エンド・オブ・ホワイトハウスのレビュー・感想・評価
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『ダイ・ハード』リスペクト溢れる痛快アクション
ダサい邦題のせいか観客3名。原題はOlympus Has Fallenと実にスタイリッシュ。タイトルに呼応して劇中でもギリシャ神話由来の単語が要所要所に出てくる粋な脚本。お話は『ダイ・ハード』リスペクトがパンパン。監督のアントワン・フークワは数年前に『リーサル・ウェポン』リスペクトでパンパンの傑作『ザ・シューター/極大射程』を撮っている人なのでこういう勧善懲悪モノの肝は完全に解ってて、今ひとつカタルシスの足りない最近のアクション諸作に喝を入れるかのごとくバンバン人を殺しまくります。
冷静に考えるとワシントンDCの防空体制がユルすぎるとか、テロリスト達はあれだけの重火器をどうやって持ち込んだの?とか、国防のためならむしろ大統領を見捨てるべきでは?とかのムリムリ感はあるけれど、そんなことどうでもいいだろ!と思わせるバイオレンスがてんこ盛りで正直鳥肌立ちました。
主人公が決死の突入をする前に奥さんに電話して話すシーンも「愛してるよ」系の湿っぽいやつじゃないところも泣けました。ヒーローはやっぱりそこでもシャレを言わないとね!
そもそも大統領の人質価値って…
アクション映画が好きなので、突っ込みどころ満載ではあるがほとんどの事はエンターテイメントとして目をつぶって楽しむよう試みた。しかし掲題の件だけは最後までモヤモヤが消せず消化不良となった。
アクションとしてはそこそこ高評価、役者も悪くない。しかし映画としては物語、演出など全て低レベルといった作品でした。
そもそも大統領にそこまで人質としての価値があるのか?という違和感があります。
全世界的に戦争が勃発するかもしれない状況で、大統領含む政府高官達の生命をここまで考慮するような愚策をかのアメリカ合衆国が行うとは到底思えませんでした。
マスコミの目があるから表向きは配慮する動きを見せても、最終的には人質の安否は二の次で強行突入して完全解決するでしょう。たとえ子供が中に残ってたとしてもね。それくらいの非情な強さがあるから世界一の強国なのですよ。
特殊部隊の男1人に命運を委ねるような危うい選択はせず、確実に負けない策を採用します。テロリストに交渉で優位に立たれて武装解除するなんて事態は絶対にありえません。
代理大統領や軍人達が皆精神的に弱く、対応が全て後手に回っている姿が一番リアリティが無いと感じました。
大統領なんて役職であって、代わりが居ないという存在では無いのだから。天皇や王族といった人質であればこのシナリオは受け入れられたけどね。
この映画の後の世界を想像すると、テロリスト程度で国が傾くのかと各国から舐められて、覇権国の立場など地に落ち、それこそ世界紛争勃発ですよ。
アメリカの本質からかけ離れている滑稽な映画としか思えませんでした。
そもそも本質がどうとかいう考えもなく、単にホワイトハウス、大統領、核爆弾、北朝鮮、特殊部隊、といった目立つキーワードを組み合わせ、スーパーマンが無双するヒーローアクションを作りたかっただけなのだろう。
爽快。
ホワイトハウス襲撃からずっとドキドキハラハラ。
男性だけでなく女性も殺させるのでリアル。
大統領の子供がしっかりとした子供だったってのも良かったな。
ボッコボコにやられたアメリカだったが、最後はすっきり。
派手なアクションを楽しんでみてください。
戦争になる前に打つ手を考えなければ⁉︎
人ごととは思えない現在…。
アメリカのホワイトハウスが、北朝鮮のテロ組織に占拠されたら、まさにこんな感じなのかもしれません。
トランプ大統領とはちょっと雰囲気が違って、ダンディな紳士という感じの大統領でしたが、愛くるしい男の子はトランプ大統領の息子そっくり。
北朝鮮のえげつない要求に、天下のアメリカも四面楚歌という状況でした。
でも、そこに1人の勇敢な戦士が乗り込んでいき、人質を次々と救っていくのは、御都合主義すぎです(笑)
全てが上手く進み過ぎちゃった感がありましたが、感動的なラストに間違いありませんでした!
詰めがあまい
十分楽しめます。アクションもど派手で。
でも、同時期公開で同じホワイトハウスパニックもの(そんなのあるか知らんが)の「ホワイトハウスダウン」と比べるとイマイチかな。(一般的な評価は逆かもしれません)
まず、口火を切ったあのぼてっとした爆撃機。どこから飛んできた設定か知らないが、ワシントンDC上空まで未確認のあんな機体が領空を飛んで来れるわけがない。そして、ホワイトハウス周辺まであれだけの武装を輸送できるわけがない。
こういうのってアクション映画で言っても仕方がないが、さすがに最近はそこまで世間も無知ではない。詰めがあまい。
あと、「ホワイトハウスダウン」では描かれていましたが国家危機に直面したときの迅速な権力の移行も想定されていない。展開が暢気すぎる。国家間の非常事態に発展してるのに大統領の命最優先では動かない。他国との連携もあるわけだし。
まあ、今となってはこんな映画は作れません。トランプの場合、速攻で爆撃指示して、戦争をはじめるでしょうから。
まあでも、アクション映画としては文句ありません。
フークア監督×ジェラルドバトラーも良いコンビだ
大好きなアントワンフークア監督と同じく大好きなジェラルドバトラー。
アントワンフークアの作品に登場する男は本当にかっこいい人ばかり。
この作品のジェラルドおじさんもむちゃくちゃカッコよかったです。
政治的な話は無視してとにかくやばい状況なんだ!大統領演じたアーロンエッカートの救出と子供の救出、そして敵のリーダーをぶっ殺してやる。
大まかに言えばそんな感じです。
いやぁカッコよかった
アクション映画の王道
政治的な云々は置いとく、というかそこに重心は無く、いわゆるランボーダイハード的な孤軍奮闘アクション映画の典型。しかしサバゲー的ゲリラ的なアイデアやウイットに乏しく、爽快感はほとんど無い感じ。やはり序盤のホワイトハウス陥落シーンがハイライトかなぁ。
アメリカ万歳
2013年作成ということで、愛国心映画になっています。
ストーリーとしては単純極まりなく、
勧善懲悪な、ハリウッドアクション映画です。
何も考えずに見るぶんには、問題ありません。
ただ、正義のためといいつつあまりにも人を殺しすぎる描写、
今回はテロリストに使われかけましたが、
簡単に「核」というものを映画に持ち出すところ、
ここらへん、アメリカ人の本質なのかな、と思います。
まさしくアメリカ的な映画でしたが、アクション映画としては十二分に面白かった!
突っ込みどころは多々ありましたが、単純にアクション映画として見れば十二分に楽しめる作品でしたね。
多くの方が意見されている通り、まさしくダイ・ハード的な展開に大興奮でしたよ。
ホワイトハウスが占拠されると言う部分では、「24」的でもありましたかね。
まあとにかくジョン・マクレーンやジャック・バウアーのようなヒーローを、心待ちにしてました。
たった一人の男が強大なテロリストに立ち向かうなんて現実はありえないですが、ありえないからこそ熱くさせられるんですよね~。
しかしホワイトハウスが占拠されるまでの描写は、緊張感たっぷりな展開で、まさに圧巻の一言。
今はどうなのか知りませんが、これは実際にホワイトハウスが襲撃されたら軍が到着するのに15分掛かると言う事実に基づいて作られたんだとか?
まあここまでアメリカのディフェンスが弱いことは現実ないと思いますし、敵の爆撃機があの場所に辿り着くまでに何らかの処置がされるでしょうし、そもそも今の情報戦の世の中事前に察知されることは明白なので、リアリティは無かったですが、迫力だけは凄かったので、妙に説得力を感じさせられた一幕ではありましたね。
ただCGが少々雑だったのは勿体無かったなぁ・・・。
まあそれにしても、昨今の北朝鮮の動きを見ていると、対アメリカ、対韓国、そして核と、劇中の動向が強ち絵空事だとは思えなくなってきました。
そしてこれまた劇中同様、日本はどうでもいい扱いされているのがまた何とも切ない・・・、っていや、一番切ないのは韓国か、完全にアメリカの駒扱いでしたもんね(苦笑)
しかしいくらテロに屈しないと言っても、こんな状況になったら屈する可能性は大ってことでしょうか。
ただしこれは映画ですから、そんなピンチを救ってくれるヒーローが存在し、その奮闘振りに熱くさせられるんですよね。
元シークレットサービスでホワイトハウスを知り尽くしている男と言う都合のいい設定も、脚本のうまさでそこは見事にカバー、大統領の息子の伏線が思いのほか生かされなかったところは気になりましたが、テロリストの徹底した冷血さも相まって、ヒーロー物として十二分に楽しめました、ジェラルド・バトラーがとにかくカッコ良かったなぁ。
続編も近々公開だそうなので、そちらにも期待したいです。
わぉ
皆さんの言われている通り、ダイハード風です。中々派手なアクションですし頭を使わなくて済むので、娯楽映画として面白い映画でした。
ただし、人々が無惨に殺されるシーンが多々あるので、注意してください。
ちょっと単純すぎかな〜
現実と映画での辻褄とかリアリティはどおでもいいんですが。
こちらの映画は映画内で設定しおいたリアリティを守らない。。。
だから(あれ・・・?さっきは、あんな風に言ってたけど、どおなってるの?)と観ていて頭の中で「?」がどんどん増えて行く。
いろいろと都合がよすぎるというか。。。
映画で一番盛り上がるところが、ホワイトハウスが占拠されていく20分くらいだと思うんですが、そこからどんどん尻窄みになっていきます。
最後の爆発を阻止するところはあまりにもアッサリ!!!
頭を使わないドンパチものなら、徹底してドンパチやればいいのにな〜と思いました。
だからダイハードのようなスッキリ感はあまり味わえませんでした。
あと、あんなにバンバン人を殺して行く映画も最近では珍しいですね!
劇中で「第七艦隊」ってワードが出てくるけど、それが一体どおいうものなのか知っておいた方が楽しめます。
疲れたときに酒飲みながらボーっと観る感じでオススメ!
活劇だけ見れば楽しめる
総合:75点 ( ストーリー:60点|キャスト:75点|演出:80点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
CGの出来はあまり良くなくて、空の場面はすぐに実写との差がわかる。迫力を出すために派手な場面を無理やり詰め込んでいる。裏切り者が米韓両陣営に簡単に入り込んでいたり最高機密の内容を知っているなど、物語は単純で都合の良さもあり、そうたいしたものではない。その点ではたった一人でテロリストに立ち向かうという似たような作品の『ダイ・ハード』に劣る。
でもわざわざみんなが知っているホワイトハウスを舞台の中心にして話を展開するのは注目を集めるし好奇心をそそられる。結局はこの映画は活劇を楽しむものであり、その点では十分に楽しめたので満足。動きは実際の軍隊のものを研究していたようだし、個々の戦闘場面は迫力があった。
もうちょっと頑張って欲しかった
国防、シークレットサービスや、ホワイトハウスの守り、シールズがおバカすぎる。
国籍不明の輸送ヘリ(ガンシップ?)が容易くホワイトハウスまで行けてしまうとか、棒立ちで機関砲浴びてバタバタとやられていくとか、テロリストが米軍の最新兵器ハイドラを持ってるとか、、、、
ストーリーは、現代版ダイハード。
沢山武器類が出てきたけど、まあ使っただけって感じかな。
テロリストの思うように乗っ取りが成功しすぎる映画でした。
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