劇場公開日 2012年12月21日

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「無償の愛とは」レ・ミゼラブル(2012) FMovさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5無償の愛とは

2020年1月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

「信仰」と「愛」がテーマというか、この映画をつくった方はそれをすごく表現したかったんだろう、と感じた。
「無償の愛」は、どんなに打ちのめされ、頑なに凝り固まってしまった心をも、ホロッホロにほぐしてしまうスーパーパワーなのだ。

観るたび、ジャン・バルジャンの人生と自分の人生を照らし合わせ、そして省みる。こんな生き方ができたら、どんなに素晴らしいだろう。ラストシーンはもちろん大号泣。また何十年か後にまたこの作品に触れて、新しいことに気がつくのだろうか。原作も読んでみたくなった。

ヒュー・ジャックマンはじめ出演者みな素晴らしい歌唱力だったが、特にアン・ハサウェイには度肝を抜かれた。2分超のアップのまま、演技しながら堂々と一曲歌いきるとは…。エポニーヌもすごく良かったし、大好きなヘレナ・ボナム・カーターも出演していて、もう大満足でした。

FMov