鑑定士と顔のない依頼人のレビュー・感想・評価
全277件中、181~200件目を表示
ラストが見えた時に伏線があった事に気づく。
伏線っぽいのがたくさん散りばめられていて、探りたいタイプの人は楽しめると思います。
鑑定士のラブストーリー、ミステリー、サスペンス…
観終わった後にどう感じるのかどうか。
劇中でこんな言葉が出てきます。
「贋作の中にこそ本物がある」と。
偽物か本物かを見分ける鑑定士に対しての最大の皮肉なストーリーです。
大好きな作品
好き嫌いは分かれるに違いない!
オチが読めた方も多いらしいけど、単純なわたしは騙された……
騙されれば騙されるほど、心がえぐられる。
こんなに観たあとに誰かに話したくなる映画は久しぶり!
またみたい!
上質な大人のミステリー
映像がとても美しく、美術館に迷い込んだような2時間半だった。地位も名誉もある年老いた鑑定士が、ある一人の訳あり依頼人によって、人生が、少しずつ、変わっていく。ミステリーなのか、はたまた、ラブストーリーなのか、、、。女性目線で見ると、最後のどんでん返しは、やはりなぁという感じだった。中盤以降は、そんな、甘いラブストリーで、、終わって欲しくないという気持ちで、見ていた。ところどころ、伏線があるので、もう一度見て、謎解きをしてみたい気がした。ゆったり、美術館に来た気持ちで、大人のアートミステリーを楽しむのもよい。
あまりの衝撃に…
金持ちでインチキな潔癖症の老人の鑑定士が、ある若い女性からの鑑定をしてほしいという願いの電話がきっかけに起こっていく物語。最初はミステリーで、中盤は老人の恋愛物語で最後はまたミステリーと流れの移り変わりがすごかった!終盤あたりは度肝を抜かれ、ほんとに心に突き刺さる。最後の老人の言葉もとても意味深く切ない。もう一度見返したほうがいいかも。笑
モヤっと
贋作の中に本物が隠れている
作品中に多くのヒントを散りばめた親切な作品。どんでん返しと聞いていたので、深くさぐり過ぎたがよくあるパターンだった。
ハッピーエンドではない。
ご老人騙すのは腹立たしい。
さすがイタリア。。
この映画、イタリア発だったんですね、納得。
イタリア映画が生半可な月並みの安いメロドラマに収める訳ありません。
主人公オールドマンなる独身老人鑑定士が顔のない依頼人に招待され次第に惹かれていき、衝撃の終止符で締める映画です。
ある意味老人虐待の映画。
個人的には流石、イタリアと賞賛したい。
同時に、何度も見なくて良いかなと感じた。
伏線はわかりやすく、キーパーソンの存在要素が明確で高評価。
然しながら極端な見せ場が一箇所に集中しているため、シナリオがわかってしまうと伏線回収に二度見たいほどの甲斐甲斐しさは無いでしょう。
この伏線が考えさせられます。
生涯を掛けて蒐集した鑑定士オールドマンのコレクション
これは正当な手筈で集めたものではないのだから。
彼自身映画の序盤で「影の存在」と自分を称しています。
見所はここかもしれません。
ここの解釈が、エンドロールでの気分を決定するでしょう。
この映画のポイントは、彼の恋愛プロセスに「影の存在」を極めて薄く匂わせている所。このような背景を薄める技法が其処此処に散りばめられています。
この技術はおそらく歴代の監督史でもあまり見ませんね。
この結論に納得させられるだけの度量があれば
素晴らしい映画となるでしょう。
上手いんだけど二度観たいとは…
「半券持って来たら1000円で二回目観られる」キャンペーンしてるだけに周到な伏線張ってあるし上手いと思う.伏線確認したい気もするが,「この映画を二回観たいか?」というとそうでもないわけで…
人生の集大成のタイミングでつまづくと、、、
主人公の鑑定士は、どんな贋作にも必ずその画家の主張が潜んでいるものだと語る。ところが、皮肉なことに主人公の恋愛そのものが贋作だったことに本人が気付けず、どん底に落ちてしまう、、、最後のシーンは騙した恋愛の相手の主張(思い出の場所)だというところが唯一の救いなんだろうか。
最後まで騙された
こういう大どんでん返し的な、観客も一緒に騙される系の映画は本当にすっかり騙されるので「はっ!まさかっ」ってなる。
クレアの病的な精神アンバランスさが、魅力的。向かいのカフェの超記憶力保持者の彼女が独特の謎めいた世界観を作っている。
クレアと老紳士が関係を深めていく段階もロマンティック。金持ち男性はこういう展開に憧れるのかな。
恋に翻弄されて身なりも内面もボロボロになる老紳士。絵画コレクションが全て失われるシーンは見ているこっちまで全身で「ぇ!!」ってなる。
時計台の見えるカフェで待ち続ける彼のもとに、どおかクレアが来てほしい。
クレアがL'Arc-en-Cielのハイドに似てて…
ラストに進むに従い あーこれは まさか!
じゃなければいいのに!やっぱり !
美術品に関しては卓越した審美眼を持つ主人公ですが人間には全くと言っていいほどの
盲目 それを見越しこれ以上の仕掛けはない
巧妙な罠を仕掛けた若者たち…
初めての恋に溺れ高名な鑑定士の仕事にも
支障をきたし始める
若い男の『大人の世界へようこそ。』
ピュア過ぎる主人公を知っている毒牙にこの計画は成功だと宣言させていました…
幼女のようなシルビア・ホークスがL'Arc-en-Cielのハイドに似ていて 笑
ラストシーン 決して来る事のない人を待ち微笑む鑑定士は何を思い待っているのでしょう
美術品を失っても彼に足りなかった人間としての感情のピースを彼は手に入れた
それに対しての満足感なのでしょうか…
日本人には向かないかも
海外の作品には、たまにこういう感情移入した主人公が酷い目にあうものがある。
向こうの人は、登場人物にシンパシーを感じることがあっても感情移入することはあまりないので平気なんだろうけど、日本人は感情移入しやすいので、まるで自分が酷い目にあったような気分になってしまう。
まあ、日本人が日本向けに作った映画ではないから仕方ないのだけど。
まさに名作!素晴らしい一本!伯爵品質保証作品に認定!
そう。
☆は⑤だ!
・・このエンディングで無かったのなら(´・Д・)」
このエンディングは無い!
このエンディングは無い!!
このエンディングは無い!!!
見てとても満たされた。
そしてとても悲しくなった。
名作だが、決してオススメはしない!
見るなら、本気で挑むべし!
清濁併せ呑んでこその人生(つД`)ノ
ーーーーー
六年後に追記編集!
当たり前だが、六年前は今より六年分若かった。
あのエンディングには納得出来なかった。
でも?
ララランドやシェイプオブウォーターやら名作に触れ、俺自身の考え方感じ方も変わった。
経年よね。。。
何度でも言います。
コチラは名作です(`_´)ゞ
是非に!!!
全277件中、181~200件目を表示