レ・ミゼラブル(2012)のレビュー・感想・評価
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生きる意味とは愛すること
最初は作品のテーマが、ジャン・バルジャンの地獄のような人生から這い上がって困難をも乗り越える感じだと思っていました。
実際には、愛の力が生き抜く力になるというものでした。命に変えても守りたい人がいることや国のために闘うこと、使命や信念を貫く者、作中では様々な生き様が描かれています。
人が生きる意味はなんでしょう?
その答えが見つかるのかもしれませんね。
評価の別れ方が興味深い作品
これは公開当時に見に行った。
私は夫と行き、終わって隣を見ると声なき号泣をしていて
「え?どこで?泣くところあったっけ?」
となった。
私も面白くなかったわけではなかったし 映像美に浸れた感動はあった。筋はもうもちろん知ってるわけだし。
でも泣くってないわ〜と思った。
次にしばらくして娘が彼氏と見に行った。
これまた隣でボロ泣きの男子を横に、まあ凄かったけど泣く場所はどこだったんだろうかと 自分の涙腺の頑丈さを恨めしく思ったと言って帰って来た。
そこで二人で
これって男に訴えかける物がある映画なのかねえ
という結論を付けたんだったけれど、できる事ならその辺り、ここの皆様に伺ってみたいものだ。
ついでに言えば
夫は レ•ミゼラブルは 原作を知らなかった。
チョコチョコとした有名なエピソードをうっすら知っているかもなあ、程度だったようだ。
まあそれなら感動もあるのかな、とは思うけど
後半の皆様の歌い上げに、私の温度は逆に下がり気味になって見終わったため、場内の点灯で夫が頬を不器用に拭っているのを見て、それはそれは驚いて映画の感想どころじゃなくなった事しか印象がなくなってしまったのだった。
ミュージカル映画
無償の愛とは
「信仰」と「愛」がテーマというか、この映画をつくった方はそれをすごく表現したかったんだろう、と感じた。
「無償の愛」は、どんなに打ちのめされ、頑なに凝り固まってしまった心をも、ホロッホロにほぐしてしまうスーパーパワーなのだ。
観るたび、ジャン・バルジャンの人生と自分の人生を照らし合わせ、そして省みる。こんな生き方ができたら、どんなに素晴らしいだろう。ラストシーンはもちろん大号泣。また何十年か後にまたこの作品に触れて、新しいことに気がつくのだろうか。原作も読んでみたくなった。
ヒュー・ジャックマンはじめ出演者みな素晴らしい歌唱力だったが、特にアン・ハサウェイには度肝を抜かれた。2分超のアップのまま、演技しながら堂々と一曲歌いきるとは…。エポニーヌもすごく良かったし、大好きなヘレナ・ボナム・カーターも出演していて、もう大満足でした。
大作、最高!
主人公は、ナポレオンと同じ年に生まれ、ナポレオンの隆盛と正反対に落ちぶれた人生を送り、ナポレオンが凋落し始めるきっかけとなったワーテルローの闘いの年である1815年をきっかけに、上昇に転じるという人生。近代ヨーロッパの誕生は、ナポレオンというひとりの偉人と入れ替えでなくてはならなかった、という歴史の必然。それを生きた身で体現する主人公ジャンバルジャン、という背景をパンフを読んで知ってから観る本作への感想は、「あ〜、大作って、いいなあ!」だ。
あらすじも知らぬまま、ミュージカルを見たことがあったが、その時は、学生革命のシーンが心に残ったくらいで、ほとんど理解せずに終わったが、今回はさすが映画というか、筋ははっきり追えた。ありがたい。
ジャベール警部のラストはあれでいいのだろうかとか、主人公は結局、逃げていたなあとか、マリウスはけっこう早く立ち直ったなあ、まあ彼女がいるんだもんなとか、いろいろ気になるところはあったけれど、そう、この映画はミュージカル。そんなことより、唄を楽しむことが、最も大切で、そしてその面では言うことなし。全て、演技しながらのライブとのことだが、たしかに感情がもろに伝わってくる唄の数々。
気持ちよかった〜!
曲に乗せてない、ただの台詞はどのくらいあったのだろう。ほとんど記憶にない。そのくらい、全編通してミュージカル‼︎
唄の上手な名だたる俳優たちが、2時間半の間、演技しながら唄いまくる。これぞ、大作。映画の一つの醍醐味を、満喫した。
その中でも際立つのが、少年ー演じたダニエルくん。ミュージカルにも出演したそうなので、歳は若くても流石の先輩格ということだろうか。泣かせる。
そして、最後に学生革命のシーンを再度、それも明日に向かうテイストで明るく描いたのは、この映画の大成功なんじゃないかな。「民衆の歌」最高!
連続する物語の中で、それぞれのエピソードが浮かび上がり繋がっていく...
原作を先に読んでおいてよかった
私は原作の本を読んでから映画を見たのですが、原作と比べると時間の都合上ストーリーが飛んでいる箇所があったな、と感じました。映画が初見の方はわからなくなったりしないかな?とも思いました。なのでストーリをきちんと知りたい方は原作を先に読むことをオススメします。
私はミュージカル映画が好きなので、その点ではすごく楽しむことができました。キャストの顔ぶれも豪華で、歌も何度も聞きたくなるような名曲ぞろいです。(キャストはアマンダセイフリッド、歌はon my ownが一番好きです)アマンダが可愛すぎる、、、。
映画で泣いたことがない私ですが、ラストシーンでは号泣してしまいました。
見た数は少ないですが、今まで見た中で一番好きな映画です。
ミュージカル映画が好きな方に
壮大。
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