ウルフ・オブ・ウォールストリートのレビュー・感想・評価
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ぶっ飛んだ演技とぶっ飛んだストーリー
ウォール街のぶっ飛んだ感じを、ぶっ飛んだ演技とぶっ飛んだストーリーで描いています。
レオがアカデミー賞を取れなかったのが不思議と思う演技力を見せてくれます。レオの演技は切れる、追いつめられる、情緒不安定なのが抜群に上手くてハマっていると思う。
レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッ...
レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が5度目のタッグを組み、実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートのセンセーショナルな半生を描いた。
【金と欲への度を越えた執着心を持つ滑稽な男の姿を辛辣に描く。マーゴット・ロビーの美しさと尺の長さに腰を抜かした作品】
ー 初見以来、早や6年。印象的な場面は今でも記憶している。ー
・ディカプリオ演じるジョーダン・ベルフォード(この作品はこの稀代の詐欺師の実話である。)とジョナ・ヒル演じるドニーがペニー株の売買で巨額の利益を稼ぎ出し、ドヤ顔で演説するシーン。(私は密かにディカプリオを”ドヤ顔大王”と呼んでいる)
・カリスマブローカーを演じたマシュー・マコノヒーが、駆け出しのベルフォードに対して、不思議な口笛(金が消えていく様を表現)とともに株売買について、アドバイスするシーン。
・糟糠の妻とさっさと別れ、美貌の2番目の妻ナオミ(マーゴット・ロビー この作品を足がかりにスターダムを駆けあがっているのは周知の事実。)に翻弄される姿(ノーパンのナオミに近づこうとして、赤いハイヒールで遮られる姿、それを監視カメラで覗き見する男達・・。)
・警察の手が身辺に近づくのを察知し、しかし「レモン」をキメていたため体が麻痺し芋虫のように車道を這って逃げようとするベルフォードの凄い形相(このシーンを観た時には、ディカプリオは念願のアカデミー獲ったかな、と思ったなあ)
<179分という長尺と、金融用語が頻繁に出てきて ”?”となる部分もあったが、それでも強いインパクトを受けた作品。
ブルー・チップ株、パンプ・アンド・ダンプ、ピンクシートといった金融用語が頭に入っていると、より分かり易いと思います>
<2014年2月1日 劇場にて鑑賞>
俺様レオ様
ディカプリオが金持ち役なので、これの直近作品、
「華麗なるギャツビー」と被る感じかと思っていたら、
同じ金持ちでも全然違う、まあ時代も違うけど、
「ギャツビー」は暗かったけど、これはトコトン破天荒。
「ジャンゴ」のディカプリオもかなり好きだったけど、
それ以上の演技のスゴイレオ様でした。
常にハイテンションで引っ張るディカプリオに、
段々と仲間が増えチームになっていくところが、
3時間と長い映画ながら飽きさせない作りだと思います。
でも崩壊しちゃうけどね。
それと全体的にR18指定な内容。かなり下品。
いきなり「1日2回はマス掻くぜ!」byマコノヒー。
会社に娼婦呼んで乱行パーティー。
基本的に毎日ヤクは欠かさない。
(アナルから吸い込むのとかかなりのマニアック)
この非日常性も、次は何だろうと期待させてくれる。
とにかくディカプリオにかなり笑わせてもらいました。
ゴルフ場から車で家に帰るところはサイコーです。
娯楽性だけではなく、ウォール街の残酷さも、
基本的な営業のノウハウとかも、為になる部分もかなり多いです。
いろんな意味で、元気になれる映画でした。
「オレにこのペンを売ってみろ」
違うモノで訊かれたいです。
マーゴットだけは美しい
再鑑賞。こんな狂気に満ち溢れたイカれたディカプリオ作品はないでしょう。普通なら神経すり減る仕事なのに、これくらいぶっ飛んだ人たちだと精神病まないですね。だけど仕事もう面倒だからや〜めたとか廃人にはならず高級スーツ着てガッツリ仕事する所が凄いです。ラストの講演会の司会の方ベルフォート氏ご本人なんですね。確かに胡散臭い話し方ですね。
栄枯盛衰
FXについて調べていた時に見つけたFX投資家なら見るべき作品の1番最初にあったので、観てみた。
投資というより、成金の話で酒に女に薬と欲望に正直すぎてたくさん笑った。
レオナルド・ディカプリオのぶっ飛んだ演技が面白い。
品はないが、モチベーションはあがるいい映画
投資を題材にしたもっとお堅い内容の映画かと思っていたが、かなり軽いノリで下ネタ満載の作品だった。家族、恋人との鑑賞はまず薦められない。
しかし、金を稼ぐことに対する熱が画面から迸っていて、見てるこちらまで士気が高まってくる主人公のカリスマ性は圧倒される。
仕事で行き詰まっているときや、モチベーションが下がっているときには、特にオススメの作品だ。
資本主義をパロディにしたコメディ映画
とても笑える面白い映画だった。
現代社会をある意味風刺した映画ですね。
ディカプリオは本当に素晴らしい。
ぞっとするようなキャラクター達だけど、とても滑稽で面白かった。
ジョーダンベルフォートの回想録「ウォール街狂乱日記―「狼」と呼ばれ...
ジョーダンベルフォートの回想録「ウォール街狂乱日記―「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生」をベースとした伝記映画なのだが、コメディ映画としてみて名作である。R18でゲッスゲスのシーンが多く、ゲス耐性がないとちょっと嫌かもしれない。ギリギリだいじょうぶなラインとは思うけど。
フェラーリの中でフェラーリから始まって、シコれ上司に出会い、ブラックマンデーを経験し、部下にしてくれという男からドラッグにハマり、ペニー株の会社からはじめて、のし上がり、ウォール街で大金を稼ぎ、その後証券詐欺で逮捕される。
セミナー開いてこのペンを僕に売ってみろとかいうとこでエンド。実話と思えないほどハチャメチャだったし、
原作があるとは思えないほど、いろんな笑わせ方をさせようとしてくる。
時化の海に船を出す場面は完全ギャグだった。投資会社起こすときブローカー雇う場面の、それとマリファナ3連発とか。可笑しかった。大好きな叔母さんが「ドーナッツの粉ついてるわよ」と言うシーンも好き。
ディカプリオがカメラに向かって投資用語の説明をいきなりはじめる場面はあるが、おふざけで内容はなく、Sex, Drugs, Alcoholが殆ど、会社がどんどんデカくなっていくのが見えるだけ。駆け抜けた感じ。
ブローカーとしてのはじまりはお客さんの事も考えていて、とても真面目なものだった。最初は優しくて善い人だったのに。顧客を食い物にするような最初のシコれ上司との出会いと、ヤク中の部下と出会いが悪かったかな。
人間の下品さ展覧会
レオナルドディカプリオがすごく若く見えた。株屋は何も生み出さないうえ、昼間からラリッて女を連れ込んだり、もうどうしようもない奴らなんだけど、間違いなく世界を動かす歯車の一つではある。しかも、どちらかというとビジネスの中心部に近い。大きな金を動かしているから。でも、倫理観や道徳心からすれば、彼らのやっていることは悪人の所業である。屑同然の株を売るのは、詐欺まがいの行為で、多くの人を財政的に破たんさせたことだろう。でも、彼らにはビジネスマンとしての魅力がある。迷いのない判断力と行動力、仲間への信頼、機転のよさ、巧みな話術、それらどれもが営業職の人ならみんなほしいと思うものだろう。資本主義というものは、本来的に不道徳なものを前提にしているから、どこか不健全で、馬鹿みたいなところがある。
最後に一つ、性的表現が多すぎて免疫がついた。モザイク入りのまずいシーンでも、ヒヤッとしなくなったのは唯一の収穫だった。
マーゴット・ロビーちゃんも出てるしさー
何度も見た。大好きな映画!
主人公は酷いやつなんやろけど憎めない描写になってる。
”仁義なき”の大友勝利を例えに出してるレビューあったが確かに〜(笑
デカプリオが演じた事でだいぶ憎めない人に見えるのはあるな
何よりスコセッシ節がまだまだ健在なのが嬉しい!
アメリカの闇
ディカプリオは全くワルが似合う。
たとえば、タイタニックのような純愛は似合わない。
先日、キャッチミーイフユーキャンを見たが、今回もワルになりきっていた。
堅実で貧乏な生活より、大金持ちの、ウハウハ人生を願う主人公、
同じような人々が彼の回りに集まる。
ウハウハ、が極まったとき、すでに
破滅が用意されている。
こんな、ドリームと破滅の物語には、
アメリカが似合う。
日本にも似たケースはあるが、
日本人には「ほどほど」がよい、
というバランス感覚があるような気がする。
アメリカ的な、あまりにアメリカ的な映画でした。
ポルノライフ
お金稼いでやりたいことって、ポルノみたいな生活なんですかね。デフォルメされているとはいえ、現実にあんな生活していた人々がいたなんて驚き。壮大なる男同士の絆。しかもその絆、脆いし。
地下鉄で自分の人生がしょぼくれて見えてたFBIの方、あなたは良い仕事しましたよ。
昔、社長面接で「このペンを売ってみろ」って言われたことあったが、その会社調べたら潰れてた。つまらないペンを売りつけて儲けてもつまらない仕事だよ。
叔母さんとのベンチのシーンだけ急に心の声が聞こえたり、カメラ目線で語りかけてきたり、演出はコミカル。いも虫みたいに這ってるディカプリオが面白かった。マシューマコノヒーの謎のチャントがアメリカ人っぽくてリアル。終盤社歌みたいになってるし。
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