青春トルコ日記 処女すべり

劇場公開日:

解説

裸一貫で勝負する風俗嬢たちのバイタリティあふれる生活を描く。脚本は「極道VSまむし」の山本英明と松本功、監督は脚本も執筆している「ザ・カラテ3 電光石火」の野田幸男、撮影は「華麗なる追跡」の山沢義一がそれぞれ担当。

1975年製作/83分/日本
配給:東映
劇場公開日:1975年4月19日

ストーリー

青森の片田舎から集団就職で東京にやって来たクラ子は、初めは電器工場に勤めたが不良工員に輪姦されたために、キャバレーのホステスになり、やがてソープランド・桃山城で働くようになった。クラ子はたちまち桃山城一番の売れっ子となった。特にプレス工場社長の石川は最上の客で、甘い石川から五百万円借りた。横浜のチンピラ三太は気憶喪失になった娘を助け、彼女を桃山城に紹介した。彼女は仮りの名をモモ子とつけられ、風俗嬢として働く事になった。やがて、偽学生のシローと三太はモモ子と共同生活しながら、大金持の娘かもしれないモモ子の親探しに精をだした。一方、石川の工場が危機に陥り、クラ子に貸した金を返すように頼んだが、クラ子には返す意志がなく、工場は倒産、石川は妻子とともに心中した。ただ一人婦人警官をしている長女・弘美だけが生き残った。弘美は、クラ子へ復讐するために警察をやめ、その頃、川崎・堀之内にソープランド“密林”を開業したクラ子に雇われた。クラ子は“密林”が繁盛すると、すぐに売り払い、千葉の栄町に堂々たる構えのソープランドを開業した。しかし、その頃、弘美の成績はクラ子をしのぐようになっていた。一方、三太とシローはモモ子の過去を探しあてたのだが、彼女は学生たちに輪姦されたというだけで、彼女は川崎のスラム街に七人の弟妹をひきとらねばならなかった。三太はモモ子を輪姦した学生を脅したものの、逆に殺されてしまった。一方、弘美は、クラ子の脱税の証拠を税務署に送りつけた。クラ子は警察に連行され、数日後に釈放された時には、一億四千万円の重追加税を申し渡された。弘美はやくざの竜次とともに、クラ子が貯め込んでいる大金を狙ってクラ子を襲った。クラ子は車で逃げる途中、電柱に激突、車は燃え上った。病院へかつぎ込まれたクラ子は、整形してもう一度出直しだ、とベッドの中でこう思うのだった。

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