女子大生 セクシー・ダイナマイト

劇場公開日:

解説

一人の女子大生が、単調で退屈な生活から脱れようと様々な経験をするうちに知りあったヤクザの男を通して、ヤクザ同士の争いに捲き込まれていく。脚本は「おんな天国 子だね貰います」の宮下教雄、監督は「性豪列伝 死んで貰います」の林功、撮影は「艶説 お富与三郎」の田中照雄がそれぞれ担当。

1972年製作/66分/日本
配給:日活
劇場公開日:1972年9月27日

ストーリー

志村絵美、十九歳、女子大生。絵美は死ぬ程退屈なその日暮しから脱出しようと、あらゆることを試したが、どれもこれも面白くない。ある日、ズべ公にリンチをされそうになったとき、真次という若者に助けられた。彼は東竜会の組員だったが、絵美は急速に彼に惹かれていった。ある日、真次は会長の命令で、東竜会と対立する本堂組々長を、絵美の母が経営するバーで刺殺した。ところが、ある政治家ボスの指図によって東竜会と本堂は手打ちをしてしまう。その結果、真次は両方の組から追われる身となった。絵美は真次を外国に逃がすべく二人で横浜に隠れた。絵美は危険におびえながらも、かつて感じたことのない充実感に浸るのだった。やがて出港の日、金を取りに家へ帰った絵美は、待ち伏せしていた組員に捕われてしまった。そして救出に駈けつけて来た真次に助けられるが、真次は港で血の海の中に倒れた。絵美は悄然と家に帰るのだった。今までのことがまるでウソの様にふたたび、退屈な毎日が始まるのだった……。

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