愛獣 猟る
劇場公開日:1983年10月14日
解説
横須賀の米軍基地にやってきては、黒人兵たちとセックスライフを楽しむ女たちを描く。脚本は「少女暴行事件 赤い靴」の佐伯俊道、監督も同作の上垣保朗、撮影は「猟色」の米田実がそれぞれ担当。
1983年製作/69分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1983年10月14日
ストーリー
間宮ルイは横須賀の米軍ベースの近所にあるスーベニアショップで働いている。週末になると、横須賀に東京から米兵を物色しにギャルたちが押し寄せる。その中に森滝玲子と真弓がいた。彼女たちは男を見つけるとバー・カスタムに入っていく。店はルイの叔母、匡子が切り盛りし、夜はベースの補給係軍曹のアーサーとセックスに耽っている。その夜、ハントに成功した玲子はチャーリーと、真弓はシドニーとそれぞれ激しく絡み合う。赤い舌が乳首、脇腹を舐め、白い体と黒い体が合体すると、女はのけぞり、陶酔の極致に達する。翌日、ルイは昔の恋人、松永に強引に誘われ、乱暴に犯されると、意志に反して、体は激しく昇りつめる。その晩、佐世保からやって来た沙織は、玲子を見つけるとメッタ打ちにする。沙織はチャーリーが佐世保にいたときの愛人だった。ルイにはアーサーという恋人がおり、母親は黒人と浮気をして、それが原因で父親は家を飛び出したと身の上を話す。翌日、ルイは玲子から、真弓とシドニーが東京へ逃げたがっていると相談を受ける。ルイは米兵の脱走には詳しかったが、思案にくれてしまう。その夜、カスタムの前にいるルイとアーサーのところにMPがやって来た。逮捕されたシドニーがルイのことをしゃべったのだ。アーサーはMPにパンチを入れると二人は逃げだした。路地に逃げ込むと、二人は時を惜しむかのように互いの体をまさぐり、彼の巨大なモノが体の奥深くまで突きささり、ルイは喘いだ。本国送還になったアーサーを乗せてミッドウェイが出港する。遠くから見送っていたルイは、玲子に子供が出来たことを打ち明ける。誰の子か分らないがその表情は明るかった。