リング

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

呪いのビデオが巻き起こす惨劇を描いた鈴木光司のベストセラー小説を、「女優霊」の中田秀夫監督&高橋洋脚本で映画化し大ヒットを記録したホラー映画。ジャパニーズホラーブームの火付け役となり、2002年にはハリウッドでリメイクされた。テレビディレクターの浅川玲子は、「見ると一週間後に死ぬ」と巷で噂されるビデオテープの存在を知る。親戚の娘も犠牲になったことを知り調査を開始するが、玲子自身もそのビデオを見てしまう。玲子は元夫である大学講師・高山竜司に相談し、ビデオの映像を分析。三原山の噴火に関係があることを突き止めた彼らは、大島へ向かう。

1998年製作/95分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1998年1月31日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第22回 日本アカデミー賞(1999年)

ノミネート

主演女優賞 松嶋菜々子
話題賞 作品部門/俳優部門  
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(C)1998「リング」「らせん」製作委員会

映画レビュー

4.5さすが大ヒットシリーズの原点

2024年12月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

めちゃくちゃ怖いシーンなんて、貞子がテレビから出てきて人を呪い殺すシーンだけだ。子供がビデオ見てしまったシーンは、そのシーンだけ見てもそんなに怖くない。冒頭の死亡シーンやビデオの内容、7日後に死ぬという恐ろしすぎる設定があるからこそ怖いのである。ハリウッドリメイクのこのシーンは、全く怖くなかった。 さすが、リメイクまでする映画である。なんか後の方になると、伽倻子とバトったり期限が2日だとか24時間だとかになるが、そんなものよりも3倍怖い。

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チラノサウルス

5.0『このビデオを見た者は7日後に死ぬ』というプロットもビデオ全盛期の当時としては身近な恐怖で題材として良いですね

2024年11月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

新文芸坐さんにて『エミー賞受賞記念 世界の #真田広之 へ、その軌跡』(2024年11月4日~20日)と題した特集上映開催。本日は『リング』(1998)を久々鑑賞。 『リング』(1998) 『ジャパンホラー(Jホラー)』ジャンルの火付け役で、今でもシリーズが続く代表作。 公開当時は監督の中田秀夫氏、脚本の高橋洋氏が組んだ映画撮影所を舞台にした『女優霊』(1996)の出来が素晴らしく、再タッグを組むとのことで劇場に足を運んだ記憶がありますね。続編『らせん』(飯田譲治監督)との二本立ての興行形態も今では珍しいですね。 『リング』に関しては「口裂け女」みたいに口コミで広がった都市伝説を端緒にその謎を追うテレビ局のディレクター(演:松嶋菜々子氏)のミイラ取りがミイラになってしまう話。 『らせん」に比べて、とにかくシンプルに観客を怖がらせようしており、『このビデオを見た者は7日後に死ぬ』というプロットもビデオ全盛期の当時としては身近な恐怖で題材としても良く、貞子の容貌も古典的な幽霊をモチーフにしつつ、ジェイソンやフレディのように世界的に有名なホラーキャラクターに成長しましたね。 音楽は川井憲次氏、HIIH の主題歌「feels like 'HEAVEN'」も作品世界にマッチした名曲ですね。

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矢萩久登

3.5貞子の出番すくないし思ったより怖くない

2024年10月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

 ゲーム『DbD』で貞子を使って原作が気になり鑑賞。ホラー映画の金字塔ということもあり、観る前はビクビクしてたけど、貞子の出番すくないし思ったより怖くなかった。怖い要素のある家族ドラマって感じ。  気になったのは、松嶋菜々子の演技がオーバーすぎたこと。声のテンションやリアクションが大げさで彼女だけ浮いてた。なんか舞台の演技っぽい。

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かちかち映画速報

4.0世界にジャパニーズホラーと貞子を知らしめた!

2024年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館、VOD

怖い

日本のホラーを世界に知らしめた、代表作的作品ですね。当時、映画館で観た時は正直、恐怖で死ぬかと思いました。ホラー耐性はそれなりにある方ですが、これほどまで映画館から出たいと思った映画は、これまでもこれからもないと思える程怖かったです。 ジャパニーズホラーって、恐怖が独特なんですよね。湿っぽく暗い雰囲気に不気味な幽霊の存在…。外国のホラーと怖さの質が違います。 当時、「ビデオテープ」というどこの家庭でもある物から恐怖が始まりますから、親近感がありすぎて、それがまた怖いのです。呪いのビデオの意味不明で不気味な映像、こんな映像見てしまったら、どんな人でも気持ち悪く不安になるでしょう。 ビデオを見ると1週間後に死ぬっていう展開も凄い発想です。嫌がおうにも、死にたくなければ謎(呪い)を解くしかないんです。必死で、呪いを解くために主人公達が駆けずり回るんですが、だんだん謎が解けていくにつれ、さらに恐怖も同時に増していきます。もう怖いから観たくないって思っても、ついつい先が知りたくなるそんな映画でした。 松嶋奈々子演ずる役は、原作では男性なので少し違和感がありましたが、子供を必死で守ろうとする姿が現れており、映画としては正解だったと思います。子供に勝るものがない(怖さなんか子供のためなら)という親心が痛いほど感じられ適役だったと思います。しかし、お美しいこと! そして、ラストシーン・・・。 (||゚Д゚)ヒィィィ!(゚Д゚||) 日本ホラーの歴史に残る名シーンでしょう!

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だいふく