ウルヴァリン:SAMURAIのレビュー・感想・評価
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日本が舞台のマーベル映画
ディズニープラスで鑑賞。
マーベル映画では珍しく、大半の舞台が日本になっていました。新宿や秋葉原の街並みなど、見慣れた景色がマーベルの世界に登場していて新鮮でした。
日本人キャストも多く出演しており、中でもマリコとユキオは物語のキーパーソンとして活躍した点が好印象でした。
今作のウルヴァリンは、ある人物の罠によって再生能力を失ってしまいます。これによって、攻撃されたときの痛みを感じるようになり、彼が死に至りそうなぐらい苦しむ姿を見るのが辛かったです。
治療能力を巡る戦いが主に描かれるので、途中から単調に感じる部分はあれども、マーベルで描かれる日本を見れただけでも嬉しかったです。
ツッコミどころは多いけど愛を感じる
前提として
・原作と思しきものは未読。
・『X-MEN』『~2』『~:ファイナル・ディシジョン』『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』『~:ファースト・ジェネレーション』は視聴済。
・ジェームズ・マンゴールド監督の他作品は未視聴。
妙にクセになった。
まずは、気になった部分をいくつか。
ストーリー全体の目的が分かりづらい。ローガンが何をしたいのか、勢力図がどうなってるのか、マリコがなぜ狙われるのか(物語中に判明するが納得はしづらい)。これが原因で物語に追い付くことができなかった。キャラや要素が多すぎるのかもしれない。X-MENあるある。
ラストシーン明けで急にユキオがいなくなったのにはびっくりした。さっきまでの会話はどこに??? スピンオフドラマでも作るつもりだったのかな。
日本をロケーションにしているが、やっぱり"勘違い日本"。アメコミ作品との親和性は高いので、悪いとまで言い切れないが……。
日本人をこんなに起用できたのなら、なぜハラダをウィル氏にした……。演技とかの問題じゃなくて日本語発音の問題。メインキャラクターは、日本人とそれ以外の区別をしっかりつけているように印象を受けたのだが、ハラダだけが不可解だった。
さて、ここからは好きな点を。
まずはコンセプト。
日本に来るウルヴァリン。そして死にかける。
爪を出しても痛い。いつもの猪突猛進スタイルで戦うとフラフラになる。そして助けられて渋々従う毛むくじゃら。
ウルヴァリンが死にかけるだけでこんなに面白いなんて!
死にかけても何かを守ろうとする姿は、まさにウルヴァリンであり、"ヒーロー"でもある。今作は"ヒーロー"としての描かれ方が多い。そういう意味では見やすいアメコミ作品。
ウルヴァリンってなんやかんや言って人に甘いよね。
アクションもめちゃくちゃ良い。歴代最高かも。
動きが派手だし、画としても映える。ウルヴァリンvsシンゲンはベストバトル。真田さんすげぇ。
新幹線シーンの妙なコミカルさも好き。でも新幹線は木造じゃないよ???
真田さんと福島さん巧かったなぁ……MAOさんも美しかった。
日本を舞台にしていて、ツッコミどころもたくさんあるが、引き込まれるものが多い。
なによりも"ウルヴァリン"と"日本"に対する愛を感じる。
ウルヴァリンの設定をあんなに引っ張って来たことがあるだろうか。
伐採業の経験、飛行機酔い、ジーンのトラウマ、骨でできた爪(ラストの展開好き!)、兵士としての過去……
ジーンのトラウマ以外、"X-MEN"オリジナル三部作では出てこなかったものである。後付け設定かもしれないが、しっかりと描いているな、という印象。
さらに(原作でおなじみの)黄色いスーツを登場させようとしていたのを聞くと、ニヤッとしてしまう。
日本人の思想とか考え方を、矢志田家の問題・呪縛として描いているのも高評価。良いものでもあり、悪しきものとも捉えられる。一番上の立場(ミスター・ヤシダ)が腐敗するとこうなるよね、みたいな。マリコが乗り超え、自らの力で会社を引き継ぐのも良かった。
ツッコミどころは多いがクセになるぐらい好きになるし、ウルヴァリンかっこいいなってなる。そんな作品。
ウルヴァリン第2弾。
ローガンとマリコの関係はよかった
個人的には面白かった。ヒュー・ジャックマンと真田広之のアクションがこの映画1番の見どころだと思います、それとアクロバティックなヤクザが面白い
ヒュー・ジャックマンの日本語が可愛いです。ヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンが沢山見れたので良かったです
棒読み侍でござる
ウルヴァリン日本旅行編
こんなに忍者がいてたまるか!と思いつつX-MENいるんだから、まぁいても良いか…とも思うそんな作品
「日本(知っている日本ではない)が舞台!」
ハリウッドあるあるなヘンテコ日本描写は比較的抑えられてるか?と思いつつ話が進むほどやっぱりヘンテコ日本でした。
とは言えでっかい作り物の日本の風景でも、CGでもなくちゃんと秋葉原やらなんやらで撮影してくれてる感じはなんだか嬉しい気もする。
秋葉原の風景なんて日本のドラマでもよく見るけど、不思議と洋画だなぁって感じるのは、なんかピントの合わせかたとか、構図だったりが違うのかな?そう思って見てるからそう感じるだけ??
「いくら小さい島国でもそんなに狭くないぜ!」
ヘンテコ日本描写の話ではあるけど、あっちゅーまに長崎行って、帰りは車で軽く飛ばしたくらいの感じで東京帰ってきてた気がするけど、さすがにそんなに狭い国じゃないぜ!!
そして四季のある国だけど、そんな移動したからって急に雪景色ってのもね…
まぁヘンテコ日本嫌いじゃないけど。
「新幹線バトル!」
ヤクザも短刀新幹線の屋根に突き刺して頑張ってたけど、新幹線さすがにそんなにやわじゃないでしょ!ウルヴァリンの爪はわかるけど、むしろ爪の場合すーって切れちゃいそうだけど。
なんだか「ブレットトレイン(2022)」感もあって面白かった。
「あの時助けた日本人がね…」
あんな風な人になっちゃってたらショックよ…
っていうか治癒力移植というか若返っちゃってるし…
「ユキオ」
本作に出てくるユキオはデッドプールに出てくる忽那汐里さん演じてたユキオと同じユキオ?
「X-MENシリーズとしては…???」
ウルヴァリンZEROは他のミュータントとの関わりなど、X-MENシリーズとして繋がりを感じる部分が多かったけど、本作は日本に来てしまっている事もあり、他作品との繋がりはあまり感じられなかったかな?
エンドムービーで一応補完される部分はあるけど。
ウルヴァリン長く生きていろんなところ戦いいってるから日本にも由縁あるのねーって感じの作品でした。
これが他の作品にどのくらい繋がりがあるのかわからないけど、ウルヴァリン日本旅行編くらいで見るとちょうど良い気がする。
ウルフガイ
ヒュージャックマンの一番のはまり役ウルバリンは大好きなキャラクター。昔、平井和正氏のウルフガイシリーズにドハマりした身としてはこのアメコミハードボイルド狼男もなかなかのもの。
平井氏のウルフガイといえば、狼男が持つその不死身性をめぐって人間の醜い欲望があらわになるというのが特徴の一つ。今回の作品はその内容に近いものであり期待していた。
しかし蓋を開けてみれば、日本の描写が相変わらず違和感ありまくり。欧米人が抱く歪曲された日本そのものを相変わらず描いており、これはむしろ確信犯的にやっているのかとさえ思える。
にしても白昼堂々上半身裸で刺青見せびらかしながら襲撃するヤクザなんていないし、日本人を演じている役者が真田氏を除いてみながキルビルレベルのへたくそな日本語。それらが物凄いノイズになっていて全く作品に感情移入出来なかった。
評判の悪さからシリーズ唯一の未視聴作品だったが、やはり評判通りの出来だった。ただストーリーはウルフガイに近いものをやってくれてその点は良かった。
45点
日本を舞台にしてる点で星+1
これって、何なの。
命の恩人
一言で台無しになりました。
ウルヴァリンが、日本を舞台に旧友の孫娘を助けて活躍する物語。
真田広之を見るだけが目的の鑑賞でした。
それでも流石ハリウッドですね。前半は秋葉原や新幹線での格闘シーンにくぎ付けになりました。一人か二人、特別に強いヤクザの設定を作っても良かったかもしれません。そうすれば、新幹線での格闘もより映えたかもしれません。
機関銃を抱える警備員とか・・・ご愛敬もありましたが、日本の現在の風景を、それなりにしっかりと映してくれていました。
後半は興ざめ。やはり日本となると忍者が出てこなければならなくなるのでしょうか。
真田さんの殺陣、もっと見たかったですね。増上寺の乱闘シーンなど、彼が出ればもっと映えるものになったと思うのですが、もったいない。
最後に、長崎の原爆を映してくれたのは嬉しかったのですが、それを「平和に続くもの」と言うような、投下を正当化するようなセリフは付けて欲しくなかった。セリフの趣旨は「原爆の犠牲者の死を無駄にしない」と言う使命感を発したものだったのかもしれませんが、字幕上ではそれは感じませんでした。とても不愉快に感じました。これだけで評点を大きく下げさせて頂きました。
製作が楽しんでるだけ
先ず、ウルヴァリンを捕虜に出来る日本軍の凄さ(^^;
それから、「え!髪伸びんの?」というウルヴァリンの風体。
急に出てきて日本に行くと言うユキオ。
序盤から違和感感じまくり。
これは色々と忖度して見ないといけない、と思う事はいいとして、それでも補完出来ない部分は放棄するしかない(ー ー;)、というか文句しかない。
日本描写を大切にしてる感じだけど、製作者側が日本に来たかった、だけに感じられる(>_<)
あんまり田舎ロケとか行ってないし。
対立軸もよく分かんないし、シンゲンさんには自分の娘を殺す気などない!、とか言って欲しかったし、忍者が毒矢使った事に一言無いんか!?、新幹線はあそこまで暴れたら途中で止まるって!、結局ユキオは何がしたかったんだ?、
あー、文句しかないかも。
夢のジーンとエンドロール後のシーンから、
「ファイナルデシジョン」と「F&P」の間というのは分かるけど、そのブリッジの話としてはあまりにもちっちゃい話で、必要性が感じられない。
しかもこれから「ローガン 」まで間空きすぎで、流石に補完のしようもない。
「F&P」後のウルヴァリンの話やって欲しい。
今の時代に忍者だとーっ
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