シェフ イン ラブ
劇場公開日:1997年10月11日
解説
20世紀初めに新しい味を求めて世界中を旅した、あるフランス人シェフの物語。監督は「ロビンソナーダ」で86年のカンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞したナナ・ジョルジャゼ。主演はフランスで監督としても活躍するピエール・リシャールと「レ・ミゼラブル」のヴェテラン俳優ミシャリーン・プレスル、AP通信のコーカサス特派員だったニノ・キルタゼほか。
1996年製作/100分/フランス・グルジア合作
原題または英題:A Chef in Love
配給:シネセゾン配給(ジェイ・シー・エー提供)
劇場公開日:1997年10月11日
ストーリー
1995年、パリ。アントン・ゴゴラゼ(ラマズ・チヒクヴェゼ)は、著名なシェフでテノール歌手で冒険家のパスカル・イシャック(ピエール・リシャール)の姪のマルセル・イシャックを紹介される。アントンは彼の最愛の母親セシリア・アバチゼ(ニノ・キルタゼ)がパスカルの著した「恋するコックの1001のレシピー」を愛して止まなかったことを思い出した。マルセルからパスカルの原稿を見せられたアントンは、1920年のグルジアでパスカルとセシリアが恋愛関係にあったことを知る。グルジア大統領との出会い、レストランの華やいだパーティ、パスカルの料理に対する情熱は凄まじい。1921年赤軍が進攻してくる。セシリアの懇願にも係わらず、パスカルはグルジアを離れようとしない。若い将校の怒りを買い、レストランは閉鎖。パスカルの子供を身ごもったセシリア、だが彼は自らの誇りのために、無知な赤軍のコックに料理の技術を教えようと決意する。後にセシリアの手によって集めれたパスカルのレシピーだが、結局それがパスカルの遺言になってしまった。再び1995年、パリ。アントンは自らの出生の秘密と父親に想いをはせるのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ナナ・ジョルジャゼ
- 脚本
- イラクリ・クビリカーゼ
- フランス語台詞
- アンドレ・グレイル
- エグゼクティブプロデューサー
- テムール・バルアニ
- トマス・バウマイスター
- 製作
- マルク・ラスカル
- 撮影
- ギオルギー・ベリゼ
- 美術
- テムール・クマラズ
- Vakhtang Rurua
- 音楽
- ゴラン・ブレゴビッチ
- 録音
- クロード・ベルトラン
- フランシス・デ・モラン
- 編集
- ジリ・グリゴリアーニ
- ヴェセラ・マルシュウイスキー
- 字幕
- 松浦美奈
受賞歴
第69回 アカデミー賞(1997年)
ノミネート
外国語映画賞 |
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