オーバードライヴ
劇場公開日 2013年11月30日
解説
「ワイルド・スピード」シリーズや「G.I.ジョー バック2リベンジ」など出演作が立て続けにヒットを飛ばすドウェイン・ジョンソンが主演、実話をもとに息子を救うため戦う父親の姿を描いたアクションサスペンス。再婚した妻とともに幸せな日々を送っていた運送会社社長のジョンは、前妻に引き取られた18歳の息子ジェイソンが友人にはめられて麻薬の包みを押しつけられ、現行犯逮捕されたと知る。最低でも10年の刑務所暮らしを課されたジェイソンを助けるため、ジョンは女性検事キーガンと交渉し、息子の代わりに麻薬密売人逮捕を請け負うことになる。運び屋を装い、売人の元締めマリークに接触したジョンだったが、その背後にはさらなる大物密売人の存在が浮上。ジョンは危険な状況へと身を投じていく。共演にスーザン・サランドン、バリー・ペッパー、ベンジャミン・ブラット。監督はスタントマン出身で本作が長編2作目のリック・ローマン・ウォー。
2013年製作/112分/PG12/アメリカ
原題:Snitch
配給:日活
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2022年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
音楽もそうだけど、かなり静かなドラッグウォーでした。司法取引するために運送会社社長が自ら潜入捜査官よろしく麻薬組織に飛び込んでいく。これが実話だというのだから驚きだが、ドウェイン・ジョンソンの静かな演技も驚き要素だった。
原題は“snich”で密告者という意味らしいが、実際に密告したのは社長さんではなく、麻薬組織側がカルテルの大物に密告したり、刑務所内で息子と社長さんの繋がりを密告した者がいたりするだけだった(冒頭の親友もそれにあたるかも)。それにしても邦題の疑問点・・・大型トレーラーを使って高速走行するためだろうけど、overdriveはどちらも“v”なのに日本語表記が“バー”と“ヴ”。最近は“ヴ”の表記を無くすような動きになってはいるけど、混在させているのもなんだかなぁ・・・
結局、売人の知り合いを検察・警察(DEA含む)に売人を密告すれば減刑する法律があるという自由の国アメリカ。そんな矛盾点を観客に突きつけてくる社会派面もあった。また、ブツを受け取ってしまったらアウト!という教訓も伝わってきました。ジェイソン君をハメた友人クレイグ君は一切登場しないけど、彼もまた売人を知らなかったから窮地に追い込まれていたのでしょうね。もうみんな不幸の密告者!「友人を売ることはできない」と頑なに固辞したジェイソン君が一番えらいよ!
そう考えると筋が通る。ノルマ達成の為に善意の第三者を売人に仕立てて逮捕。そしてマルチ商法/ネズミ講の要領で次の売人を紹介させて逮捕。懲役10年の実刑判決が売人を紹介すれば司法取引で執行猶予がつくなんてどんな無茶振りな法律かと思う。この悪法を麻薬取締局が悪用してノルマ達成の為に冤罪を量産。
2021年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
運送業のドウェイン。本領発揮できない役ではある。
息子の冤罪を証明する、というのではなく、取引で減刑をはかるパパ。という話らしい。だから息子は真っ白ではない、なんだかんだで手は出してる、あるいは出そうとしてた。そこがちょっとわかりづらい描き方。息子が遊んでるシーンがあってもいい。
終盤はもう運送業社長の顔ではなくなるドウェイン笑 隠しきれないポテンシャル。
内容は全然ダメっていうわけではないが、どうしてもこれじゃない感ただよう映画。
2021年6月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
一体この少年は何が悪かったのか
ただ、ただ不運?
父親が勇敢だったおかげで、、、
きっと良い大人になると信じています。
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