鑑定士と顔のない依頼人のレビュー・感想・評価
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んま、そりゃそうだわな。ネタバレ回避要。
大いに支持。 意外と律義にサスペンスしてくれた。 トルナトーレ。 長年つまらぬ監督と思っていた、撮るな撮ーれ、が70才の童貞男を撮るとは。 ネタバレ回避要。 んま、そりゃそうだわな。
鑑定士と顔のない依頼人
どんでん返し映画だと知らないで見た方がいいかも。 これ、普通の恋愛映画だと思って見てたら衝撃がすごそう。 愛でさえも偽ることができるという人間の本質を描く。 伏線もっとあるんだろうけど分からなかった。
騙された!
何の前知識もなく見始めて、そもそもミステリーだとも思ってなかったから、ハッピーエンドかと思いきやからの大どんでん返しにびっくり。 ストーリーが恐ろしくうまくできてる。 細かく張り巡らされた伏線がきれいに集約され、最後には心が痛いくらいに切なくなった。
伏線張られまくりの映画。
鑑定士の話なんだなぁとは、まさかの
恋愛物じゃん、初めての恋じゃん、愛じゃん。
何この話、おじさんよかったね!!!ってなっていたのも束の間でした。
彼女のために全てを捧げ、引退を決意したのに
237回、彼女は外へ出て行ってましたね。
手前のカフェの女の人の記憶力がえげつないです。
クレアが家から突然いなくなった日
あのカフェの女の人は、231、231と
ずっと訴えかけてましたね!!
伏線回収後、2ループして映画を見て
これそうなってたのか!!ってすごい伏線だらけでした!!
すべて、仕組まれていたのですね。
あの青年と、ビリーと、クレアが、グルでしたね。
やば過ぎますね、ぜんぶ騙されていたとは。
ここまで仕打ちを受けるヴァージルさん。
可哀想過ぎました。
職も失い、人生をかけて集めた絵も失い、友人と思っていた人も失い、愛も失い、全て失うが、1人が好きだったおじさんが、人を信じたりすることを得る作品でした。
得たのに騙されていたってバッドエンドです。
かなしー。
1人を好み、1人のご飯をしたりするヴァージルさんが、クレアに出会ったことにより、人生がどんどん変わって行く姿がすごかったです。
伏線だらけの映画なため、2回見てわかることが
あるので、2回目も楽しめます。
見てよかった作品です!
オチが酷すぎる
ヴァージルへの仕打ちが酷すぎる。
真作を格安で競り落とすとかそう言ったことはやっていたけど、詐欺とか懲悪されるべきことはしてないし、ムカつく高慢な鑑定士と言うわけでもない。孤児から地道に努力して叩き上げで審美眼を養ったヴァージルは、いくら女性が苦手な童貞老紳士だとしてもむしろ報われるべき人だと思うんですが…
コレクション全部盗まれて、純粋な恋心弄ばれて、チンピラにボコボコにされて(ここも仕込みだったらロバート相当悪いやつ。でも劇的な変化が〜みたいなことを言った矢先の暴行なので仕込みなのかな。恐ろしすぎる。)、廃人になって狂っちゃって、それでもクレアが忘れられずにナイト&デイで彼女を待ち続けるという終わり方…
これも一種のハッピーエンドってレビューも見ましたがマジですか??全然ハッピーじゃないですけど。ビリーが仕返しをしたいと思うのは分からんでもないので黒幕はビリーなのかなあ。ロバートが本当にただの悪役でしかなくて胸糞が悪い。とっちめられろ。
クレアの引きこもり感のなさ、モダモダしながらも早々にくっつくヴァージルとクレア、老人と若い美女の関係に嫌な予感はしてましたが、まーー棺桶に片足突っ込んでるおじいちゃんにここまで酷いことすることなくない…
せめてクレアの愛は本物であって欲しかった。それかロバートはいいやつであって欲しかった…
サラも仕込み?ヴァージルに泣きついたのも台本通り?
オートマタの18世紀の部品のうんたらかんたらも全部仕込み?いくら優秀な技師といっても一流の目利きであるヴァージルを騙せるようなもの作れるものなの?残していったということは本物じゃないんだろうけど…そこら辺はちょっと腑に落ちない。
クレアの使用人はいいやつっぽかったのに、ヴァージルの秘書以外いい奴0ってマジか…
ミステリカテゴリのおすすめで出てきたのでふらっと見た話でここまで胸糞な終わり方をされると思いませんでした。
でも映像と音楽は非常に良かったです。画面がどこも美しい。
オートマタはきもい。
とっても辛い初恋
こんな恋をした事がなくて良かったと、自分の経験不足に安堵する程です。 ラストシーンのカメラがどんどん離れていくのが、誰か誰かそばにいてあげてカメラでもいいから!と、思いました。 ジェフェリー・ラッシュものすごく、いいです。 死んだ目で恋をします。配信で観終わって、すぐ2度目を観た作品はこれだけです。
そういう事だったのか・・・見応えがありました
こだわりの強い壮年鑑定士が、若い女性に惹かれる余り理性を失い、重要な仕事よりその女性との事を優先させてしまう程にのめり込んでいく様がリアルに描かれていました。
クレア(シルビア・フークス)が、徐々に洗練されていく様や、建物・調度品・食器なども美しく、見応えが有りました。
鑑賞後にネットに記載されてあった解説を読んで、自分なりの解釈が足りていない箇所が幾つか有った事に気付かされ、やっと全てが繋がりました。
推理モノでは有りませんが、推理小説を読んだ後のような余韻に浸れる作品でした。
クレアを名乗った女性の心情、どうだったのでしょう。
映画館にて鑑賞
ミステリー要素たっぷり。
ミステリー好きな人は楽しめる作品。自分はミステリー大好きなのでめちゃ楽しめました。 2回目を観れば色んなところに伏線が貼ってあったのがわかるように思う。まぁ、1回目でも途中からちょっと??と思うところはあったんだけど。 しかし、まさかあんな結末とは・・・。 作中で主人公の鑑定士が語る、「贋作者にはどうしてもその人特有のクセ(個性)が出る」という話が印象深い。偽物の中にもリアリティ(真実)がある、という示唆か。。 それが一番最後のシーンの伏線にもなってるのかな?彼の望みはかなわないと思うけど。。あとの人生、彼は想い出だけで生きていくのかな?という感じ。 それはそれで寂しいラスト。 何はともあれ、これは観るべき作品です。
予備知識なく見れてよかった
いやー、見事にやられた。ラストも近づいてきて、なんだよラブロマンスで終わるのか、クレアの秘密ってこの程度かって心の中で毒づいた頃にガツンと衝撃を受けた。ヴァージルと同じくらいクラクラきた。オートマタは、何かの伏線だろうとは思ったけど、こんなに鮮やかに回収されるとは。
老いらくの恋は悲劇であり喜劇であるというけれども、見ていて辛いね。ヴァージルにとってお金よりも大事なコレクションも失い、クレア自身が贋作だったとは。回想シーンで映されるベッドシーンが生々しくて、老いた男と若い女のコントラストが心にズキズキくる。
後味は悪いけれども、エンディング曲を聞きながらいろんなことに思い巡らせた。「いかなる贋作の中にも必ず真実が潜む」ているセリフをビリーは言っていたけれども、真実はヴァージルの恋なんだろうね。切ない。
映像が芸術的で美しい
美術品豪華なお屋敷、品のいい店など、綺麗な映像が始終非日常を楽しませてくれる。偏屈老人と広場恐怖症の美女のラブストーリーかと思いきや、衝撃のどんでん返しが。普段ラブストーリーを見ると眠くなるのだが、魅せ方がうまいのか最後まで飽きずにみられた。2回目に各所に散りばめられた伏線を探して答え合わせをするのも楽しい。2回目は1回目とは違った楽しみのできる2度美味しい映画。
そうくるか!?
最後までハラハラ。
絵画オークションなんて無縁の世界だけど、鑑定士とオークション参加者が手を組んで…ということも考えたらありそうかな。
ビリーやロバート(と彼女も?)どんな関わりを持っていたのかよくわからなかったけど、そうきたかー!と。
ドアを閉めたフリしてからの覗き見にはハラハラドキドキ。でも電話の相手は誰だったのか??
ビリーの最後の意味深なセリフも、1度では理解できなかったけど。汗
手が込んでいて難しい面も。
小人症?の人が何度か出てきたが、どんな鍵を握っているかも最後の方にきてようやく。なので最後まで目が離せなかった。
オートマタってすごく古くて価値のあるもの?にしては最後の方はどうでもよくなっていたような。
また、苦労人がどうやってあんな財を成したのか、もう少し踏み込んで欲しかった。
見落とした?
んー…正直な感想はここまで評価されるほどの作品なのかな?という感じでした。
私が好きな点は、主人公の演技と作中に登場する美術品の数々と言ったところでしょうか。万人に見やすい描き方がされていて良いところもたくさん見受けられます。特に、贋作の中にも真実があるというセリフは痺れますね。
最後の裏切り…どうして裏切られたのかが分からず、困惑しました。また、友人の3人の関係も謎のまま。最後に登場するクレアも謎のまま。
私は本物のクレアの使い方は好きですが結局はただの記憶力いい子で終わってしまうしもったいないなと思いました。
ビリーが黒幕という説が濃厚かなとも思いますが、ビリーのオールドマンに対する想いの描写も中途半端かなと思います…
どんでん返し、裏切りという構造だけが最後に残されてしまった感じがします。私は、そのどんでん返し、裏切りにどんな想いがどんなトリックがというところまで見たいので満足感はありませんでした。
おじいちゃんかわいそう…
違和感を感じたままクレジットを眺めていました。
何か見落とした点があるかもともう一度見ようと思いましたが、やめておきます。
【”いかなる贋作の中にも必ず本物は潜む・・・。” 若きシルヴィア・フークスの美しさに”やられた”作品】
<鑑賞当時の衝撃と、再鑑賞した冷静な感想を織り混ぜて記載しています。> ヴァージル・オールドマン(ジェフリー・ラッシュ)は常に手袋をつけているほどの潔癖症で”本物の女性”には興味がない(と言うか、生理的に苦手)、少し変わり者だが、美術鑑定士としては一流の男。 当然、女性経験はなく、一番大切にしているのは膨大な数の”一流の美しき女性の肖像画”である。 相方のビリー(ドナルド・サザーランド)と画策して、自身のオークションで”一流の美しき女性の肖像画”を安い値段で競り落としたりしているが、態度は慇懃で尊大である。 時折、”したり顔”で口にする言葉は、”いかなる贋作の中にも必ず本物は潜む・・。”である・・。 -ジェフリー・ラッシュが、良い味を出している・・。ー そのヴァージルに、クレア・ベッソン(後半まで、一切顔を出さないが・・シルヴィア・フークス)という広大なヴィラに住むという女性から屋敷内の装飾品、家具、絵画一式を売り出したいので、鑑定して欲しいと依頼が入り・・・。 ・クレアは15歳以降、一切外に出ていない。その理由は14歳の時、プラハの”天文時計”のある広場が気に入り、近くの”ナイトアンドデイ”という店に入った後、有る出来事が起きたから・・。 管理人からは、”広場恐怖症”と説明される・・。 -深まる謎に引き込まれて行く・・。- ・クレアのヴィラに足を運んだヴァージルが床で見つけた”古びた歯車”。 知り合いの修理屋ロバートに見せると、18世紀の機械人形制作者として有名な人物のモノと判明。以降、クレアの屋敷に足を運ぶたびに、”何故か”床に置いてある”歯車”を持ち帰り、ロバートに渡す。徐々に機械人形を作っていくロバート。 -面白い展開に更に引き込まれる。- そして、ある日、クレアの美しき姿を覗き見したヴァージルが取った行動とは・・。 -が、いきなり姿を現すクレアと、急速に親密になっていくクレアとヴァージルの姿に少し”違和感”を覚え始め、ヴァージルが唐突に暴漢に襲われる辺りから、 ん?脚本が粗いぞ、ジュゼッペ・トルナトーレ監督と思い始めてしまう・・、が観賞継続・・・ー そして・・・・・・・・・・。 <クレアのヴィラの向かいにあるバーに”常に”居る、小人症の女性の”言葉”と”名前”に驚愕し、慇懃で尊大だったヴァージルが、すっかり衰え、”ナイトアンドデイ”で注文を取りに来たウエイターに言った言葉・・・。 いやあ、面白かったですよ。ジュゼッペ・トルナトーレ監督。 この後の作品「ある天文学者の恋」も面白かったが、それ以降作品を発表していない・・・。 新作を待望しています。> <2013年12月 劇場にて鑑賞> <2020年4月30日 別媒体にて再鑑賞 今作はこれ位、間を空けないとね・・。>
マジかー
ラストがかわいそすぎて見てられなかった。
そりゃね、主人公のヴァージルは人としては褒められたもんじゃないかもしれない。
長年の相棒にも酷いこと言うしね。
でもですよ。だからってね、やっていいことと悪いことがさ、あるよね。
完全にヴァージルに感情移入して観てたわたしは耐えられなかったよね。
依頼人のクレアと結ばれて、絵画にしか興味のなかった偏屈な老人の人生に潤いが、彩が生まれていく様を本当によかったねって思って見ておったのですから。
この映画がサスペンスだってことを、ラストまで完全に忘れてたよね。
で、あの仕打ちですよ。
ないわー。
相棒ないわー。
かわいそすぎて、泣いたよね。
廃人になる気持ちわかるわー。
ハッピーエンド好きの人には耐えられない。
でも、作品としては見応えありましたよ。
心揺さぶられまくったからね。
にしても胸糞悪いわー。
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