アンコール!!
劇場公開日:2013年6月28日
解説
英国の名優テレンス・スタンプとバネッサ・レッドグレーブが熟年夫婦を演じ、ロックやポップスを歌う合唱団を舞台に、さまざまな人々が再び人生に前向きになっていく姿を笑いや涙を交えて描くヒューマンコメディ。英ロンドンに暮らす72歳のアーサーは、無口で気難しい頑固老人。息子との関係もうまくいかず、笑顔を見せられる相手は最愛の妻マリオンだけだった。病弱だが陽気なマリオンは、ロックやポップスを歌う風変わりな合唱団「年金ズ」で歌うことが楽しみで、ある時、「年金ズ」は国際コンクールのオーディションに挑戦することに。しかし、そんな折にマリオンのガンが再発。練習に行かれなくなってしまったマリオンの頼みで、アーサーが代わりに合唱団に参加することになるが……。
2012年製作/94分/G/イギリス
原題:Song for Marion
配給:アスミック・エース
スタッフ・キャスト
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2022年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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なかなかいい映画でした。予定調和っぽかったが笑。
作中ではあまり説明がなかったが、彼らが本選で外されちゃったのは"Love Shack"と"Let’s Talk About Sex"の選曲が(露骨で)まずかったってことなんだろうな。エントリーのときから曲目は告げてるだろうに。しかし「規格外」って字幕だけじゃわけわからないよね。「不適切」とか「不相応」にしてくれればよかったと思う。
2022年5月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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最後は涙涙涙…のスタンディングオーベイション!!
かと思いきや。
そーでもなかったな。
若干粗筋を読んでから観たせいかな。
はたまた感動を求め過ぎたか。笑
展開は想像通りで、可もなく不可もなし。
曲にあまり馴染みがなかったせいかも。
イギリスではあるのかもしれないけど。
邦題のアンコールは、は?という感じだし、原題のままではちょっと、だよね。
老後は明るく社交的な奥さんだけが頼りの気難しいお爺さん。
お爺さんあるあるだな。
週に一度、ゲーム仲間と会う楽しみがあるだけマシか。
合唱団率いる若い可愛い音楽の先生より、息子と可愛い孫娘がこの作品の肝かなと思った。
特に孫娘がいなかったら、ここまでお爺さんの頑なな心は和らがなかったのでは、と。
昔の写真を見ただけで和むくらいならもっと早く和解しなよと思ったけど。
何度も映し出される可愛らしい家がよかった。
老後はああいう家に住みたいものだな〜
マリオンは自分がいなくなったあと、アーサーは1人で塞ぎ込んでしまうことを見据えて、地域のコミュニティや家族の中に居場所を残してあげようとしたように感じた。
もしそういう意図があるとしたなら、なんて出来た奥さんなんだ!正反対の性格で揉めるどころか、旦那の頑固さをも包み込む太陽のような存在。素敵だな〜。
There is somebody out there for everybody. いつかきっとそういう相手に出逢えればいいけど…。
ブリティッシュアクセントの聞き取り練習にもちょうど良かった◎
2020年5月26日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
講師が主人公に「あたな生きづらい性格してるわね」と言ったのが印象的。主人公のアーサーは、妻のマリオンをとても愛しているけれど、妻の友人たちに悪態を付き、一人息子とも確執がある典型的なクソジジィ。
人前で歌うなんてとんでもない!だった人が少しずつ変わっていく姿に涙。仲間と一緒に趣味を持つのって素敵。何かを始めるのに遅いことはないと背中を押してくれる作品です。
私も主人公そっくりのひねくれ者で生きづらい性格。このまま歳を取ったらアーサーばりのクソババァになること間違いなし。それにストップをかけてもらえた気がします。「あなたそんな考えだと自分が嫌になっちゃうでしょ?」って。
老夫婦の愛も素敵でしたし、節目節目におばあさんになっても見続けたいと思う作品でした。
歌がとにかく素晴らしい。ストーリーとリンクしてるのもあって泣いてしまいました。画面越しでも笑顔で歌ってるのを聴くと元気出ました!
決して説教くさくなく、大切なことをたくさん教えてくれました。既婚者や自分が嫌いな人にはぜひ見て欲しいです。
邦題がイマイチ。こっちの方が「天使にラブソングを」が合ってる。愛する妻に向けて不器用な夫の歌は胸を打ちました。