遭難者

劇場公開日:

遭難者

解説

フランスで注目を集める新人監督ギョーム・ブラックのデビュー作となる短編ドラマ。フランス北部の小さな町で暮らす青年シルバン。ある日、自転車がパンクして困っている青年を見かけた彼は、その青年リュックを助けようとするが……。シルバンを演じるのは、フィリップ・ガレル監督作「灼熱の肌」など俳優のほか、映画監督や舞台演出家としても活躍するバンサン・マケーニュ。2013年6月、フランス映画祭2013にて、ブラック監督による中編「女っ気なし」(2011)と2本立て上映。同年11月、「女っ気なし」の併映作品として劇場公開。

2009年製作/25分/フランス
原題または英題:Le naufrage
配給:エタンチェ
劇場公開日:2013年11月2日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.055点ぐらい。『女っ気なし』のプロローグ的短編

2024年9月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

『女っ気なし』のプロローグ的な短編だと冒頭でテロップが入ります。

同時上映で『女っ気なし』の前に観たんだけど、この作品だけだとビミョー(笑)

『女っ気なし』観たあと思いだすと心に染みます。

55点ぐらいかな?

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RAIN DOG

5.0繊細さ、突然の涙

2024年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

2009年。ギョーム・ブラック監督。パリから自転車で郊外に来た男は度重なるパンクで帰れらなくなってしまう。たまたま出会った親切な男の世話になるが、ほどよい距離をつかめずにぎこちないまま、しかし結局は男に頼ってしまう。最後にちょっとしたことからいざこざになって、、、という話。
20分そこそこの短編で、驚きの繊細さに到達している。男二人の背景などほとんどわからないのに、ちょっとした出会いと会話だけで、他者との分かり合えなさとこの世界のままにならなさが迫ってくる。そういうものなのよといわんばかりの堂々とした女性の横顔(斜め後ろから)を見ていると、男は突然涙を流す。それが極めて自然に受け止められる不思議。

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