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狗(いぬ)は犬と違って卑しい・ネガティブな意味を含んでいるらしい。
ブルドッッグのように「不細工」として蔑まれる美沙と、チワワのような「可愛すぎる」として妬まれるイズミという、正反対の理由で孤独を抱える女子高生の2人。トイレの鏡をぶち割ったり、他人の家のミカンを採ったり煙草を吸ったりと、見かけと異なる非行ぶり、電車が来る踏切で立ち止まったり意味不明の行動。同級生アヤが行方不明だがイズミが殺したと言う怪文書、根拠も不明。キスしたりひょっとして親友でなくレスビアン?ダラダラと二人の交友関係を描くだけかと思ったら、ある日、イズミに連れられ訪れた謎の家でクローゼットに監禁されたアヤが居たり、突然、学校の非常勤数学教師・栗田が現れる、イズミと栗田は同棲していたのか、ますます謎が深まり困惑する美沙。イズミが言うには栗田は学校の女子トイレを盗撮している変質者、ドラマは一変してサスペンス調、数日後栗田の家に来いとイズミのメールで家に行くと血だらけの栗田、アヤを犯そうとしたのでイズミがフォークで刺しらしい。美沙にアヤを殺して一緒に逃げようと言うイズミ、騒ぐアヤに黙れと包丁を刺すイズミ、恐ろしいサイコパス。警察に自首した美沙、襲ってくるイズミを傘で刺したらしく正当防衛で無罪になるが、トイレの鏡の前で、「自分を守る嘘はあんたの武器でしょう、私を守るのは私だけ」と呟く美沙、正当防衛でなくイズミを殺したのか?、
笑ってはいなかったが、タイトルの「かしこい狗」とは美沙のことかしら。渡部亮平が自作脚本を初監督、製作費150万円で撮った自主制作映画、日本映画プロフェッショナル大賞「新人監督賞」を受賞したそうだが、なんと、意味不明なガールズ・サスペンス、観終わてもしばし、何だったのかと困惑。