HEVEN SENT

解説

「Jam Films」の第3作、シリーズ1作目に参加した監督たちが人選した7人のクリエイターによるショート・フィルム集「Jam Films　S」の中の一作。非情な殺し屋が、奇跡を起こすと言う悪魔にかけた3つの願い事を描いた短篇ドラマ。監督・脚本は高津隆一。撮影を山神俊二が担当している。主演は「援助交際撲滅運動　地獄変」の遠藤憲一と「BOM!」の乙葉。

2004年製作／16分／日本
配給：ファントム・フィルム
劇場公開日：2005年1月15日

ストーリー

とあるビルの屋上。銃撃戦の末、重傷を負いながらも4人の刑事を殺害した殺し屋の前に、突然、悪魔と名乗る女が現れた。3つの願いを叶えると言う彼女は、まず彼の命を助け、残りの2つを使ってこの世の全ての人を殺してしまえと唆す。しかし、人を殺すことに疲れ果てた殺し屋は、刑事たちを蘇生。蘇った彼らに銃撃された後、今わの際、最後の願い――悪魔に天使になれと言って息絶えるのだった。