映画 のび太の結婚前夜
劇場公開日:1999年3月6日
解説
のび太としずかちゃんの結婚前夜の心温まるエピソードを描いた短編アニメーション。監督は「帰ってきたドラえもん」の渡辺歩。藤子・F・不二雄による原作を基に、「XII-1118 PROMISE THE MOON」の藤本信行が脚色。撮影を「ザ★ドラえもんズ ムシムシぴょんぴょん大作戦!」の熊谷正弘が担当している。声の出演は、「ザ★ドラえもんズ」の大山のぶ代と「ドラえもん のび太の南海大冒険」の小原乃梨子ら。尚、本作は「ドラえもん のび太の宇宙漂流記」の併映作品として公開された。
1999年製作/26分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1999年3月6日
ストーリー
空き地でしずかちゃんと出木杉くんが仲良く劇の稽古をしているのを見て、将来、本当にしずかちゃんと結婚出来るのか不安になったのび太。ドラえもんは、のび太を連れてしずかちゃんとの結婚式を見に行くことにした。しかし、タイムマシーンのボタンを押し間違えて、前日に到着してしまうふたり。そんな彼らの前に、やはり式の日を一日間違えた未来ののび太が現れた。いくつになってもドジぶりは変わらないようだ。その夜、未来ののび太はジャイアンの家でスネ夫や出木杉たちと酒を酌み交わしながら、二次会の打ち合わせと想い出話に花を咲かせた。結婚を翌日に控え、でれでれののび太。そんな未来の自分を見て、今頃、しずかちゃんが結婚を後悔しているのではないかと心配になったのび太は、ドラえもんとしずかちゃんの様子を見に行くことにする。そこでは丁度、しずかちゃんがパパにお別れの挨拶をしていた。ところが、ふたりはしずかちゃんがパパに向かってお嫁に行きたくないと告白するのを聞いてしまう。自分を育ててくれたパパたちになんのお礼もできないまま嫁いで、淋しい思いをさせたくないと言うのだ。驚くのび太とドラえもん。しかし、そんな娘にパパは「少しくらい淋しくても、想い出が温めてくれるから大丈夫。安心してのび太くんと結婚しなさい」と言ってくれるのであった。しずかちゃん父娘の話に感動したのび太とドラえもん。元の時代に帰ったふたりは、しずかちゃんに将来の幸せを約束するのであったが、事情を知らないしずかちゃんは???