劇場公開日 2014年2月15日

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家族の灯りのレビュー・感想・評価

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1.5敷居が高過ぎた境地

2016年12月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

寝られる

2015年に106歳で亡くなるまで現役最高齢だったポルトガルの名匠マノエル・ド・オリヴェイラが、2012年103歳の時に手掛けた作品。
まず目を引くのが、映像。
カメラを固定した構図、薄暗い室内で眩い輝きを放つランプの灯り。
絵画のような美しさ。
舞台はほぼ室内、登場人物も最小限、ストーリーもシンプル。
無駄を削ぎ落とし残ったものこそ、長老が辿り着いた芸術の境地。

でも自分には、敷居が高過ぎた。

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近大

3.0家族の誇り。

2014年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

現役最高齢105歳の巨匠マノエル・ド・オリベイラの新作。
まるで定点観測するかのようにカメラは動かず、灯りはランプ。
外舗道にガス燈も見える。これは絵画か或いは神話の世界か
と迷う空間に、観客が取り残されるか一緒に漂うかの選択を
強いられるような作品だが、妖しさだけは艶かしく潜んでいる。
C・カルディナーレとJ・モローが並んでいるだけでも世界遺産。

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ハチコ

2.0最後が…

2014年6月24日
スマートフォンから投稿

単純

映像は綺麗で見入りました…
ストーリーも面白かったですが、結末がえー‼︎ と思ってしまいました……
映像や流れるような構成は好きです…

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an

3.0高尚過ぎる。

2014年5月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

寝られる

これを「素晴らしい!」「まるで絵画のようだ!」と絶賛したり評するには、自分の感性はまだまだ成熟していませんでした。

ストーリーは分かりますよ。展開も単調でよく分かります。

どうしようもない息子に翻弄される『老夫婦』と、その息子の『嫁』三人を中心にした会話劇です。自分の置かれている立場、身の上、苦悩、全ての状況をキャラクターが丁寧に抜かりなくきっちりと語ってくれるので、話に付いて行けないということは全くないです。ないのですが、如何せん面白がり方が分からないのです。
一応、息子も登場するのですが、彼はトリックスターの役目であって、要するに言ってしまうと『老夫婦とその息子の嫁の三角関係』のお話なんですよね。いや、実際にジェラシーの炎を燃やすとか、性的な関係がどうとか、そんな話は一切出て来ませんよ。でも、もう明らかにそうなんですよ。義父と義娘が会話しながらもう凄いんですよ、スキンシップが。熟年夫婦でもようやらんわ、てぐらいにお互いの手を絡ませちゃったりして。
でね、これを面白がれ、と言われてもキツいんですわ。
何て言うんでしょうか。一言で言ってしまうと「高尚」ですかね。三角関係が高尚ってのも、おかしな話ですが。
えー、ですから、きっとこういう映画を真っ芯から自分が楽しむには、もっともっと沢山の映画を観て勉強しないと駄目なんだな、と痛感いたしました。

ん~いやぁ~それにしても、小津安二郎も真っ青の動かない絵づらのオンパレードだったなあ。オイラのポケットには大き過ぎらあ。

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ロロ・トマシ