AVクイーン マドンナ殺人事件

劇場公開日:

解説

ミュージック・ビデオ界を舞台とした本格サスペンス・スリラー。製作はB級映画の帝王、ロジャー・コーマン。貧欲にアップ・トゥ・デートな題材で映画作りをする彼は、マドンナや「ボディガード(1992)」のホイットニー・ヒューストンのヒットにつながる企画として、本作をプロデュースした。その企画に合わせて「禁断の惑星エグザビア」の原案を担当したR・J・ロバートソンとジム・ウィノースキーが脚本を執筆した。監督はエリック・クラプトンやグロリア・エステファンのビデオを担当したミュージック・ビデオの演出家オリー・サッソン。撮影はリック・ボタ。編集はリサ・ブロムウェル。美術はコリン・デ・ルーイン。

1991年製作/アメリカ
原題または英題:The Final Embrace
配給:日本ヘラルド
劇場公開日:1993年10月9日

ストーリー

ロサンゼルス市警殺人課のカイル・ラムトン(ロバート・ラスラー)は、ミュージック・ビデオ界のトップ・シンガー、キャンディ・ヴェイル(ナンシー・ヴァレン)と付き合っていた。2人はいつものように情事を重ね別れたが、その直後キャンディは何者かに射殺された。カイルとベテラン刑事のウェンデル・ラーチ(ディック・ヴァン・パテン)は聞き込みを開始するが、ラーチは実は、カイルを疑っていた。カイルはキャンディの自宅に侵入した際、キャンディの妹ローレル(ナンシー・ヴァレン)と出会った。キャンディに瓜二つのローレルにひと目で心を奪われたカイルはの男がローレルを狙って発したのを機に、安全のためにローレルを自宅にかくまった。キャンディのビデオのディレクターをしていたダンジィクは、キャンディの後釜として、ジェリ(リンダ・ドナ)を起用していた。カイルとラーチは、ローレルを打ち損ねた狙撃者ピアースの家を突き止め、侵入した。すると部屋はキャンディの写真で埋め尽くされていた。キャンディ追悼パーティの日、ダンジィクはローレルにデビューを勧めた。不機嫌なジェリを何者かが狙撃した。パーティの席にはピアースも居たが、凶器がダンジィクのコレクションだったためにダンジィクが逮捕された。その晩、ローレルとカイルは結ばれるが、ローレルはベッドを抜け出し、デビューの話を詰めるためにデイヴォンを訪ねた。そこへピアースと思われる男が侵入し、ローレルを殺そうとした。しかし、銃弾は誤ってデイヴォンに当たってしまうのだった。カイルが駆けつけたときはすでにピアースは居なかった。翌日、ローレルを訪ねたカイルはピアースに殴られる。カイルが意識を取り戻したとき、彼はローレルの「ピアースを撃って」と言う言葉を耳にした。カイルはピアースを倒す。事件は解決したかに見えたが、ラーチがピアースの部屋で見つけた1枚の写真を持ってカイルのところへやってきた。その瞬間、今度はラーチが撃たれてしまった。ところがローレルはラーチに構わず、カイルをベッドへ誘うのだった。カイルはローレルを手錠でベッドにつないだ。写真にはキャンディを撃つローレルの姿が写っていた。

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