修道女ルナの告白

劇場公開日:

解説

復讐に執念を燃やす清楚な修道女を描いたロマン・ポルノ。脚本は「東京エマニエル夫人 個人教授」の芦沢俊郎、監督は「大江戸 (秘)おんな医者あらし」の小沼勝、撮影は「ホステス情報 潮ふき三姉妹」の水野尾信正がそれぞれ担当。

1976年製作/74分/日本
配給:日活
劇場公開日:1976年1月8日

ストーリー

義理の姉の真弓に恋人の圭吾を目の前で寝取られてしまった小谷ルナは、失意に陥り世の中に嫌気をさして、北国のとある修道院に入った。外界との接触を断ち、修道院で敬虔な祈りを捧げる平穏な日々を送るつもりだったルナだが、悪魔の化身のような外国人神父によって強姦されてしまった。以来、ルナは、神への背徳と官能のエロスが交錯する淫蕩な空気が漂う修道院で、日課のように犯され続けた。そんなある日、一人礼拝堂で泣き悲しんでいたルナをシスターの由紀が慰めてくれた。そして、いつしかルナは由紀の魔性のとりこになっていった……。二年ぶりに、突然、僧衣姿のルナが真弓を訪ねて来た。今度、神父と二人でアフリカに伝導に行くことになったために、修道院を売却するので、不動産屋をやっている圭吾に一口のってほしい、というのだ。ルナは、かつての二人の裏切りを忘れたかのように微笑んでいた。圭吾とは既に別れていた真弓だが、金儲けのためとあって、とりあえず仲の良い振りをした。真弓は、その日から土地の資金稼ぎに、自分の秘所に墨を塗り、半紙にスタンプして、男たちに愛の証しとして渡し金をかきあつめた。一方、不動産屋の方がうまくいかない圭吾も、この話に渡りに船とばかり金をかき集めた。彼の調査では地価は20倍以上になるという結論がでたのだ。そんなある日、真弓は金を借りた男たちの一人から呼び出された。だが、そこには男たちが全員揃っており、真弓は次々に犯された。彼らは謎の女の密告で集って来たのだった。その頃、ルナは圭吾と二人きりで会っていた。ルナは黒の僧衣を脱ぎすて、二年ぶりに圭吾に抱かれた。真弓が上京した神父を迎えに行き、マンションに戻って来ると、留守番のルナは、金庫の中の二千万円ともども消えていた。一方、圭吾は何者かの通報で、関税法違反で逮捕されてしまった……。

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