劇場公開日 2014年7月25日

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GODZILLA ゴジラ : インタビュー

2014年7月16日更新
(C)HFPA
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エリザベス・オルセンが「GODZILLA」出演を決意した最大の理由は?

日本が世界に誇る「ゴジラ」をワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズがハリウッド版として製作し、全世界で大ヒットを飾っている。アカデミー賞受賞者やノミニーが名を連ねるなか、オルセン姉妹の妹にして一番の演技派として知られるエリザベス・オルセンにも声がかかった。オファーを受けてから撮影時のこぼれ話までを、オルセンが語った。(取材・文/小西未来)

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――「GODZILLA」への出演オファーがあったときのあなたの反応は?

「『GODZILLA』の話をもらったときは、ちょっと戸惑ったことを覚えています。怪獣映画なんて……という気持ちが少なからずあったの。でも、ギャレスと会って、彼がどのような映画を目指しているかとか、日本文化におけるゴジラの意味なんかを教えてもらったら、これほど美しくも恐ろしい現代的な映画はないって確信したの。おまけに、彼はスペクタクルだけじゃなくて、ヒューマンドラマにも関心があることがわかって」

――あなたにとっては珍しく母親役です。

「ええ。『GODZILLA』にひかれた一番の理由は、若い母親を演じるチャンスだったからなの。私って実際の年齢よりも幼く見えるから、母親役をオファーされることはめったにない。だから、4歳の男の子のお母さん役を演じることができると聞いて、これほど幸運なことはないと思って」

――ブルースクリーンでの撮影には苦労しませんでしたか?

「実は、現場にはブルースクリーンすらなかったの。なんにもない(笑)」

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――そうだったんですか(笑)。

「でも、子どもの頃に戻ったみたいで、楽しかったわ。たとえば、遊技場で遊んでいるとき、『地面を触っちゃだめ! これは溶岩なんだから!』とか、『危ない! ジョーズがいる!』とか、子どものときは想像力を働かせて遊んでいたの。もちろん、これは大作映画だし、シリアスな演技でリアリティを出さなくてはいけないから、子どもの遊びとは違う。でも、遊びのように想像力を羽ばたかせることが重要だったし、演技を心から楽しんだわ」

――「アベンジャーズ2」にはスカーレット・ウィッチとして参加していますが、もともとコミック好きだったんですか?

「いいえ。でも、うちの兄が大のコミック好きで、彼の遊びに巻き込まれていたのよ(笑)」

――(笑)。

「いまでも大量のコレクションを持っているから、コミック関連の映画のオファーがあると、いつも彼に相談しているの。ちなみに、子どものときはジョージ・クルーニーの大ファンだったから、彼の演じたバットマンが大好き。シリーズで最低と言われているけれどね。でも、一番好きだったのは、ハン・ソロとインディ・ジョーンズだったわ」

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