青い芽の素顔

劇場公開日

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解説

下代田澄夫の脚本を、「少女」の堀池清が監督した青春編。「破れかぶれ」の間宮義雄が撮影を担当した。

1961年製作/63分/日本
配給:日活

ストーリー

下町の工場地帯。山中みどりは裏町の飲み屋「ほまれ」の娘。店は母親のおしげと姉のもも子がやっていたが、みどりは弟の小学生政雄とともに呑ん平相手の商売を嫌い、玩具工場に通い、働いたお金で大学受験を夢見ている。ある日、みどりはロードショー劇場の切符売場で金を忘れて困っている大学生高木誠のために代金を払ってやったのがきっかけで誠と親しくなる。誠は金持の息子で、金を忘れたといって女を引っかけようとしたのだが、みどりの上品な美しさにひかれ、母のすすめる吉井産業の社長令嬢百合子との見合いも断わる。次の日、みどりと誠はデートし、ナイトクラブへ行った。そこでみどりは誠の学友芳子や竹子と知り合い、つい「私も女子大生です」と嘘をつく。次の日曜日、誠はみどりをドライブに誘う。みどりは女工仲間の君枝を連れて行く。美しい山中湖、富士山。君枝は大学生気取りではしゃいだが、みどりは楽しくなかった。誠が好きになっていたのだ。そんなことを知らない誠は、翌日、公園で待っていると言った。--公園では誠が待ちくたびれていた。そのころ、みどりはダンス喫茶で踊っていた。「どうせ私はあんな立派な人とはつり合わない」。家に帰ったみどりは、誠ともう逢わないと姉と弟に告げた。誠はみどりが女子大生でないことに気がついていた。玩具問屋へ品物を届ける彼女の姿を見てしまった。「でも彼女は本気でぼくを好きなんだ」。彼はみどりの家を突きとめ逢いに行った。が、みどりは、ひとり思い出の公園を涙とともに歩いていた。淋しく帰ろうとする誠、そこへ政雄が飛び出してきた。「姉ちゃんのことお願いします、姉ちゃん泣いてばかりいるんです」。次の日、二人は公園のベンチでしっかりと抱き合った。

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