セックス・ライダー 濡れたハイウェイ
劇場公開日:1971年12月28日
1971年製作/68分/日本
原題または英題:Wet Highway
配給:日活
劇場公開日:1971年12月28日
ストーリー
横浜市外にあるモーテルの一室では、結婚式を明日に控えた美奈が、昔の恋人尾崎と別れを惜しむように抱き合っていた。その帰り道、美奈の運転するワゴンが若い男をはね飛ばした。同乗の尾崎は事故にかかわりあうのを嫌いその場を立ち去ってしまう。途方にくれる美奈は横たわる若い男を後部のシートにひきずり入れ湖へとワゴンを走らせる。美奈は最後の力をふりしぼり男をボートに乗せて沖へ向ってこぎだし、水中へ突き落す。岸へ戻った美奈の前に散弾銃を構えたハンターが立ちはだかった。美奈は林の中を必死で逃げるが、たちまち追いつかれ組み伏せられてしまう。その瞬間、ハンターがふっ飛んだ。水中に投げ込まれたはずの男亮はハンターの銃を奪い射殺してしまう。亮は、運転しながら濡れたシャツとズボンを脱ぎ捨て全裸になった。最高のスピードと最高のセックスを同時に味わうことが亮の生涯の夢だったのだ。亮は荒々しく美奈を引きよせた。一瞬二人はオルガスムスに達した。やがて二人を乗せたワゴンはガードレールに激突し抱き合った二人は車体もろとも宙に飛び散った。