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見放題やレンタルなどサブスクで「ニューヨーク、恋人たちの2日間」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「ニューヨーク、恋人たちの2日間」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 料金 | |
---|---|---|---|
| レンタル | サイトにてご確認下さい | 今すぐ見る |
「ニューヨーク、恋人たちの2日間」の配信サービス詳細
おすすめポイント
配信本数業界最大級、見たい作品がきっと見つかる!
配信形態
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
初月
月額料金
プレミアムコース550円(税込)/プレミアム&見放題コース1,078円(税込)
ダウンロード可否
可能
※セル作品をダウンロードすることが可能
特典
(ポイント付与等)
毎月550ポイント発行/クーポン50枚付与
支払い方法
クレジットカード(VISA/MASTER/JCB/アメリカンエキスプレス/ディスカバー/ダイナースクラブ)、キャリア決済、Googleのアプリ内課金
全作品数
250,000本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説・あらすじ
ジュリー・デルピーが監督、脚本、主演を務めるロマンティックコメディ。「パリ、恋人たちの2日間」(2007)の続編で、舞台をパリからニューヨークへ移し、デルピー扮するフランス人写真家マリオンと新恋人ミンガスのトラブル続きの2日間を描く。ニューヨークで、それぞれの連れ子と一緒に暮らすマリオンとミンガスのもとに、マリオンの父親と妹、妹と交際中のマリオンの元恋人が、フランスから遊びにやってくる。マイペースな父親、オープンすぎる性格の妹、ちゃっかり者の元恋人の言動に、マリオンはお手上げ状態になり、最初は笑顔で頑張っていたミンガスも我慢の限界に。そして、事態は思わぬ方向へと動き出す。相手役のミンガスをクリス・ロックが演じる。
レビュー

cmaさん
笑える
楽しい
幸せ
投稿日:2013-09-20
これまでは、「監督に主演なんて…。ジュリーって、出たがりだな」なんて思っていた。けれども、ドタバタ必死にもがく本作のヒロイン(を演じるジュリー)を観ていたら、「ああ、彼女はそこまでしてでも、この作品を撮りたかったんだな」という思いがふつふつと湧いてきた。本作は、映画への愛、本作への愛、そして登場人物への愛にあふれている。
平穏な日常生活に乱入する、面倒な家族たちをめぐるドタバタ。フランス人とアメリカ人の文化ギャップをめぐるブラックユーモア。プラス、甘くおしゃれな雰囲気をかもし出さんとする、長々とした邦題…。予告を見ていた時は、ありがちなフレンチ•コメディとタカをくくっていた。ところが…どうしてどうして! フランス女、ジュリーだからこそ繰り出せる、やりすぎの一歩、いや半歩手前の応酬が小気味良い。小憎らしい妹とのレストランでの大げんか、どこまでもマイペース、やりたい放題の元カレと父親(演じるは、ジュリーの実父!)のが引き起こすあれこれ。そして、彼らに振り回されっぱなしの恋人、クリス•ロック! ハリウッド映画でマシンガントークを発揮してきた彼さえ、大胆不敵のフランス人御一行にはたじたじ。御一行は確かに傍若無人でイラつくけれど、本人たちに悪意はない。どこまでも開けっぴろげで、底抜けに陽気。何だか、少しうらやましくも思えた。
映画の登場人物は「いい人」である必要は全くない、と思う。大切なのは、魅力的かどうか、だ。悪人や憎たらしい人は魅力的と形容しがたいならば、「生き生きとしているかどうか」と言い換えよう。ヒロインの家族たち(特に妹と元カレ)は、ガラスをひっかくように、ことごとく周りの気持ちを逆撫でする。けれども、架空の人物が、観る者の気持ちを、身もだえするほどに揺さぶるなんて、なかなかスゴいことではなかろうか。日常生活で十分イラついているから映画では結構、というならそれまでだけれど…。それって、無粋では?
そんなユニーク極まりない人々を、贅沢な脇役がさらに引き立たせる。「木の妖精」ダニエル•ブリュール(前作「パリ、恋人たちの2日間」からの連投)、軟弱な隣人の医者(「ハピネス」などでよくお見かけする俳優さんなのですが…名前確認できず。)、そしてヴィンセント•ギャロ! どれもハマり役にして、出しゃばることなく脇に徹しているところが心憎い。しっかりあんこが詰まった鯛焼きのように、端から端まで楽しめた。
フランス映画には、時々小躍りしたくなるような拾い物と出逢えることがある。本作は、まさにそんな作品だ。お父さんの身体つきもあって「31年目の夫婦げんか」にも登場していた「奇人たちの晩餐会」が思い出され、久しぶりに観返したくなった。
平穏な日常生活に乱入する、面倒な家族たちをめぐるドタバタ。フランス人とアメリカ人の文化ギャップをめぐるブラックユーモア。プラス、甘くおしゃれな雰囲気をかもし出さんとする、長々とした邦題…。予告を見ていた時は、ありがちなフレンチ•コメディとタカをくくっていた。ところが…どうしてどうして! フランス女、ジュリーだからこそ繰り出せる、やりすぎの一歩、いや半歩手前の応酬が小気味良い。小憎らしい妹とのレストランでの大げんか、どこまでもマイペース、やりたい放題の元カレと父親(演じるは、ジュリーの実父!)のが引き起こすあれこれ。そして、彼らに振り回されっぱなしの恋人、クリス•ロック! ハリウッド映画でマシンガントークを発揮してきた彼さえ、大胆不敵のフランス人御一行にはたじたじ。御一行は確かに傍若無人でイラつくけれど、本人たちに悪意はない。どこまでも開けっぴろげで、底抜けに陽気。何だか、少しうらやましくも思えた。
映画の登場人物は「いい人」である必要は全くない、と思う。大切なのは、魅力的かどうか、だ。悪人や憎たらしい人は魅力的と形容しがたいならば、「生き生きとしているかどうか」と言い換えよう。ヒロインの家族たち(特に妹と元カレ)は、ガラスをひっかくように、ことごとく周りの気持ちを逆撫でする。けれども、架空の人物が、観る者の気持ちを、身もだえするほどに揺さぶるなんて、なかなかスゴいことではなかろうか。日常生活で十分イラついているから映画では結構、というならそれまでだけれど…。それって、無粋では?
そんなユニーク極まりない人々を、贅沢な脇役がさらに引き立たせる。「木の妖精」ダニエル•ブリュール(前作「パリ、恋人たちの2日間」からの連投)、軟弱な隣人の医者(「ハピネス」などでよくお見かけする俳優さんなのですが…名前確認できず。)、そしてヴィンセント•ギャロ! どれもハマり役にして、出しゃばることなく脇に徹しているところが心憎い。しっかりあんこが詰まった鯛焼きのように、端から端まで楽しめた。
フランス映画には、時々小躍りしたくなるような拾い物と出逢えることがある。本作は、まさにそんな作品だ。お父さんの身体つきもあって「31年目の夫婦げんか」にも登場していた「奇人たちの晩餐会」が思い出され、久しぶりに観返したくなった。
鑑賞日:2013年9月20日 映画館で鑑賞
コメント(0件)
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