キャリーのレビュー・感想・評価
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キャリー(クロエ・グレース・モレッツ)の超能力の映像が抜群に良い
監督が客に魅せる工夫をせなアカン
オリジナルには悪いけど
原作を読んだこともないし、オリジナル版の「キャリー」を見たこともない。と、言うよりは「ネタバレしちゃってたから見る気を無くした」のが正解だ。
デ・パルマがいかに巨匠であろうが、キングがどれだけの文豪であろうが、映画のトリックをばらされたら価値を無くす。いや、無くなる程度の映画でしかない。ほかに見るべき演技も、ショットも、ピクチャーも無く、耳を貸すべきセリフも音楽も聞こえてこない。
ひとつのイベントに過ぎない。
さて、この映画、見たいポイントははいくつかあった。
・クロエ・モレッツの成長期と、キャラクターの親和性
・ジュリアン・ムーアのサイコパス演技
・アンセル・エルゴートのプロムキングぶり
・その他、スターの卵たちがここから羽ばたいていくであろう通過点
「X-MEN」シリーズにおいて、自らに宿るサイキック能力に戸惑うティーンの姿はさんざん描きつくされてきた感がある。今さら何を?クロエを使って?
そう思って見ていたが、体を吊り上げているワイヤーが、まるで見えているかのようなひどい映像であった。ますます、オリジナル版の「キャリー」が遠ざかっていったのは間違いない。見る意義を無くした。
2018.10.12
【”Bloody Carrie” "時は過ぎ去り、且つての私が今へ移ろう・・” 面白き、勧善懲悪青春ホラー。】
■感想
・冒頭の、狂気に満ちたママ(ジュリアン・ムーア)のベッド上での姿。
ー 全体に言えるのだけれど、ママの狂気の背景をもう少し、キチンと描いて欲しかったなあ・・。ー
◆プラムシーンまでは、”ホラー”というより、”青春ムービー”に近い。
ー スティーブン・キング原作にある程度、忠実に描いている。ー
・キャリー(クロエ・グレース・モレッツ)は、イケメン人気者もトミーを演じたアンセル・エルゴートにプラムに誘われ・・。
一方、お金持ち我儘娘クリスは、今までキャリーを苛めていたスーを始めとした友人達の止める言葉も聞かずに・・。
ー 激しい怒りのために、超能力全開で、クリスとビリーの乗る車を超能力で止め、天誅を下すシーンは、スカッとする。ー
<最後は、”アッシャー家の崩壊”の態で、崩れ落ちるキャリー家。
だが、キャリーの墓に備えられた”白い薔薇”が映された後、墓に罅が入り・・。
クロエ・グレース・モレッツって、出演する作品傾向が、全体的にダークなんだよなあ・・。(除く:キック・アスシリーズ)
「モールス」も、「彼女が目覚めるその日まで」も、「グレタ」も、「サスペリア」も・・。
本人の嗜好なのであろうか・・。>
DVD210円ゲットシリーズ。リメイク版。オリジナル、大昔に鑑賞し...
キャリーを演じるには可愛い過ぎだったかもしれないですね。
現代版「キャリー」というところ…
クロエ・グレースが可愛すぎ!
これじゃいじめられる原因さえわからぬほどで、かなり感情移入さえしてしまう。おもわず泣いた。あまりにも可哀そうなため・・・。むしろ母親役のジュリアン・ムーアとか、悪女のようなクリス役・ポーシャ・ダブルデイの恐ろしさが際立っていた。もしかすると、キャリーを可憐な乙女として描こうとしてたのか?
時代的な演出として、更衣室でタンポンを投げつけられうろたえていたキャリーがケータイ動画に撮られ、それをネットに流されるというエピソードが加わっていた。ただ、これも大騒ぎになっていいはずなのにかなり抑え気味。クライマックスのパニックシーンでもオリジナルの方がはるかに緊迫感が伝わってきたのも否めない。
スー役のガブリエラ・ワイルドも長身美人で今後期待できそうな女優だったが、最後に妊娠が発覚して、それをキャリーに指摘されるといった細かなエピソードなんてのは要らないんじゃないのかな・・・
まぁ、平凡な忠実リメイク作品としか映らなかったよ。クロエのヌードも露出が少ないし、アイドルを脱皮できない状態なのかと疑ってもみる。表情は良かったけど・・・『キック・アス』のほうが彼女の魅力全開だと思う。
母親がイってしまってるから
意外とオリジナルに忠実なちゃんとしたリメイク
正直あらすじを知らない人なんてかつてはいたのでしょうが絶滅したでしょうし、レベルの超名作のリメイクなのでオリジナルとどう違うかをざっと拾ってみましょう。
・シャワールームに全裸の女子が1人もいない。
・女子の体育の時間にピ~ヒャララ~みたいなBGMがない。
・お母さんの怖さが10倍増し。
・ブチ切れた後のキャリーに分別がある
・スーちゃんのその後にオマケあり
それ以外はオリジナルを忠実になぞっているので、それだけもうオリジナルが完璧という話なのでしょう。映像も全体的にややフォーカスがかかった水彩画のようなタッチでとても美しい。
クロエ・モレッツは『キック・アス』、『モールス』で血塗れが似合う女優であることが証明されているのでクライマックスはとても爽快でした。どうせなら旬なキャストを主演にして頻繁にリメイクして欲しいです。シアーシャ・ローナンあたりもバッチリだと思います。
妥当なリメイク
特に印象強い訳でもなく、「普通」っていう感想だが、怖いシーンは並みに怖くて良かった。時折見ることができるクロエ・グレース=モレッツの可愛さも良い。また、昔っぽい雰囲気も作品の質の向上に一躍買っていると思う。
CGなどの技術向上もあってか、派手なシーンはかなり派手だ。オリジナル版の方が怖さは上だが、オリジナルの基礎はきちんと押さえつつ暴れてくれるのはなんか気分が良い。下手に新しい要素を入れないのも良かったかもしれない。
1つだけ、リメイク作となる本作への注文は、やや大衆向けにし過ぎたということだ。前述の通りオリジナル版の方が怖いが、さらに不気味さや悲しさももっと強く描かれていた気がする。もっと不気味でダークな感じでも良かったのではないかと考えている。
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