セックスドック 淫らな治療

劇場公開日:

解説

集団治療と称してセックスに悩む患者を面白半分に治療するハレンチドクター物語。脚本は「山の手夫人 性愛の日々」の大工原正泰、監督は「若後家海女 うずく」の藤浦敦、撮影は「ニッポン警視庁の恥といわれた二人組 刑事珍道中」の水野尾信正がそれぞれ担当。

1980年製作/68分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1980年12月5日

ストーリー

性の悩みを解消するセックスドクター紫貴夫は、主婦相手のテレビ番組にゲスト出演して顔を売り、彼のクリニックは満員だ。紫は自ら開発した集団治療で、色っぽい看護婦のカオルをパートナーに次々と患者をこなしていく。この日、最初の患者は、ふだんは上品そのものの人妻だが、十字架を見ると突然乱れ、見境いなく抱きつくという病気の持ち主。紫が鉛筆を十字架にすると、「突っ込んで!」と叫ぶ人妻。紫は集団治療とカルテに書きこむ。次の患者は、キスで子供が出来ると信じ、セックスのセの字も知らない純情夫婦。紫の説明に「オシッコの出る棒を血の流れ出る穴へ入れるなんて」と信じない。これも集団治療が必要だ。三番目の患者は、オナニーでしか快感が得られない夫婦。このカップルも集団治療。次は、父がプロ野球見物に行ってる間に母と寝てしまう浪人生。「お母さんがあんなに喜んでいるのになぜいけないんだ」と文句を言う浪人生も集団治療。最後は倦怠期の警官夫婦。二人は制服姿でないと欲情しない。「ハイ、集団治療」と紫。いよいよ集団治療の日。バスを仕立てて患者、先生、看護婦は温泉へ。ニンニクたっぷりの焼肉パーティの後、大浴場で全員裸を見せ合い、心を開き合ったところで酒を飲み、乱行へと移った。それぞれの夫婦入り乱れてのセックスに我も我もと、皆が没入していく。ドクターと看護婦はコントロール・ルームでテレビを見て各人を追っていく。帰りのバスの中は皆満足気な表情。紫だけがションボリしている。インポだと言う。看護婦が「あたしが治療してあげます」とカワユくつぶやいた。

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