多羅尾伴内 戦慄の七仮面
劇場公開日:1956年1月3日
解説
多羅尾伴内シリーズ。「続・薩摩飛脚」の比佐芳武が脚本を書き、「復讐の七仮面」の松田定次と、「暴力街(1955)」の小林恒夫が共同監督、「けちんぼ長者」の西川庄衛が撮影を担当した。主なる出演者は「荒獅子判官」の片岡千恵蔵、「殺人現行犯」の田代百合子、「まぼろし怪盗団 (三部作)」の南原伸二、「続・薩摩飛脚」の花柳小菊、「笛吹若武者」の宇佐美諄、「珠はくだけず」の柳永二郎など。
1956年製作/86分/日本
劇場公開日:1956年1月3日
ストーリー
ナガセホテル社長長瀬は拳銃密輸団の首魁であった。それをかぎつけた赤沼組の大原がゆすりに来た。長瀬は百万円の約束で手下の矢島組の小塚に大原を殺させた。逃げる小塚をかくまったのは片目の運転手に変装した探偵多羅尾伴内であった。伴内は小塚の拳銃が最近跋扈している拳銃密輸団から流れたものであることを発見し、探索に着手した。小塚の母おとくは駄菓子屋をやっていた。保険外交員に変装した伴内はおとくを訪ね、小塚が五年前に家出をしてしまっていることを知った。伴内の留守に小塚は仲間におびき出され、ナガセホテルの一室で無理に自殺させられてしまった。伴内はやくざ者に変装してキャバレー・リラに現われ大原が殺された時、側にいた女まさ子を誘い出して話を訊いたが、その帰りまさ子は密輸団の一味に射殺されてしまった。伴内は小塚の妹の信子に会い、小塚が彼女に渡してあったコンパクトに書き込んだ暗号を解読すると、私は殺される、と出た。小塚はやはり殺されたのだ。伴内は船長に変装してナガセホテルに現われ、泊り客に化けている長瀬の子分の奈川や吉岡に、拳銃を欲しがっている王介雲のことを話した。奈川達は王を訪れたが、王も実は伴内の変装であった。一方長瀬一味は謎のコンパクトを奪おうとおとくと信子を襲い、長瀬の別邸に連れて来た。そしてコンパクトの行方を白状させるために拷問を始めた。危機一髪、奈川達をやっつけた伴内がかけつけ、おとく母娘は救われた。伴内の通報によって警官隊もかけつけ、長瀬等は一網打尽となった。伴内はおとく母娘に百万円を与えて瓢然と立ち去っていった。
スタッフ・キャスト
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片目の運転手片岡千恵蔵
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多羅尾伴内片岡千恵蔵
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保険外交員片岡千恵蔵
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新田改吉片岡千恵蔵
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片倉雄吉片岡千恵蔵
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王介雲片岡千恵蔵
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藤村大造片岡千恵蔵
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堀井庄吉徳大寺伸
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山下三造高田博
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三沢大助山内修
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金栗支店長明石潮
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警部大沢宇佐美淳也
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警部補塚田山茶花究
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警官深見生信賢三
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警官和田岩上瑛
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鑑識係相良森野五郎
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小塚鉄夫南原伸二
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藤松アヤ花柳小菊
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大原健二清村耕二
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相川まさ子安宅淳子
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警部山本藤井貢
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巡査西田小林恒於
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捜査主任戸田石島房太郎
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矢島伝三柳永二郎
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小塚とく千石規子
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小塚信子田代百合子
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町田真吉片岡栄二郎
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白石恭介十朱久雄
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長瀬昭薄田研二
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手塚高原秀麿
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吉岡庄太郎須藤健
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奈川圭吉加藤嘉
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署長浜口滝謙太郎
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巡査重見岡部正純
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日下花沢徳衛
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運転手西沢小島謙太郎
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関口正彦立松晃
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須山豊野弥八郎
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歌手A東郷たまみ
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歌手Bコロムビア・ローズ