凌辱めす市場 監禁

劇場公開日:

解説

身寄りのないOLが、女たちを海外に売りとばす組織に誘拐され、脱出するまでを描く。脚本は「箱の中の女 処女いけにえ」のガイラ、監督は、「オフィス・ラブ 真昼の禁猟区」の上垣保朗、撮影は「美姉妹肉奴隷」の鈴木耕一がそれぞれ担当。

1986年製作/69分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1986年1月18日

ストーリー

内山美樹は飛行機事故で両親を失った天外孤独のOLだ。会社が終るとナイターのテニスを楽しむ彼女は、ある夜、女装した男に薬をかがされ、連れ去られてしまう。気がつくと美樹はコンクリートの床の上にブラジャーとパンティだけで横たわっており、周囲に自分と同じように裸にむかれた4人の女たち、亜紀子、晴代、博美、よし子がいた。さらに、白いガウンをはおる4人の女と、天井からロープで逆さ吊りされた裸の桂子がいた。そこは、どうやら巨大な倉庫のようであり、美樹を拉致した男たちが現れると、テーブルをセットし、晩餐の準備を始めた。やがて、黒塗りの外車が現れ、Uや外国人のJが降りたった。その時、桂子が“許して下さい、何でもします”とうめいた。天井から降ろされた桂子はUの一物を口に含ませられる。そして男たちは、美樹をはじめ、そこにいる女たちを次々と犯しはじめ、処女のよし子は失神してしまう。美樹と亜紀子は必死に抵抗を示し、二人は脱出を誓い合う。Yは、その様子をビデオのモニターで見ながら、慣れた手つきで左腕に注射する。そばには女たちのファイルがあり、みんな天外孤独の身でいずれ海外に売られていくはずだった。翌朝、飲まず食わずで放置された晴代と博美は男たちに屈してしまう。またよし子はショックで発狂していた。一方美樹と亜紀子は脱走を企てるが、亜紀子はYに銃で打たれ、死の直前の彼女をJが犯した。美樹はSの男根を食いちぎり、襲いかかるUに脱糞して抵抗した。その夜、Yは美樹に一緒に逃げようと誘う。薬に蝕ばまれたYは、彼女と逃げることで、立ち直ることに賭けたのだ。銃撃戦の末、二人は夜の街を走り出し、無人の小屋に隠れた。その時、Yに禁断症状が現れるが注射器は逃走のときに失っていた。美樹はYを抱き、何とか救おうとするが、彼は薬の誘惑に勝てず、“埠頭で会おう”と小屋を出ていった。美樹が埠頭に向かうと、そこにはYの死体があった。

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