舟を編むのレビュー・感想・評価
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空気感と誠実さは好き
先ず、出演者が良いですよね
これだけで、観てみたいと、思いました
そして、観てみて
シーン毎は、素晴らしいと思います
どの出演者さんも魅力的だし演技も良いし
でも
今一つ、決めてに欠くんですよね・・・。
まぁ、それでも、作品に流れる誠実さと純粋さは、少し胸が打たれるものがありました
作品の持ち味が生かされていない映画
馬締(まじめ)な映画
素晴らしいハートフル映画。 真面目って大切だ。主人公馬締(なんのギ...
恋愛映画<ヒューマン映画
恋愛映画<ヒューマン映画
辞書に携わる主人公の生き方を描いた映画であるため、
宮崎あおいちゃんが絡む恋愛の部分はその一部であって主ではない。
そしてその長い年月を映画内に収めるのは難しそうだった。
辞書と名のつくものはすべて辞書部でやること。
なんて無理難題を押し付けられて、肝心のそれがどう大変になるのかの部分はカットされていたりした。
本を読んだ人にはかなり物足りない映画だったと思う。
なにかに没頭できる人生は、素敵だ
じんわりとあたたかい。
すごくよかった....んだけど
素敵な人達の話
おっきな事件があるわけでなく、とびきり嫌な悪役がいるわけでもなくて、抑揚することなく鑑賞。
でも途中で飽きる事もなくなんだか一緒に大渡海を作りあげている気分になりました。
喜怒哀楽のどれでもいいから、馬締の感情が爆発する瞬間がみたかったなぁ。
主人公にとって、天職
感動
味のある俳優陣
1人のマジメで暗い性格ながらも言葉を巧みに表現する才能を持つ男の20数年に及ぶ辞書作りの話。
主演に松田龍平、その相棒役にオダギリジョー、2人の先輩役として小林薫と味のある俳優がずらり。
西岡の飄々としながらも馬締を気にかける様子やそれを見守り支える荒木やタケさんにほっこり。
左遷されたあとも西岡が協力してくれてる描写があってそこもよかった。
何より宮崎あおいが良すぎた(結局そこ笑)
年取ったかもしれないけどまだまだ全然綺麗な人。容姿だけじゃなく、声も好きすごくいい声してると思う
最初のベランダでの出会いでの第一声「迎えに来てくれたんだ」で死亡。
馬締に再度告白させた後の真顔からの照れ顔で「私も」で2度目の死亡。
12年後の髪型がショートになってて3度目の死亡。
いやー惚れ直しました笑。観てる時の自分相当キモかったと思う笑。
なぜ大した接点もなかったはずの馬締にあそこまでホレたのか微妙に疑問だが全体的に素晴らしかったので問題なし笑。
ラストの全チェックは観てる自分ですらうげぇとなったが辞書作りの大変さをリアルに表現しているんだなと感じた。20数年一つの辞書作りに情熱と時間を捧げる覚悟は相当なもんだろうなぁ。
「右」という言葉の説明が辞書によって違うなど、言葉って面白いなって思える作品。とりあえずいろんな本を読もうって思った。
マジメな馬締
地味ながら秀作!
勿論原作の秀逸さもあるのでしょうが、辞書作りと言うとんでもなく地味な題材を、よくもまあここまでユーモラスで味わい深い作品に仕上げたなと・・・さすがは石井裕也監督と思わずにはいられない作品でしたね。
知らない世界を知れた喜びもありつつ、人間ドラマに引き込まれた面もありつつ、程々の恋物語にキュンとした面もありつつ、絶妙なバランス具合もとにかく印象的な作品でした。
しかし辞書作りがこんなに膨大で途方も無い作業の連続だったとは、恐れ入りました。
辞書なんてどれも同じだとばかり思っていましたが、それぞれに個性があるものなんですね。
日常当たり前に使っている言葉の解説が、クソ真面目過ぎたりで相当笑っちゃいました!
おじさん編集員が若者言葉を研究している姿とか、可愛かったなぁ。
劇中で15年もかけて作られた辞書「大渡海」、あれ欲しいですねぇ・・・。
そんな題材の面白さだけでなく、人間ドラマ、特にキャラクター設定が本当に素晴らしかったですね。
演じた役者の演技もとても魅力的で、グッと引き込まれました。
特に松田龍平が演じた主人公・真締の真面目なんだけど不器用で変人な不思議ちゃんぶりには妙に引き込まれたなぁ。
今回改めて松田龍平って味のある俳優さんだなと、再認識させられました。
馬締と対比的に描かれたちょっとチャラいオダギリジョー編集員との掛け合いも最高でした!
更に言えば加藤剛をボスとした編集部全員、小林薫、伊佐山ひろ子、途中入社の黒木華、皆独特の雰囲気を醸し出していて良かったですねぇ。
変人・真締と宮崎あおいが演じた美女・香具矢の恋の話も、地味な物語のいいアクセントになっていたと思いましたよ。
香具矢の人物像がもう一つ掴み切れなかったところだけはちょっと惜しいなと思ってしまいましたが、まあでも全体的にはとても魅力的な作品だったと思いました。
惹きつけられる
静かな作品。
でも、主人公から目が離せない…。
2回目は、おそらく見てられないのかもしれない。
もの凄く、間を必要とする主人公の役作りであった。でも、目が離せない。
彼の心情や興味を共有したいと引き寄せられる。
1995年から始まる新しい辞書の作成作業。
大辞林は28年という莫大な時間をかけて編纂されたらしい。
その作られていく過程にも興味をそそられた。
おのずと作品の中にも膨大な時間の経過が表現されており、変わりゆく人間模様も楽しい。見応えあった。
主役、松田龍平もさることながら、オダギリジョーの好演が印象強かった。
辞書編纂の大変さを知る
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