首領への道(2003)

劇場公開日:

解説

激しい抗争と謀略渦巻く中で、極道社会のトップを目指して突き進む男の姿を描いたヤクザ映画。監督は「必殺!三味線屋勇次」の石原興。村上和彦による劇画を基に、「新・第三の極道・」の大津一瑯と『首領への道19』の高田拓土彦が共同で脚色。撮影をなり・とが担当している。主演は「龍虎兄弟」の清水健太郎。

2003年製作/115分/日本
配給:村上劇画プロ=シネマ・クロッキオ
劇場公開日:2003年3月1日

ストーリー

大阪・十三。古くからこの地を仕切る島田組の組員・桜井とその兄弟分・金沢は、賭場を警察に密告した敵対組織・白虎会の幹事長・大津を殺害。金沢はひとり、罪を被って12年の刑に服すが、事態は戦争勃発の危機に陥ってしまう。そこで、桜井は命を賭してこれを阻止。その気迫に打たれた白虎会の会長・城崎を引退に追い込み、交換条件として彼の跡目の越智を舎弟にする。7年後、桜井は若頭になっていた。そんな彼の下、越智は桜井の命を狙う者たちへ徹底的に死の制裁を加えた。非情とも言えるその行動は、しかし桜井を首領に押し上げる為には、邪魔だてする者は全て排除すると言う越智の決意を極道社会に知らしめた。だが、それを面白く思わない同じ組内の梶原は、二代目組長・佐久間の病死を機にクーデターを画策。松岡連合と秘かに通じるが、全てを越智に察知され、破門か盃を改め桜井の配下に入るか選択を迫られた末、配下に入ることを決める。こうして、島田組三代目に選ばれた桜井は盛大な襲名披露式を行うが、その時、彼はまだ間もなく出所を迎える金沢との間に、兄弟相克の嵐が吹き荒れることを知る術もなかった。

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スタッフ・キャスト

監督
脚色
大津一瑯
高田拓土彦
原作
村上和彦
製作総指揮
村上和彦
製作
佐藤三郎
プロデューサー
田中政裕
撮影
なり・と
撮影補
渡邊伸二
美術
原田哲男
近藤成之
音楽
ミュージックデザイン
主題歌
ライラックス
録音
河合博幸
調音
上床隆幸
照明
ツチ野宏志
豊浦清山
編集
園井弘一
装飾
木下保
衣裳
松竹衣裳
アソシエイト・プロデューサー
水野純一郎
山本芳久
製作主任
井汲泰之
助監督
山本伊知郎
スクリプター
竹内美年子
スチール
小鮒利也
効果
藤原誠
題字
村上和彦
ナレーション
楠年明
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