劇場公開日 2013年2月15日

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ゼロ・ダーク・サーティのレビュー・感想・評価

全141件中、81~100件目を表示

1.5出た!アメリカ特有の映画。

2014年12月4日
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単純

出ましたね~。偽善映画が。アメリカは好きだよね~。負け戦をあたかもかっこ良く終わらせる映画。もうベトナム戦争映画でもう飽きたよ。この映画あたかもドキュメンタリー風って唄ってたけどバリバリ、フィクションですし設定もお粗末。そもそも戦場も知らない高卒12年目のCIA女子職員に国の情勢を脅かす計画を任すだろうか?有能って設定だけど映画を観てると有能って場面は全く無かった。ただ自分の意見をだだっ子的に押し付けてるにしか観れなかった。挙げ句の果てにヴィンラディンの顔の承認も彼女だし(笑)
で自分で押し付けといて最後泣くし。これには爆笑です。非人道的なプロジェクトを達成しておいてお涙頂戴は無いよな~。軍事や世界情勢に詳しい人から見るとこの映画はとりあえずヴィンラディン風の人を殺しちゃったけどアメリカ軍事は凄いでしょ映画でした。
もうアメリカ視点の戦争映画はベトナムだけにして欲しいものだ。唯一良かったのが今亡き名優ジェームスガンドルフィーニが出てる事かな。

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エイジ

3.5見応え十分

2014年9月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

見応えのある二時間半。
作品で反テロ的なポリシーを掲げるより、首謀者を追い詰めていくスリリングさを押し出したシナリオになっていると思う。
だからなのか、長官のセリフが陳腐だったり、政治的なにおいのする部分はぼかしている感じ。
あと諜報活動、作戦部隊も意図的にばたばたさせているんでしょう。実際は対テロに関してはもっと洗練されていたはずで、諸事情あって、ようするに描けない部分なんでしょうか。
あらためて思うのは、テロという方法論を絶対悪に仕立て上げたアメリカの勝利だったんだろう。

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okaoka0820

3.5怪物と戦う者は自分も怪物にならないよう注意せよ。 深淵を覗き込む時、深淵もまたお前を覗き込む。

2014年5月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

良かった。

ビン・ラディンの情報を得るため行われる捕虜への虐待。
虐待を繰り返すことによる加虐者側の心の疲弊。
誰のため、何のためにこんな事を続けなくてはいけないのか。
関係する人々は皆、暗黒面に引き込まれていく。

また本作で良かったのは終盤にある一連の突入~鎮圧のシーン。
CIA局員である主人公が場所を突き止めて…という話の場合、往々にしてあるのが連絡でミッション成功を知るパターン。
そこで雄大な音楽が流れ皆が手を握り肩を組む。

本作はそんな安っぽい展開にはなっていません。
特殊部隊の突入~鎮圧を丁寧に描いています。

その映像を見て思うこと。
訓練された組織の凄まじさ。
そして憎しみの連鎖は結局止まらないということ。

最後、主人公に対して投げられる或る質問も感慨深かったです。
主人公であるサラと米国という国全体が被る瞬間でした。

157分と比較的長時間の分類に位置付けられる本作。
中盤で中弛みが無いと言うと嘘にはなりますが、
終盤の戦闘シーンを観るだけでも元は取れると思います。

オススメです。

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Opportunity Cost

5.0パキスタンは

2014年2月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

知的

難しい

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maki

4.0終わりなき戦い

2014年2月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

知的

難しい

ビンラディン殺害という、まだ十分な冷却期間があったとは言えない事件を映像化するにあたっては、相当の批判も覚悟しただろうし、脚本執筆も神経を擦り減らす仕事だったであろうことは容易に想像がつく。

CIAをはじめとする各国の諜報機関が総出でその行方を追っていたビンラディン。
その映像化作品ということで、派手な活劇を期待した人も多かっただろうが、残念ながらそれを期待した人は肩透かしを食らっただろう。

捕虜への尋問、情報収集、情報分析、懐柔、買収、根回し、説得…。
ビンラディンとアルカイダナンバー3との連絡員“アブ・アフメド”を特定するまでの過程は忍耐に次ぐ忍耐。
正に、忍耐が執念を醸成したと言っても過言ではない。

二時間半超という尺は確かに短くはないが、この長尺やジリジリするような展開が、マヤをはじめとするCIA局員の焦燥感を観る側が共有すること容易にしている。
もしも、これをテンポのいい活劇に仕立てていたら、この焦燥感は到底共有出来なかったに違いない。
製作側の意図は、この事件を題材にしてエンターテイメント作品を作ることではなく、この作戦がどういうものだったかを伝える、ドキュメンタリーに近いものを作ることではなかっただろうか?

当時、ビンラディン殺害のニュースに沸くアメリカ国内の様子には、何とも言えない複雑な違和感を感じたが、すべてが終わった後にマヤが流す涙にもまた複雑な思いが感じられた。
アメリカにはビンラディンを野放しにするという選択肢はなかった。
しかし、ビンラディンがいなくなってもテロリストは存在し続け、テロ事件も起きる。

戦いは終わらないのだ。

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arakazu

3.5あくまでもフィクション

2014年2月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

マヤが置かれている状況や、彼女がすごくのめり込んでいく流れはわかる。もっと注文をつけると、もっと人格が壊れてしまいそうな感じで行き過ぎになっても良かったのでは。実際にいる人を描くのではなくて、あくまでもフィクションとしてみたい。というのも、戦争で一方の立場の視点から描く場合、フィクションの枠を出られないから。視点が偏るのをわかっていて、どうして映画にする必要がのか、それが伝わってこなかった。まかりとおっている拷問。上のものの許可が下りないなど、事情はわかってくるけど、マヤという女性の視点が中途半端に客観的にしようとして、マヤ個人が見えなかった。

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ミケランジェロ

4.0常にそこには人間がいる

2014年1月13日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

知的

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mayone

4.0気を抜けない危うさがリアル

2013年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

こんな殺伐とした国が実際にあると思うと恐ろしいですね。

いつ自分、もしくは同僚が殺されるか、人質になるかわからない。こういう仕事をよく続けられるものです。作中にもありましたが、もう精神はボロボロでたまらないんじゃないでしょうか。

突入の映像は息が詰まるほどリアルでまさに記録映像のようでした。

街の誰が敵かわからない、いつ誰が裏切るかわからない、自分の命を犠牲にしてまで目的を果たそうとする組織。

恐ろしいことばかりですが、一番恐ろしいのはまだ問題は片付いていないということだと思います。

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ゼリグ

4.0非映画的な映画

2013年12月14日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館

悲しい

怖い

難しい

東日本大震災から二ヶ月後に決行され、日本でも報じられたビンラディン殺害。
今の10代は9.11がどういったものだったのかわからないのが普通で、この映画を観て“理解しろ”というのは無理難題に近い。
だから知らない人は観る前に少し知識として入れておくといい。

映画としての出来は率直に言えば悪い。
なぜなら、全編通して映画的な時間配分を無視して作られてるからだ。
冒頭の拷問シーンしかりアブアフメド追跡過程も、カットして短くすることは出来たはずだ。なぜそれをやらなかったのか。
それは監督自らが記録として残し伝えたいからと語っている。
事実かどうか明確ではないものを伝えるというのも甚だおかしな話ではあるが、彼等の緻密なリサーチによって作られたこの映画には、本来必要なものが全く描かれておらず、ただひたすらに起こった出来事を描いている。

この映画には感情が無い。

主人公のマヤは紆余曲折ありつつも、アメリカの敵とされるビンラディン追跡にひた進む、悪く言えばマシーンだ。
そんなマヤに観ている人は感情移入出来るはずがない。この映画は本当に歴史を辿っているだけだ。

戦争は、いち意見で語ることは不可能であり、今後の歴史においても、社会に生きている以上解決出来る問題ではない。
必ず意見のバックグラウンドが邪魔をする。現実問題としてこれは仕方がないことだ。
それらの意見を全て飲み込む作品を作るとして、1番なのは結果だけを描くことだ。
起きた事以外を描かない。
この映画に関しては、この無感情なストーリーが「記録」として相応しいものになっているということ。
実際に抗議などが出た問題作ではあるが、描くことを禁止するというのは「記録」として残す意図とは真逆の存在になってしまう。
そういった意味で、この映画の非映画的な部分が存在している。
しかし映画としてラストシーンは必要である。
言わずもがな、最後はビンラディンが殺害される。ここで終わったら観ている人は何を思うか。
納得や理不尽感といった気持ちで終わってしまうだろう。果たしてそれでいいのだろうか。
「記録」として残す以上、今現在、現状も伝えるべきではないのか。

劇中のマヤは、言うなれば当時のアメリカ国民の代弁者だ。
同朋を殺された国民は怒り、ビンラディン殺害が行われた日には喜び笑い、そのことに疑念を抱いた者は叩かれた。
だが、事が終わり、何が始まったのか。
テロは消えたのか。
戦争はなくなったのか。
10年という長い年月を経て成し遂げ、得たのはなんだったのか。
この映画のラストシーンは、そのことについて問い掛けた秀逸なものだった。

ただひたすらにビンラディンを追い求めたマヤと国民。
成し遂げた先のマヤ(国民)は、一体どこへ向かうのか。
映画を観て、考える。それが出来る映画。

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チンプソン

3.5現実のお話

2013年11月14日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

一人の女性分析官の意地と執念がビンラディンを追い詰める、という映画的には面白いネタだが、これは現実に起こった話。暴力に対して更なる力を持って制すというやり方は新たな遺恨を生み出すだけ。何だかやり切れないね…

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totocinema1973

5.0娯楽を超えた、事実を伝えようとする監督の気迫が物語る深いものを感じ取れた

2013年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

面白い面白くないという娯楽的判断を超えるなにかを受け取ったような気がした 監督もそういう思いから一般的には最後に映す、事実に基づくという注意書きを始めに持ってきたのではないだろうか。
米国が受けた壮絶な悲劇 対するテロリストは祖国で身を潜め生きながらえる 報復を誓い、それに全てを費やしてきたCIAの女性、その当事者が語り、ハートロッカーで史上初のオスカー受賞となった女性監督が表現する。これは両者が女性であったことで成し得たのではと思える
現地でビンラディンの最期を見届けた彼女と、同性とし通じ合えたからこそ娯楽を超えた信念がドキュメンタリーのような世界観を表現できたのではないかと

 はじめは新人CIAでパキスタン入りした彼女だが、希望していたわけでもなく信念もなにもなかった それが日に日に現地の危険と隣り合わせの生活、常にテロを意識し、その主犯が潜むだろうその地で世界の安全と祖国の報復の為に、捕虜を拉致し、拷問虐待を目の当たりにし尋問を繰り返す そうした中で自然と強くなり、責任感ある姿勢で臨むようになる 彼女の内面の変化や成長、事実に基づくテロ事件の裏で行われているCIAの作戦や内部での葛藤 それをこんな簡潔にうまくまとめる監督の力が素晴らしい
 長い期間をかけ、徐々に外堀を固めるように主犯格に迫るが、幹部を捕らえるほどに周囲が危険になり、目的を同じにした仲間が殺され自身も狙われ、仕事としてビンラディンを追うというノルマから、私怨にも似た思いが絶対にビンラディンを殺す、と彼女を突き動かしていく アルカイダがいかに狡猾で悲惨なテロリストかということが非常によくわかり、その中心に身を置くことがどれほど怖いことかは計り知れない
 クライマックスのビンラディン邸を奇襲するシーンは、現実感があり緊迫した状況が感じ取れ、ラストのビンラディンの遺体を確認するシーンは、12年の言葉では表せない達成感と、共に虚無感が伝わり鳥肌が立った 姑息で残酷なテロという絶対悪に対し、小数精鋭でまさしく必死に長期間諜報活動をしてきた忍耐と頭脳、気迫の勝利であることは間違いなく、彼女をはじめ祖国の安全を守る人たちが裏で血の滲む努力をしていることを深く心に留めたい またこれを映像として表現してくれたビグロー監督に感謝する

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bp

3.5期待してたが…

2013年11月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

ハートロッカーがリアルに作られていた分少し期待していたが、思っていたより迫力が少なくて残念だった。
でも、ビンラディンを捕まえるまでの作戦や状況がわかり、建物に入ってからドキドキしてました。ドキドキがもう少しあれば良かったかなー。

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リンダ

2.0ん~ つまらない 期待はずれ

2013年10月20日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

911全米同時多発テロの首謀者にしてテロ組織アルカイダの指導者、ビンラディンの殺害計画が題材のサスペンス。CIAの女性分析官の姿を通し、全世界を驚がくさせた同作戦の全貌を描き出す。メガホンを取るのは、アカデミー賞で作品賞などを受賞した『ハート・ロッカー』のキャスリン・ビグロー。『ヘルプ ~心がつなぐストーリー~』などで注目のジェシカ・チャステインが、狂気にも似た執念でビンラディンを追跡する主人公を熱演。リアル志向のアクションやドキュメント風の映像も見ものだ。

ビンラディンの行方を追うものの、的確な情報を得られずにいる捜索チーム。そこへ、人並み外れた情報収集力と分析力を誇るCIAアナリストのマヤ(ジェシカ・チャスティン)が加わることに。しかし、巨額の予算を投入した捜査は一向に進展せず、世界各国で新たな血が次々と流されていく。そんな中、同僚の一人が自爆テロの犠牲となって命を落としてしまう。それを機に、マヤの中でビンラディン捕獲という職務が狂気じみた執心へと変貌。ついに、彼が身を隠している場所を特定することに成功するが……。

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ポッキー

2.5ビミョー

2013年10月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

難しい

この映画の趣旨自体に日本人がついて行けてないかもしれない。エンタテイメントとドキュメンタリーの間の作品に、150分はかけすぎたかもしれないね。

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西の海へさらり

3.5実話を元にだけに…

2013年10月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

興奮

知的

ストーリーもなかなか、面白いです。
これが、リアルな政治、外交、戦争なのかなと…。
ラストの強襲作戦は戦争映画マニアには堪らないです!

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SICK_JOY

5.0悪魔降臨

2013年9月22日
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鑑賞方法:映画館

興奮

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ミシェル

4.0手に汗握る緊張感

2013年9月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

ドキュメンタリー風に見せながらしっかりストーリーを作り、山場や見所があるところは流石キャスリン・ビグロー。
見せ方が上手い。
最初から最後まで緊張の糸が切れない針詰められた空気を2時間超続けながら飽きさせないのは凄い。

ただ、アカデミーを意識しすぎた感は否めない。

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nana

5.050年前の映画と似ている

2013年9月19日
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鑑賞方法:DVD/BD

興奮

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小二郎

4.0凄まじいまでの女の執念・・・

2013年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

興奮

知的

マヤの活躍には感服したけど、彼女自身は達成感より虚しさの方が胸に去来したんじゃないかな? ビンラディンが指示したことは、確かに異常で許されるべきことではない。でも、拷問もそうだけど、あの解決法が正しかったのかと問われれば、私は”No!”と言わざるを得ない。収監して、裁判にかけるとしたら、またテロが頻発するかもしれないし、奪還に燃えて、攻撃が激しくなるかもしれない。だから、あの方法しかなかったんだと言われれば、否定はできない。マヤが理詰めで協力者をあぶりだしていく過程は、興味深かった。周囲の理解を得ようとするよりも、まず己の論理を信じて行動したマヤはすごい。誰にでも真似できることではない。そのことに深く心を打たれた。

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瑞

4.5良く出来上がっていた。

2013年9月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

ジェシカ・チャスティンの演技が上手く、素晴らしかった。
最後の最後の涙のシーンは、ちょっと感動した。
キャサリン・ビグロー監督のリサーチ力、演出力はさすがだった。
ウサマ・ビンラディンを暗殺するまでの、証言がすごくしっかりしていて、リアリティ感抜群で面白かった。
指揮をとっていたのが、男性でわなく女性だったことに驚いた。
またキャサリン・ビグロー監督には、リアリティのある映画を撮り続けてほしいと思った。

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tatsu tatsu
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