、人類のみが滅亡寸前になるのは都合がよすぎる。少なくともエイプ達も何らかの犠牲があったという描写がなければいけない。映画での嘘のつきかたが下手すぎる。なにか惜しい。すごく惜しい!
殺さずの誓いを殺すとき。
前作から10年後の世界、猿たちは森林でコミュニティを創設、
シーザーを頭に平和に暮らしている。
人類は例のウィルスで90%が死滅、残った人間達は荒れ果てた
都市部に身を潜めている。という設定。
冒頭しばらく猿たち(だけ)の生活ぶりが流れ、あぁもう人間は
いないんだな。と匂わせるが、そこへ突如、ダムを視察にきた
人間と猿が出くわして、パニックの幕開けとなる。
オリジナルを観た人は今後にどんな展開が待ち受けているか
百も承知だが、この時点で解決策はなかったのだろうか。
元は人間が編み出した新薬による猿への投与が原因でこうなり、
猿は高度な知能と共に人間への信頼と憎悪を同時に抱くことに
なった。彼らはもはや猿ではなく、人間に近い。
人間に近いということは考え方までも人間に相似てくるわけで、
そのことが猿の世界に思わぬ影響を齎す。
今作では、ほぼ互角の対話や圧力による支配が描かれていく。
前作のウィル同様、人間側に親和派マルコムが登場する。
生き残った人間達が生活するための電力、その確保の為のダム
再開工事を担う彼は、それが済めばすぐに撤退すると約束する。
平和を守りたいシーザーは辛くも同意するが、仲間は認めない。
人間側にも猿側にも相手を憎む同派がいて一致団結とはならず、
あちこちで諍いが起こるが、街へ降りて人間を視察した猿の
掛け声で事態は急変を迎え、ついに裏切りと戦いが幕を開ける。
同派に必ずいるといっても過言ではない異分子。どっかの政治
派閥でも同じようなことがよく起きるが、これが人間ならではの
性質というか、行動だといっているようなもの。それを纏める
リーダーの何と大変なことか。何とか諫めて穏便に済ませようと
しても反旗を翻した暴者は留まることをしない。殺さずの誓いを
守る猿と、平気で人間を殺す人間。その違いを描いてきた本作が
遂に猿側にそれを破らせる。この衝撃と選択をどう見るべきか。
いよいよ全面戦争と化す今後を憂いマルコムとシーザーは別れる。
まるで人間ドラマを観ているかのような131分、どうして!?と
叫ぼうとも、やはり世界は変わらないことの悲痛は止まらない。
(A・サーキス絶好調!ずっとシーザーのままでいて欲しいくらい)
Not bad
I've watched first one, and at the time I didn't like that. So, of course this time, I wasn't going to see this movie. However, my boyfriend wanted to see, so I watched. Of course, I didn't into this movie. But this gave me a lot to think, what's the correct way to relate with others? I don't really know. This movie has a great question to us( human
リアル追求の陰で…
観終わった後パンフで、猿は俳優とCGの合成だと知りました。 特殊メイクだと思ってました… CGの進歩で、人間の手による特殊メイクは過去のものとなってしまうのでしょうか? 精巧なものを作り上げる人間の器用な手先には、まだまだ可能性があるはずです。 コンピューターに取って代わられたら… 人間は退化の道を辿るのみ? 内容に関しては… 前作があると知らなかったので、冒頭は映画に入り込めず居眠り。 でも目が覚めてからは食い入るように観ました。 面白かった! 単純なストーリーだけど、ラストは涙がポロリ。 経済や宗教が複雑に絡み合うこの時世、シーザーならどんな才腕を発揮するでしょう?
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