劇場公開日 2013年11月8日

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「【”Bloody Carrie” "時は過ぎ去り、且つての私が今へ移ろう・・” 面白き、勧善懲悪青春ホラー。】」キャリー NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”Bloody Carrie” "時は過ぎ去り、且つての私が今へ移ろう・・” 面白き、勧善懲悪青春ホラー。】

2021年3月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

悲しい

怖い

難しい

■感想
 ・冒頭の、狂気に満ちたママ(ジュリアン・ムーア)のベッド上での姿。
 ー 全体に言えるのだけれど、ママの狂気の背景をもう少し、キチンと描いて欲しかったなあ・・。ー

 ◆プラムシーンまでは、”ホラー”というより、”青春ムービー”に近い。
 ー スティーブン・キング原作にある程度、忠実に描いている。ー

 ・キャリー(クロエ・グレース・モレッツ)は、イケメン人気者もトミーを演じたアンセル・エルゴートにプラムに誘われ・・。
 一方、お金持ち我儘娘クリスは、今までキャリーを苛めていたスーを始めとした友人達の止める言葉も聞かずに・・。
 ー 激しい怒りのために、超能力全開で、クリスとビリーの乗る車を超能力で止め、天誅を下すシーンは、スカッとする。ー

<最後は、”アッシャー家の崩壊”の態で、崩れ落ちるキャリー家。
 だが、キャリーの墓に備えられた”白い薔薇”が映された後、墓に罅が入り・・。
 クロエ・グレース・モレッツって、出演する作品傾向が、全体的にダークなんだよなあ・・。(除く:キック・アスシリーズ)
 「モールス」も、「彼女が目覚めるその日まで」も、「グレタ」も、「サスペリア」も・・。
 本人の嗜好なのであろうか・・。>

NOBU