麗しのカトリーヌ
劇場公開日:1976年11月20日
解説
金持ちの男たちを利用して金を儲けようという奔放でキュートな女性を描く。製作はレオ・L・フックス、監督は「さらば夏の日」のミシェル・ボワロン、脚本はカトリーヌ・ブレイヤ、撮影は「エマニエル夫人」のリシャール・スズキ、編集はジャック・ウィッタが各々担当。出演はジェーン・バーキン、パトリック・ドベール、ジャン・ピエール・オーモン、ジャン・クロード・ブリアリなど。
1975年製作/フランス
原題または英題:Catherine & Co.
配給:ワーナー・ブラザース
劇場公開日:1976年11月20日
ストーリー
イギリスからパリにやって来たキュートな娘カトリーヌ(ジェーン・バーキン)は、早速、知り合いの雑誌記者を訪ね、その夜、彼の友人で株のブローカーをしているギョーム(ジャン・クロード・ブリアリ)のパーティに出席した。その席で知り合った娘の紹介でアパートを借り、彼女の友人フランソワ(パトリック・ドベール)に夢中になってしまったが、今の自分ではいずれ彼に捨てられると思ったカトリーヌは、もっとソフィストケートにならなくては、と決心。ギョームから株の仕組についての知識を吸収し、彼女自身に投資する株主を捜した。そして月曜から金曜までの男たちが決まった。月曜はピュイサルゲ侯爵、火曜はアパートの隣人トーマス、水曜はギョーム、木曜はイタリア人のモレッティ、金曜は雑誌編集者のグランダン、そして土曜はフランソワだ。ギョームの慎重な投資が実を結んで、カトリーヌ・カンパニーは次第に資産をふやしていった。一方、彼女に夢中になってしまったフランソワは結婚を申し込んだが、断わられ、渋々、婚約者のオスマーヌと結婚する決心をした。そんなフランソワに、カトリーヌは「土曜日はちゃんとあけておくから」と言うのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ミシェル・ボワロン
- 脚本
- カトリーヌ・ブレイヤ
- 製作
- レオ・L・フックス
- 撮影
- リシャール・スズキ
- 美術
- フランソワ・デ・ラモティエ
- 編集
- ジャック・ウィッタ
- 字幕監修
- 高瀬鎮夫