女の平和
劇場公開日:1956年6月8日
解説
「空と海の間に」のクリスチャン・ジャック監督で、ギリシャの詩人アリストファネスの有名な喜劇「女の平和」を扱ったもの。脚色と台詞は「空と海の間に」のジャン・フェリーと「アンリエットの巴里祭」のアンリ・ジャンソン、「花咲ける騎士道」のクリスチャン・マトラがイタリアのラファエル・マシオッキと共に撮影。主演は「歴史は女で作られる」のマルティーヌ・キャロル、「嵐の女」のラフ・ヴァローネ。
1953年製作/フランス
原題または英題:Lysistrata
配給:東和
劇場公開日:1956年6月8日
ストーリー
紀元前四二年頃、アテネではスパルタといつ終るとも知れない長い戦争の結果は、若い男は戦場に出てしまう。かくてはならじと起ち上ったのは、カリアス将軍の妻リシストラータ(マルティーヌ・キャロル)である。彼女は女性を糾合し議会へ停戦の談判に押しかける。驚いた議員達は女軍鎮圧をカリアス将軍(ラフ・ヴァローネ)に命じた。将軍は市場から食料と名のつくものを締め出す。リシストラータは、戦法を百八十度転回し「私達は一斉に夫を近ずけないようにしましょう」--この爆弾宣言は、女性軍全員の賛成を得る。この戦法は効果的で、アテネの男達はスパルタとの戦を放棄して、家庭に戻り、再び愛と平和がよみがえる。
全文を読む( を含む場合あり)
スタッフ・キャスト
- 監督
- クリスチャン=ジャック
- 脚色
- ジャン・フェリー
- アンリ・ジャンソン
- 原作戯曲
- アリストファネス
- 台詞
- ジャン・フェリー
- アンリ・ジャンソン
- 撮影
- ラファエル・マシオッチ
- クリスチャン・マトラ
全てのスタッフ・キャストを見る