GODZILLA ゴジラのレビュー・感想・評価
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巨大怪獣巡った切ない人間間様に胸打たれるハリウッド大作
水爆実験の影響により姿を現したゴジラの動向見守りたい博士と、ゴジラは危険だと攻撃仕掛ける軍関係者との、対立や議論重ねる描写が人間味溢れ興味深かった
ゴジラの動向見守りつつ、ゴジラの危険から家族守ろうとする人物の切ない想いに胸打たれた
巨大怪獣との豪快バトルに目を見張り圧倒される
キャストに映画『Fukushima 50』や海外ドラマ『トウキョウ・バイス: アメリカ人記者の警察回り体験記』の渡辺謙、『シェイプ・オブ・ウォーター』サリー・ホーキンス、『真実』のジュリエット・ビノッシュ、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』でピエトロ・マキシモフ役のアーロン・テイラー=ジョンソンとワンダ・マキシモフ役のエリザベス・オルセンが本作で夫婦を演じている他、海外ドラマ『ブレイキング・バッド』ブライアン・クランストンなど、海外ドラマや映画で活躍している俳優が本作に多数出演
ブルーレイの特典映像ではゴジラの生態紹介や、1954年製作で本多猪四郎監督のゴジラシリーズ第1作が作られた背景、本作に込めたスタッフやキャストの思いが語られ惹き込まれたインタビューが収録
本作を作るにあたり信憑性や現実性持たせ、リアルさを追及し製作を進めて行った
【人智を越えた怒れる神、”ゴジラ”降誕。凄まじいムートーとの闘いも記憶に残る。】
これより前のリメイクと比べたら全然よいです。 日本人が知っているゴ...
これより前のリメイクと比べたら全然よいです。
日本人が知っているゴジラの流れ。前のやつはただの恐竜。
ゴジラ登場前までの展開も手抜き感なくスケールがあって見応えもあります。
あと全体のシナリオは手堅い、というか、過去ゴジラをそのまま踏襲した感じ。ゴジラに戦わせるという発想は日本的。害虫駆除みたいな扱いにしてた前作がアメリカ的な発想でしょう。コンセプト共有できてなかったんでしょうが。
まあ、良いところばかりに目がいくのも、ずっと言ってるとおり前駄作ありきだから。なので、ほっとしたという見方。これで普通。
ゴジラ率低め
突っ込み所は多々あるけど好き
いまいち。。。
ネバダ州にも核実験場がある
富士山の麓らしきところにある原子力発電所事故。ジョーは妻のサンドラ(ジュリエット・ビノシュ)とともに原発で働いていたが、フィリピン地震の影響で日本にも振動(地震?)が起き、いきなりのメルトダウン。妻を失い、失意のまま15年が過ぎた。息子のフォード(ジョンソン)は米軍の爆発処理担当だったが父が日本で逮捕されたと報せが入り、急きょ日本に向かうことになったのだ。「立入禁止になっているのは怪しい。何か政府は隠しているハズだ!」という信念のもと、息子も巻き込んで再度侵入するジョーであった・・・
原発跡地で捕えられていたのは巨大な怪獣ムートー(どことなくギャオスに似ている)。放射線を食べて成長するというムートーは突如目覚め、殺そうとしたスタッフであったがまんまと逃げられてしまう。羽根の生えたムートーはオスであり、フィリピンに冬眠状態のまま残されていたのがメス。メスのムートーは核廃棄処理施設のあるネバダ州に移されていたのだった。その雌雄が産卵のため大都会サンフランシスコに向かい、一方、ゴジラもまたサンフランシスコへと向かうのだった・・・
エメリッヒ版GODZILLAが最悪だったため、どうなることかと思ったが、東宝ゴジラをかなりリスペクトしていたのがわかり、大満足。1954年初代ゴジラのテーマでもある反核もここでは活かされているようだったし、3.11東北大地震や9.11NYテロを想起させる映像も満載。さらに社会派メッセージとして政府や軍の中での隠蔽体質をも告発しているかのようだった。また、ここでのゴジラは完全なる悪玉ではなく、巨悪なムートーを退治する善玉怪獣だったのだ。
圧巻は船の下を潜り抜けるゴジラの雄姿やムートーとの戦いシーン。特に回し蹴りによってオスをやっつけたり、マウス・トゥ・マウスで火を吹くゴジラ、軍による一斉発砲を受けても人間を殺そうとしない平和的なゴジラ。あくまでも「ゴジラに戦わせましょう」と、広島原爆で亡くした父への思いも感じさせ、核兵器によらない退治にこだわる謙さん。ムートーのパルス攻撃により飛行機が墜落し、ITテクも使えないためマニュアル操作できる核ミサイルのスイッチを押してしまったアメリカ軍。しかし、そのミサイルはムートーの大好物。これで一緒に子育てしようね!とムートー夫妻の微笑ましい光景。最終的には陸から離れたところで爆破させたみたいですけど、やっぱり核の扱いはまだまだ甘い。それと、気になるのがムートーの卵たちの絵がどうしてもエメリッヒ版を思い出してしまう・・・
画面も雰囲気も暗い
洋物ゴジラ(良い意味で)
108mのギャレス版ゴジラVS雄雌2体のムートー
フィリピンでムートーのサナギと削られた山々→ホノルル→ラスベガス→オークランド。地震大国で震源地が分からないなんてことある?原子力を養分にして背ビレのパルスが点滅するの懐かし格好いい。花火の軌道に合わせて照らされるゴジラのスケールの大きさを表現するのいいね。ラストのムートーの顎を力ずくに開いて放射能熱線をダイレクト放射はえげつないビジュアルも含めてテンション上がった。海からやって来て海に還っていく守護神としてのゴジラに日本版リスペクトを感じた。
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