忍者部隊月光

劇場公開日:

解説

吉田竜夫の原作を高久進が脚色テレビ「忍者部隊月光」の土屋啓之助が監督したテレビものの映画化。撮影は新人の栗原孝次郎。「まんが大行進」の一編として上映された。※「少年忍者・風のフジ丸」と差替え。

1964年製作/78分/日本
配給:東映
劇場公開日:1964年7月28日

ストーリー

水爆の何千倍という威力をもつZスター爆弾が、北大西洋条約機構へ運ばれる途中、ブラック国際軍事秘密結社に奪われた。ブラックは、世界各国から集った部下を率いて、東西両陣営の衝突を招き、そのすきに世界制覇を遂げようと、Z弾を奪い、世界連合のベルドリック事務総長に脅迫状を叩きつけた。一千億相当のダイヤを出さねば、Z弾で某大都市を爆破するというのだ。このニュースの直後、藤波博士に対策を願うため来日していた、Z弾の発明者ローゼンハイマー博士が、藤波博士ともども、ブラックの部下のシュナイダー、ハルヒマンにさらわれた。この両博士の救援にのり出した、曙機関長南郷の命をうけた月光以下九人の忍者部隊は、ブラック団の巣窟が、アジア大陸のゴダール山脈にあることをつきとめたが、敵の核心部へ潜入することはできなかった。しかも、次のベルドリック氏暗殺を知った月光たちの、連合本部への連絡も間に合わず、ベルドリックはゴダール山脈の上空で機もろとも消えた。しかし、何故か、死体は発見されなかった。月光部隊は後にゴダール山中で、脱出したというべルドリック総長に会った。曙機関本部に帰った、月光たちは、ブラックからの、太平洋指定地点にダイヤを落下しろという最後通知を受けた。ベルドリックはダイヤの投下を命じた。だが、月光たちの守備も空しく、ブラックはダイヤを奪うと早々に退却した。忍者部隊の派遺を怒ったブラックはZ弾の返還を拒否し、合図の如く各地で暴動が起きた。世界戦争を恐れた月光は、航空撮影で敵の基地を見つけ、決戦を開始した。月光らはZ弾の発射をくいとめ、両博士を救出した。だがブラックの姿はどこにもない。不思議に思った月光は、自分達の作戦が、相手に通じていたことを思い出し、ベルドリックの生死を、調査した。ベルドリックの白骨を発見した月光らは、ブラックが化けているベルドリックをマシンガンで撃ちぬいて、平和をとりもどした。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

3.0懐かしい

2017年11月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

歌は 耳の奥底に残ってたのか 何となく唄える(笑)

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江戸川 散歩