スパイゲーム(1990)
劇場公開日:1990年9月8日
解説
ほんのジョークから発展したスパイ騒動に巻き込まれるヒロインとその仲間の活躍を描く。脚本・監督は香港の新人デビット・ウー。共同脚本はラム・ケイ・トとラウ・タイ・モクと岡田恵和。総監修は「上海ブルース」のツイ・ハーク。撮影はアーディ・ラムがそれぞれ担当。日本=香港合作。
1990年製作/106分/日本・香港合作
配給:東宝
劇場公開日:1990年9月8日
ストーリー
人気ロックバンド“スプラッシュ”には、皆に煙たがられるハイミスのマネージャー邦子がいる。その日はボーカルの貴子の誕生日。何とか邦子抜きでパーティを開きたい工藤らバンドのメンバーは、邦子を家に足止めしようと、漫画「スパイゲーム」を基に劇団員の友人に狂言芝居を仕掛けてもらうことにした。しかし、劇団員たちは間違って貴子を襲ってしまう。芝居を真に受けた貴子は彼らから自分の父親が香港のスパイで命を狙われていると聞き、一人香港に飛び立った。そこでふとしたトラブルからニュースキャスターのケンと出会った貴子は彼に父親探しを協力してもらう。そして、貴子はケンの優しさに特別な気持ちが芽生えるのだった。その頃、貴子を連れ戻しに香港にやって来る工藤と邦子だったが、工藤もそこで担当女刑事のジョイに一目惚れしてしまう始末。そんなある日ケンのアパート火事の報道から貴子を見つけたジョイと工藤は無事に貴子と対面を果たすが、今度は貴子が本物のスパイに誘拐されてしまう。ケン、工藤、ジョイの三人は貴子と本当に香港にいた貴子の父奪還のためにスパイのアジトに潜入。危機一髪となるが、ケンの活躍によって無事二人を助けだすのだった。こうして貴子はケンと別れ、東京に戻るが、コンサート当日、ケンはバンドのサックス奏者として貴子の前に再び姿を見せる。そして、工藤もジョイを追って再び香港へ向かうのだった。