双旗鎮刀客

劇場公開日:

解説

エキゾチックな風景をバックに、ひとりの少年剣士が父の遺言で許婚妻を捜し、苦労の果てに結ばれるまでを描いた中国製ウェスタン。監督は「女スパイ・川島芳子」の何平、脚本は揚争光と何平、撮影は馬徳林、音楽は陶襲が担当。

1990年製作/中国
原題:双旗鎮刀客
配給:TJC東光徳間
劇場公開日:1992年5月23日

ストーリー

少年剣士ハイコー(高緯)は、父の遺言で自分の許婚者を尋ね、中国西部の村双旗鎮へやって来る。この村は、イータオシェン(孫海英)兄弟が支配しており、村人は恐怖におののいていた。許婚者ハオメイ(趙瑪娜)は、今は足が悪いがその昔は剣客であった父に育てられていた。彼らに歓迎されないまま、ハイコーはそこに住み着いて働くことにする。時が経つにつれ、ハオメイと父はハイコーが並々ならぬ剣の腕を持っていることを知り、やがてハイコーとハオメイの間に愛が芽生える。ある日、ハオメイは店の客に犯されそうになり、駆けつけてきたハイコーは、無意識のうちにその男を斬っていた。男はイータオシェンの弟で、彼が復讐に来るのは必至である。2人はその夜結婚式を挙げ、村を出ようと決心する。ところが、翌朝、旅立とうとする彼らの前に村人たちが立ち塞がった。このままでは皆殺しにされる、戦ってくれ、と。イータオシェンとハイコーの一騎打ちの日。砂ぼこりの中ハイコーの剣がひらめいた。倒れ込むイータオシェン。双旗鎮の村に平和が訪れる。

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