光と血
劇場公開日:2017年6月3日
解説
「オー!ファーザー」「7s セブンス」の藤井道人監督が、現代の日本を舞台に被害者になった者、加害者になった者の喪失と再生を描く。藤井監督は自身が長年撮りたかったテーマを監督するにあたり、完全自主映画体制で制作にあたった。いじめられっ子を守る心やさしい女子高生、3年の交際期間を経て、恋人と婚約した青年、被災地にボランティアへ通う青年とその姉。彼らのなにげない幸福な日常はいつまでも続くと誰もが思っていた。しかし、何者かによるレイプ、無差別連続殺人事件、交通事故と、予期せぬ悲劇が彼らを襲い、その人生は一変する。そして、大切なものを失った彼らの運命が交差していく。
2017年製作/113分/日本
配給:BABEL LABEL、エムエフピクチャーズ
スタッフ・キャスト
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許されたいから?
結局、
罪は消えなくても何処かでその重圧に耐えられなくて、謝罪する瞬間は、少しでも許された気になるのでは。と
がそれは自分のエゴでしかない…
相手のことを本当に思って謝る。
それに見返りを求めず、
ただ自分の、それ以上でも以下でもない謝罪をすることしか、
罪を犯してしまった人にはできないのかもしれない…
あとは、どう捉えられるかは自由…
そこを手放せないのが自分の中にある恐れなのかもしれないなと思いました。
罪は消えないけれど、
今、この瞬間にまた新しい瞬間が生まれている…
だから過去は変えられないけれど、これからをどう生きるか選択できれば…
なんて書くけれど、
そうはうまくいかないぐらい、
たくさんの感情や想いが詰まった映画でした。
まごうことなき傑作。
大切にしていたものをなくした人たちにわずかにさす光の話。
あいもかわらず、藤井監督の画面の光の使い方がすばらしく、美しい絵画のよう。喪失を描いているので、展開は長い闇のようなのだが、場面ごとの背景の光が綺麗で、そのアンバランスさもまた絶妙。
登場人物が多目なので、確かに最初はとっつきづらく感じるかもしれないが、登場人物が綺麗につながり、収束し、さらに最後の展開は予想できず、何本もの名作を一気に観たような気分にも感じた。
新聞記者、デイアンドナイト、青の帰り道、そして本作。藤井監督作品にはハズレが一切なく、全てが素晴らしい。心の底から脱帽です。
2020年1月15日
Androidアプリから投稿
あまりにもいろんな事件や事故を詰め込みすぎてこの人は何をした人だっけ?となります。
2019年11月15日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
題材は面白いと思うけど
色々なストーリーが入り混じって話しがコロコロ変わって行って
途中、何が何だか解らなく解らなくなった!!!