今森光彦の里山物語

劇場公開日:

解説

写真家・今森光彦が『NHKスペシャル/映像詩・里山』制作の為に2年間に渡って撮影してきた200時間に及ぶ映像を使用し、改編制作したドキュメンタリー。構成に「ボクの、おじさん」の東陽一があたっている。ハイビジョン作品。ビデオプロジェクターによる上映。

2000年製作/50分/日本
配給:「里山から考える21世紀」実行委員会
劇場公開日:2000年10月20日

ストーリー

里山とは、自然と人の暮らしが一繋がりになっている場所である。滋賀県大津市、のどかな日本の風景が広がる琵琶湖近くの農村。学生時代に訪れて以来、この地に魅せられてきた写真家・今森光彦は、NHKの依頼で2年に渡ってハイヴィジョン撮影を行うこととなった。田圃の水入れが始まる4月下旬、そこにはナマズやカエルなどが産卵の為に用水路を上ってやって来る。同じ頃、椎茸栽培の為に人が手を加えた雑木林には、カブトムシの幼虫などが成虫になる準備を始めていた。夏は虫たちの繁殖の季節。稲の収穫の秋は、水中生物たちの水無田から溜め池や湖への引っ越しのシーズンだ。やがて来る冬。そして、再び田圃の水入れを迎える春。里山の生き物たちは、人間の営みのサイクルを利用しながら生きている。

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