ハナ 奇跡の46日間

劇場公開日:

解説・あらすじ

世界卓球選手権で韓国と北朝鮮が結成した史上初の南北統一チームの実話を、「第7鉱区」のハ・ジウォン&「空気人形」のペ・ドゥナ共演で映画化。1991年、韓国ではスター選手ヒョン・ジョンファの活躍で卓球ブームが巻き起こっていたが、強豪・中国を倒すことができずにいた。そんな折、日本で開催される世界選手権を前に、韓国と北朝鮮による統一チーム「コリア」が結成される。しかし、選手たちはライフスタイルや練習方法の違いにいがみ合うばかりで……。

2012年製作/127分/韓国
原題または英題:Korea
配給:スモモ
劇場公開日:2013年4月20日

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映画レビュー

4.5【”スポーツで育まれた強き絆は、朝鮮民族分断ラインを越える。”今作は南北朝鮮統一の”チーム・コリア”が卓球世界選手権で、快進撃した実話をベースにしたムネアツな物語なのである。】

2025年6月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

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NOBU

3.5スポーツものも韓国映画の十八番

2024年12月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

韓国映画と言えば南北モノ、歴史実話ベース、ノワールが得意ジャンルだけど、スポーツものもハズレ少ない。
オチは予想どうりだけどそれまでの過程がリアリティもって上手く描かれており、若き日のハジュオンもペ・ドゥナもとっても初々しい。明るくシンプルな面白さ。軽い気持ちで見られます。

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モロッコガール

5.0ダブルス!ラリー!タッグ!

2022年11月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

TikTokのショート・ムービーで、
最近ちょっと感じの良い動画を見たんですよ。
何かの卓球の試合での 女の子のサーブのシーンですね。
⇒ 高く投げ上げた球が中空から落ちてきて、ダブルスの相坊の頭にコツン♪
真剣な表情が一転して笑い転げる可愛らしい二人の動画。

なんだろうな?とは思っていたのですが、コメント欄に「韓国映画のワンシーンなのだ」とあり、早速レンタル。
⇒ くだんのシーンはNGシーンだったようです。

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軍事境界線をはさみ、戦争がまだ終わっていない韓国と北朝鮮。シリアスな両国関係。

ソウル滞在歴のある友人から聞いたが、「戒厳訓練」の晩には、夜通し外出禁止令で、カーテンも開けてはならず、大都市ソウルの、ホテルの前の大通りが銃を持った兵士で埋め尽くされて、夜闇に戦車が市内を走り回っているそうだ。
本当に恐ろしくて彼は窓のカーテンの隙間を閉じたのだと。

そんな厳しい現実に生きながらも、最高のコメディにも挑戦できる制作陣の“ダブルス・タッグの気概”には打たれる。
危機の中にユーモアを見いだせる地頭の良さだ。

シドニー五輪(2000年)の時に見たあの「青い統一旗」。その美しさには僕は目を奪われた。
映画はそれに先立つ1991年に、幾度もの頓挫を経て史上初めて公式に統一旗が掲げられた=千葉県での世界卓球選手権を舞台にしている。

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新垣結衣、真木よう子の「ミックス」、
窪塚洋介、中村獅童の「ピンポン」、
あとDVD化されていないけれど松坂慶子と桃井かおりの温泉場での卓球シーンが愉快な「自由な女神たち」も楽しい。

卓球のラリーは、”対話“なんだと思う。
笑ったり泣いたりしながら、時にはムキになったりもしながらも。
それでもあのピンポン球は、銃弾とは違う。決して人を殺めない愉快さと”おかしみ“がある。

同じ民族同士、同じ言葉を使う血縁・親族同士、国の体制と教育によっていがみ合うように仕向けられる悲しみを、僕ら鑑賞者は見つめなければと思う。
南北を分断させた壮絶な朝鮮戦争と、その結果によって、
あの戦争の片方に組みし、“お先棒を担いで”特需とやらでさんざんに儲けさせてもらった我が国の後ろめたさを、
僕らは覚えていなければ。

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卓球をやっていた息子のことも思い出してチョイスした本作品、
息子たちとラケットを持ってもっと向き合ってやれば良かったナーと後悔だ。

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きりん

4.5南北選手、スタッフの対比が良かった ただし演じているのは韓国の俳優...

2021年9月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

興奮

南北選手、スタッフの対比が良かった ただし演じているのは韓国の俳優だけれど、それぞれの事情が、表情が、想像はしていたけれど、民族統一は単純な問題ではないんだなと思わされた。隣国の複雑な関係が少し垣間見れた。一番感動したのは、ダブルスの試合中、ペドゥナが倒れたときに、ハ・ジウォンが「止めよう」と言ったときに、ペドゥナが「お父さんに金メダルを持って帰らなきゃ」と返したとき そこからか二人の関係が姉妹になった気がした 号泣シーンでした ペドゥナはドラマも含めて色んな作品を見てきたが、どんな役でも安定した演技力でまた、好きになってしまった。 他にも見所満載の素直に感動できる作品だった。 あえて付け足すならピンポン球を踏みつけたのが日本人じゃなかって良かった。

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♪エルトン シン