ルノワール 陽だまりの裸婦

劇場公開日:

ルノワール 陽だまりの裸婦

解説

印象派を代表する画家で、日本でも高い人気を誇るピエール=オーギュスト・ルノワールの晩年を描いたドラマ。南仏コート・ダジュールを舞台に、自由のきかない手で懸命に創作を続ける晩年のルノワールと、後に仏映画界の巨匠となる息子ジャン・ルノワール、そして、父子2人のミューズとなったモデルのアンドレが織りなすドラマや、画家ルノワールの最高傑作「浴女たち」誕生に秘められた真実を描き出していく。ルノワールのひ孫で、写真家としても活躍するジャック・ルノワールが執筆した画家ルノワールの伝記小説が原作。ウォン・カーウァイ監督作品などで知られるリー・ピンビンが撮影を担当。

2012年製作/111分/PG12/フランス
原題または英題:Renoir
配給:クロックワークス、コムストック・グループ
劇場公開日:2013年10月4日

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(C)2012 FIDELITE FILMS / WILD BUNCH / MARS FILMS / FRANCE 2 CINEMA

映画レビュー

3.0ぽかぽかな映像に誘われて

2024年11月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

何かの予告編で流れていたのを偶然に観かけ、「ルノワールの名画の光と色彩を、完璧に表現した映像美」というキャッチに惹かれて…というより自分の中では惹かれたことに無理やりにして鑑賞(笑)
映像は確かに邦題のごとく陽だまり感満載で、ぽかぽかしていて心地よい。もちろん期待通り主演女優さんもハツラツとしていて魅力的。そしていくつか名言もいただけた。「ルノワールの絵に暗い色は要らない。気持ちのよい愉快な色で描かれねばならぬ」や「相手が娼婦でも女王でも同じ敬意を払うべきだ」etc...。さすがは女性を中心に描いてきた巨匠のポリシーだと、尊敬の念はさらに深まる。
ただし、ストーリーとしてはもうひとつか。何となくどっちつかずな印象。伝記ものなのか芸術ものなのか、はたまた恋愛ものなのか家族愛ものなのか…どれをとってもちょっと浅過ぎはしないか。登場人物のキャラもあまり定まっていないように感じてしまう。
とはいえ、個人的には色々な意味で映像目当てで観させてもらったので、その他細かいことはあまり気にしないでおくのが本作鑑賞のルールとしようではないか。

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いけい

3.0こういう人だったのか

2024年5月17日
PCから投稿

ルノワールというと、絵は知っていたが人柄などは気にしたことが無かった。
およそ芸術家って、人としては問題のある人の方が多いイメージがあるし、
ヘタに知るとその作品まで嫌いになりそうで、あまり知りたくない。
ルノワールは生前から名声もあり裕福だったのか。
恵まれた芸術家だな。
恵まれたといえば、彫刻家ではロダンが やはり名声もあったが、弟子の人生を
狂わた芸術家として有名だろうか。カミーユ・ クローデルという天才彫刻家で
あり美貌もあったが、ロダンの弟子になったばかりに愛人にされるわ、作品を
盗まれるわで、彼女の人生を完全に狂わせた。
そういうことを知って、ロダンを嫌いになったものだ。

この映画は、たまたま見てしまった。
やはりこの画家もモデルに手を出すんだな、と正直思う。
主人公のモデルは ルノワール本人とはできないものの、息子にしっかり媚びて
自分のパトロンにしたというところだろうか。
映画でのイメージとは違うが、行動だけを考えると結構な野心家で打算的。
乳房にしか魅力がない 面倒くさい女に思える。
今後ルノアールの絵を見ると「美」よりもモデルのしたたかさを思い起こしそうだ。

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ビン棒

2.0オフ・ビートな自伝映画で、どこからどこまでが?

2024年2月2日
スマートフォンから投稿
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マサシ

4.0父子葛藤の一部解決と端緒

2015年2月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

萌える

何か事件が起こるわけではない,光と景色と人(裸婦w)を観る映画.「ルノワール+ルノワール」展でボンヤリと把握したがあまり頭に入ってなかったことが再確認できた.もう一度あの展覧会観たいな.

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ykono

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