エレベーターのレビュー・感想・評価
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まあまあイケるやん→なんだそのオチは・・・・
晩飯時に適当に一時間半程度で終わる”そこそこ面白そうでまだ見たことの無い洋画”は無いかと漁っていて見つけた本作。U-NEXTにて鑑賞。
結果は結構イケるやん!!!と見せかけての最後急にB級映画が顔を出してくる唐突なオチに終わった。。。。
物語は非常にシンプルで、9人のそれぞれ特徴的な登場人物達が一つのエレベーターに飛じ込められるというお話。シンプルが故に一か八かの要素が強い題材ですが、本作は概ね当たりの部類でした。俳優さんの演技力やカメラワークも申し分無く、制作者の思惑通りクソガキに苛つかされて楽しめる(?)映画でした。
しかし、冒頭からこれからエレベーターに乗ってくる登場人物達を描いたり、その中の誰か一人が意味深な爆弾のやり取りをしていて
「コイツは誰なんだろう?」
ってもっと推理する要素も有るのかと思いきや、それは中盤にてあっさりと明かされます。序盤からしつこいモハメド弄りも本当にただ失礼なだけ(笑)。
9人も出てくるのですからそれぞれ「俺は実は昔あんたの親父さんを・・・」みたいなややこしい展開も有るのかと思いきや、そういう要素はほぼ無かった。夫婦の浮気が中途半端に匂わされたりとかその程度。投資家云々は当時まだリーマンショックも冷めやらぬ頃ですから、その辺は効いてたんですかね(知らんけど)。
じゃあオチはどうなるんだ!????
とそこにずっと期待して90分を見るわけなんですけれども、ふっっつぅ~~に救出部隊が来てみんなを助けた後、何故かデブだけ残されて死ぬという「ん?一体なんの犠牲なんだ?」と置いていかれる謎オチ。
社長だか会長だったかの爺さんが死ぬならともかく、終始善良な部類だった会社員のデブだけが死んで更にそれについて特に誰も言及しないままピロートークして終わるんです(笑)。
「え?みんなアイツを心配しろよ!!」と誰か思わなかったのか。。。
なんか、途中までは普通に良かったんですが、終盤で急に納期でも来たかのような終わり方をされましたね。まだまだ続きの有るアメドラの第一話を見せられたような感じ。
でも道中は楽しめたので頭空っぽにして見るには全然良いと思います。
そういえばクソガキもあれほど苛つかせた癖にこれと言ってお咎めが無かったな。なんかそれぞれが罪を抱えてるとかそういう話でも無い。再現ドラマのちょっと豪華バージョンとでも言うべきか。なんだか。
盛り上がりに欠ける
劇的な展開はないく、閉じ込められたエレベーターからどうにか脱出するだけの話。9人の登場人物達の掘り下げもないので、嫌な奴はただ嫌な奴で終わってしまう。最後助けが来た時もそれほどの盛り上がりもなくあっさり助かったなっという印象。
かなりの良作
ほとんどエレベーターの中だけで、ストーリーが進行していくハイコンセプトパニックスリラー。
エレベーターに乗り込むあいだのわずかな時間で、すべてのキャラクターを描き分けている点や、偶然乗り合わせた人間の、意外な関係性など、中盤まで一気に見せる展開は見事だ。
爆弾の存在が発覚してからの、パニックぶり、極限状態での、キャラクター達の英雄的振る舞い。
そして、ただウザいだけの存在のスタンダップコメディアンが、痛快に状況を皮肉る様や、リーダーシップを発揮する場面は説得力に溢れている。
スターこそ出ていないが、それぞれの、演技も素晴らしい出来栄えだ。
2013.12.5
過度に期待し過ぎたかな?
エレベーターに閉じ込められ人々が織りなすパニック映画。この設定ならどんな事が起こるかな?と想像してから視聴してみたけど、ほぼ想定通り。度肝を抜く演出もなく淡々と終わっていっく。低予算なんだろうし、こんなもんなのだろう。
ちょっと惜しい
乗り合わせた人間揃って妙な繋がりで、解りやすいキャラクターしている。
パニックは恐いが、人間関係も恐い。
ただあの子どもにはイライラした。
教訓は死んでから好い人扱いされても仕方ないという事か。
普通
なんか楽しそうだったので借りてきました♪
が、案外普通でした。この映画、一番最低なのはあの生意気なクソガキですな。あいつのせいでエレベーターが止まって、2人もの尊い命が失われた。途中からあの子が出てくる度に、イライラが止まらなかった。
まあまあ悪くはなかったし、最後はクスッと笑えて、こんなもんかなって感じ。
バカ丸出し映画です。
はっ?って思う映画です。こんな単純な内容なら脚本家なんていらないよ的な。
散々一人一人のキャラが設定してるのに婆さんが爆弾告知して瞬間クソ映画に変わり時間を返せと言いたくなる。全くもってこの映画を作った連中は意義を持って作ったんだろうか?でこの監督は何を伝えたかったのだろう?グロくもなくサスペンスでもなく。
色んな映画を観てきた中でベスト3に入るクソ映画です。
良くも悪くも正統派
ワンシチュエーション・スリラーとしては、まずまず悪くない出来だったと思いました。
とは言え、賞賛するには何かが足りない・・・そんな微妙な線だったかなと・・・。
まず、前半はかなり好きな入り方でしたね。
特にエレベーターに乗り込む9人のキャラクターの印象付けは秀逸だったと思いました。
おかげでコイツ誰だっけ的な人はおらず、感情移入し易かったです。
彼ら9人の微妙な関係性や、何故このエレベーターに乗り込んだのか、その辺の見せ方もなかなか上手かったと思いましたよ。
ただ、エレベーターが停止し、爆弾を持ってる人間がいることが分かってからの展開は、アイデア不足だった印象ですね・・・。
オカルト・超常現象と言った飛び道具には逃げず、正統派なストーリーで作り上げたことは評価してあげたいのですが、思いのほか驚ける部分が少なく、これ!と強調できるようなこの作品ならではの売りが見受けられなかったのは非常に残念でした。
オチもパンチ不足の印象は否めずで・・・。
そんな訳で、悪くはないとか、まずまずと言ったレベル以上には成り得ない作品だったかなと。
それと、人はほとんど死なないけど無駄に終盤グロかったりと、どの層をターゲットにしているのかもイマイチ分かり難かったですね。
まあ無名キャストが大半だったことからキャストで展開が読めることは無かったですし、爆弾のタイムリミットが迫る中それなりにドキドキ感は味わえましたので、見て損と言うことはなかったと思いますが、然りとて特別おススメと言う程でも・・・。
惜しい
エレベーターに閉じ込められた9人を描く、流行のワンシチュエーション的サスペンス。
冒頭でエレベーターに乗る9人に身分証明をさせ、そこで自己紹介の代わりにしてるのが上手い演出。しかも9人とも個性があって差別化しやすいんだな。なんか自分がそこにいるかのような身近なわかりやすさがあるね。
後半徐々に盛り上がる構成も緊張感十分。
ここからネタバレ。
結局最後に特にオチはなく、何事もないまま映画は終わってしまう。ここまで盛り上げておきながらこれは残念。この辺B級の限界なのかな。なんとも惜しい一作。
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