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劇場公開日:

解説

裏稼業の男と、人類の危機を救うために未来からやって来た少女が繰り広げる戦いを描いたSFアクション。監督は「Juvenile ジュブナイル」の山崎貴。脚本は、山崎監督と平田研也の共同。撮影を「笑う蛙」の柴崎幸三と「ピンポン」の佐光朗が担当している。主演は、「スペーストラベラーズ」の金城武と「劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇」の鈴木杏。第26回日本アカデミー賞新人俳優賞(鈴木杏)、話題賞俳優部門(鈴木杏)、優秀助演男優賞(岸谷五朗)、優秀助演女優賞(樹木希林)、編集賞受賞作品。

2002年製作/116分/日本
配給:東宝
劇場公開日:2002年8月31日

ストーリー

人身売買の取り引き現場に突然現れた少女・ミリのせいで、親友を殺した仇敵・溝口を取り逃がしてしまった、ブラック・マネーを強奪しそれを依頼者に戻す裏稼業リターナーのミヤモト。2084年の未来から来たと言うミリに、人類を絶滅寸前に追い込むことになる宇宙生物・ダグラの最初の一匹を一緒に倒して欲しいと頼まれた彼は、既に地球に侵入しているゲートダグラが溝口の手に渡りそうなことを知って、筑波の宇宙開発研究所に急行する。だがそこで、ゲートダグラが地球侵略を目論んで飛来したのではなく、単なる迷子であり、それを人間が殺したことで戦争が勃発したことを知ったふたりは、ゲートダグラをマザーシップに帰すべく作戦を変更。壮絶な戦いの末、溝口を倒し、ゲートダグラを帰還させることに成功する。こうしてすべてが終わり、ミリは未来へ帰って行った。その後、溝口への復讐を果たしたミヤモトはリターナーを辞めるも、彼に怨みを持つ男の凶弾に倒れてしまうが、ミヤモトの死を知り再び未来から来たミリのお陰で、彼は命拾いするのであった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
アクション監督
高橋伸稔
ビジュアルエフェクトディレクター
渋谷紀世子
特撮監督
尾上克郎
脚本
山崎貴
共同脚本
平田研也
企画
関一由
宮下昌幸
島村達雄
長瀬文男
製作
亀山千広
島谷能成
阿部秀司
プロデューサー
宅間秋史
堀部徹
安藤親広
撮影
柴崎幸三
佐光朗
HD撮影
井上充夫
青木伸二
美術
上條安里
装飾
龍田哲児
音楽
松本晃彦
主題歌
レニー・クラビッツ
録音
佐藤忠治
田中靖志
サウンドデザイナー
百瀬慶一
照明
上田なりゆき
編集
田口拓也
衣裳デザイン
トニー・クロスビー
衣裳
能澤宏明
スタイリスト
星野和美
小園秀穂
アソシエイト・プロデューサー
前川万美子
小出真佐樹
ラインプロデューサー
竹内勝一
制作担当
大西洋志
助監督
片島章三
スクリプター
石山久美子
スチール
阿部昌弘
VFX
山崎貴
特殊効果
羽鳥博幸
宇田川幸夫
高見澤利光
高木智之
鈴木昶
視覚効果
佐藤敦紀
丹羽学
特撮撮影
中根伸浩
特撮Bカメラ
高橋政千
特撮照明
安藤和也
特撮美術
松浦芳
VFXプロデューサー
石井教雄
チーフ3DCGアーティスト
高橋正紀
特殊人体造形
松井祐一
造形
三木康次
岡田博
三村健治
稲村敦雄
吉村伸夫
江久保暢宏
市原俊成
吉田高明
望月厚志
竹内剛太郎
山田芳寛
トータルアクションサポート
恒吉竹成
全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第26回 日本アカデミー賞(2003年)

ノミネート

助演男優賞 岸谷五朗
助演女優賞 樹木希林
新人俳優賞 鈴木杏
話題賞 作品部門/俳優部門 鈴木杏
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映画レビュー

4.0なかなか面白い

2023年12月31日
PCから投稿
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プライア

3.5「どんなものでも奪還する」という職業から、盗みのプロみたいなものを...

2023年5月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

「どんなものでも奪還する」という職業から、盗みのプロみたいなものを想像していたが、少し違った。
ターミネーターかETか、少しマトリックスのような雰囲気もあり、とっ散らかったストーリーになりかけたが、ラストはよかった。
「ミヤモトのピンチの時は助けに行く、借りは返す」という伏線の回収の時は泣ける。

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省二

4.5スケール熱演の鈴木杏、好演‼️

2023年4月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

絶頂期の金城武の存在感は圧巻でした。
宇宙人との戦いで危機を迎える地球の未来は後のターミネーターを連想させました。
ストーリー、映像共にクオリティが高く十分に楽しめました。
岸谷吾郎、いい味出してました。
凄く良かったです。

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tuna

3.0地球のために

2021年8月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 戦争を止めるために未来のチベットからやってきたミリ。パクリと思われてもしょうがないほど、『ターミネーター』そっくりな設定だ。宇宙人は『E.T.』、アクションは『マトリックス』、と日本のVFXでここまで出来るんだぞ!と世界に(?)に知らしめた作品。しかし、基本はSFアクションではあるが、ヤクザ映画がベースになっていることが恥ずかしい。オリジナリティがある部分と言えば鈴木杏の演技が光る「アルデンテ」と宇宙船くらいだろう。あのアパートのシーンは好きだ。

 それにしても、パクリ大賞を差し上げたいくらいの出来だ。これくらいやられると気持ちいい。ラストも『BTTF』だろうな~と思っていたら、期待を裏切らなかった(笑)

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kossy
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