KAZU&YASU ヒーロー誕生

劇場公開日

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解説

今日のJリーグ・ブームの立役者でもある三浦泰年と知良兄弟の少年期から青年期を綴った現代ヒーロー伝記アニメーション。原作は二人の母である三浦由子。監督は「機動戦士ガンダム0083」の赤根和樹。脚色は「メイプルタウン物語」の朝倉千筆。

1995年製作/85分/日本
配給:松竹

ストーリー

1978年、夫と離婚した由子は、三人の子供を連れて静岡市に引っ越して来た。泰年(ヤス)が中学1年、知良(カズ)が小学6年、美華子が小学2年の秋のことだった。由子は生活のためにもんじゃ焼き屋を開店し、一人で店を切り盛りする。一方、ヤスとカズは、叔父が監督を勤める地元のサッカーチーム“城内FC”のメンバーとして、毎日サッカーの練習に勤しんでいた。サッカーが楽しくて仕方がない二人は次第に才能を開花させ、実力をあげていく。だが、兄に比べ背が低く体が小さいカズは、思うようなプレイが出来ずに悩んでいた。そんなカズは、中学を卒業するとブラジルへ単身渡ってプロサッカー選手を目指すことを決意した。それは、好きなサッカーを続けるため、兄を越えるため、そして何より苦労続きの母を助けるためでもあった。ブラジルに住む父・宣雄の計らいで、サンパウロのジュベンストサッカークラブへ入ったカズを待っていたのは、想像を遥かに越えた苛酷な日々だった。日本とは比べものにならないほど高いレベル、言葉の障壁、そしてジャップと罵られること。一方、ヤスは高校サッカー選手権の静岡大会で決勝に勝ち進み、注目を浴びるようになっていた。だが、決勝戦は惨敗。壁にぶち当たったヤスもまた、ブラジル行きを決意する。ブラジルで再会した兄弟は、同じサントスで練習を積むことになった。先にプロへの道を開いたのはカズで、カズはサントスとプロ契約を結び、日本人として初めてブラジルのプロサッカープレーヤーとなった。だが、プロの道はさらに厳しく、デビュー戦でたった10分間出場しただけでレギュラーを外されてしまったカズは、父の勧めで3部リーグのマツバラへ移籍することにする。そこでの日々はカズを大きく成長させた。対コリンチャンス戦で、カズはヘディングでゴールを決める。90年7月、わずか15歳でブラジルへ渡った少年は夢を現実のものとし、家族の待つ母国の土を踏むのだった。

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