千石規子

ふりがな
せんごくのりこ
誕生日
1922年4月29日
没日
2012年12月27日
出身
日本/東京

14歳で大衆劇場「ムーランルージュ」の踊り子になり、その後水谷八重子一座、苦楽座、新協劇団といった劇団で活動する。47年、東宝に入社し、「女優」で映画デビューを果たす。黒澤明監督の「酔いどれ天使」(48)や「静かなる決闘」(49)で三船敏郎演じる主人公に思いを寄せる女性役を好演し、「野良犬」(49)、「白痴」(51)、「七人の侍」(54)などその後の黒澤作品でも活躍した。その他にも「八つ墓村」(51)、「雪国」(57)、「男はつらいよ 寅次郎紅の花」(95)などや林海象監督作品、TVドラマでもNHK連続テレビ小説「雲のじゅうたん」(74)や「たけしくん、ハイ!」(80)、「Dr.コトー診療所」(03~04)などに出演。映画「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(07)を最後に芸能界から事実上引退する。12年12月27日、老衰のため90歳で死去した。

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