五泊六日

劇場公開日

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解説

樹下太郎の同名小説を「日本暗黒街」の瀬川昌治が脚色し「悪童」の渡辺祐介が監督した喜劇。撮影は「三等兵親分出陣」の坪井誠。

1966年製作/84分/日本
配給:東映

ストーリー

サラリーマン大原彰は、タイピストの伊藤久美と結婚するはずであったが、久美は打算から大原の親会社の久米産業の御曹子庄三郎と結婚してしまい、そして大原は同僚の豊川知恵子と結婚した。皮肉なことに、この二組の新婚旅行は同じコースの南紀一周で、新幹線やホテルまで鉢合せの連続であった。ことに大阪のホテルでこれ見よがしに札ビラを切る庄三郎に彰は腹を立てたり、また和歌山行きの水中翼船の中で船酔いした庄三郎を知恵子が世話をしたところから、二組の関係がむずかしくなってきた。白浜に着くと、この二組に中年夫婦矢部と和代も加わり、串本→潮岬→勝浦と珍道中を続けていく中に、彰と久美は反撥しながらも恋人同士だった頃を思出していた。三組で二部屋しかとれなかった新宮で、とうとう彰と久美は人目を忍んで逢引きする破目になり、知恵子に感づかれるようになった。二見ケ浦で終る最後のコースに来て、いよいよ二組の仲はまずくなったが、「私にも好きな人がいたの。でも今は貴方が一番好き」と言う知恵子の言葉に、大原は努めて久美の幻影を消していった。一方久美も別れ話を持ちだすと泣きだした庄三郎の姿にうたれ、愛のない打算の結婚に空しさを感じながらも、「二年間をこの人に賭けてみよう」と思った。そして二年経ったある日、パッタリ会った彰と久美は思出の寿司屋に入り、彰は近く課長になることや、娘のことを半ば誇らしげに語るのだった。すっかり貫禄のついた彰に久美は、現在の落ちぶれた自分を顧みて、何か気おされるものを感じた。庄三郎一家は破産して、今は共稼ぎしなければならない久美ではあったが、庄三郎を見捨てる気にはなれず「私が何とかしなければ」と我が心に誓うのだった。

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映画レビュー

2.5東映のロマコメ

2020年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(川崎敬三)は打算的な彼女(緑魔子)にフラれ、手近な同僚(磯野洋子)と結婚する。
ところが、新婚旅行で社長の御曹司(人見きよし)と結婚した元カノカップルとばったり出会ってしまう。
ラストが堅いなぁ。

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いやよセブン

3.5皮肉な運命

kossyさん
2020年11月6日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 東宝を離れた二枚目スター池辺良が池辺プロダクションを設立し、東映での映画を作り、東宝のような明るい作風を持ち込んだ。本作でもチョイ役で出演してるが、やっぱり素敵な万年青年。

 紀州への新婚旅行に出かけた大原彰(川崎敬三)と知英子(磯野洋子)。同じコースの新婚旅行カップルがいて、新婦が彰を振った久美(緑魔子)だったことが発覚する。必死の思いでのプロポーズだったのに、彼女は財力も比べ物にならない久米産業社長の次男坊・庄三郎を選んだのだ。彰と久美の二人だけの秘密だった失恋が再び愛を燃え上がらせて、やがて不倫へと発展しそうになるが・・・といった展開。

 単なる艶笑コメディなのかと思っていたら、最後に凄い展開が待っていた。不倫という言葉が流行りだしたのは80年代だし、この頃は普通に「浮気」と言ってた。また、新妻の処女性などのテーマもあったりで、時代を映し出しているかのような内容。

 東京から五泊六日の新婚旅行の一泊目が大阪であることにも新幹線がまだ開通していない時代を感じさせる。新婚初夜の二組のそれぞれの思いもニヤニヤしてしまいがちで、一方が玉の輿に乗るだけの政略結婚だったため、愛情の再燃というラブロマンスも描かれている。全体的には紀州の観光映画。JTBのロゴが変わってないことにもビックリ(社名は日本交通公社だが)。

 山部赤人の句「若の浦」や、うねりとさざ波の違いなどのウンチクとともに、普通のサラリーマンとボンボンの金の使い方の違いなど、面白さはけっこうある。緑魔子のコケティッシュな雰囲気や磯野洋子の知的な美しさも見どころの一つ。意外なちょい役として佐藤蛾次郎がいたことにもビックリ。外でするなよ・・・的な。

 終盤には二年後に偶然出会った彰と久美のエピソードが登場するが、皮肉なことに久美の家庭は驚くべき凋落ぶりを見せてくれた。ぜんぜん喜劇じゃないやん!

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kossy
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